幸福の科学の“英才教育”を受けていた清水富美加 「あの儀式」は通過した?
『清水富美加 Popping Time』(リバプール)
女優の清水富美加が宗教団体「幸福の科学」に出家し、体調不良による休養後、同教団から与えられた法名「千眼美子」を名乗り、宗教家として活動することを表明。各方面に大きな衝撃が走った。
清水は、『暗黒女子』(4月1日公開)、『東京喰種 トーキョーグール』(今夏公開予定)などが映画の公開が控えていた。しかし、今回の騒動で所属事務所「レプロエンタテインメント」のコントロールがまったく利かなくなってしまったため、予定された製作発表会見やプロモーション活動は一切白紙に。
「『暗黒女子』については公開が決定しているが、主演がPR活動できないのは前代未聞。とはいえ、一躍“時の人”となった清水が出ているだけでPR効果は絶大。それなりに客が入るのでは? 一方、『東京喰種』はまだ協議が重ねられている状態だが、続編の撮影も決まっていたというだけに、公開中止になった場合、かなりの損害が発生。そうすると、レプロに支払い義務が生じるが、全額支払ったら一気に会社が傾いてしまうので、最終的には、うなるほど金がある教団が肩代わりするのでは」(映画業界関係者)
2月12日、各スポーツ紙は清水が芸能界から引退する意向であることを報じたが、同日、教団側は休養後、法名で芸能活動を続ける意向であることを明かし、引退を否定した。
同教団は芸能プロダクションを持ち、これまでに布教を目的にした映画を定期的に製作。清水は今後、教団製作の映画がメインの仕事になると思われるが、両親が信者で幼少期から“英才教育”を受けてきただけに、気になるのは、元信者たちから何度も“告発”されてきた、あの儀式を通過したかどうかだ。
「幸福の科学において、出家は希望すればできるというものではなく、大川隆法総裁に選ばれた信者だけが行える特別なもの。教団側は『全世界の信者1,200万人のうち、出家しているのは約2,000人だけ』と、特別な立場であることを強調している。その大川氏といえば、過去に何度か週刊誌などで、女性信者に対する『性の儀式』を告発されている。教団で表立って出て“広告塔”になる女性信者は、やたら美女が多いと評判。清水も教団の広告塔として活動すると思われるだけに、“儀式”の通過は避けられないのでは?」(宗教関係に詳しいジャーナリスト)
清水のファンたちは今頃、気が気ではないだろう。