『彼女は誰とでもセックスする。』ヒロインがビッチすぎるエロアニメ
男なら、一度はセックスフレンドがほしいと考えたことがあるだろう。一方、女性はセフレがほしいと考えたことはあるのだろうか。 あるアンケートで「彼氏ではなくてセフレがほしい」かどうか回答を集めたところ、20代で20%、30代・40代で17%も「ほしい」と答えたそうだ。単純計算で約5人に1人がセフレ願望を持っていることになる。実際にセフレを作るかどうかは別の話ではあるが、なんとも夢のある話だ。案外、仲良くなりたいあの子にもセフレ願望があるのかもしれない。 さて、今回はセフレをたくさん持っているクソビッチが登場するエロゲー『彼女は誰とでもセックスする。』(ORCSOFT)のエロアニメ版を紹介しよう。リリースはルネピクチャーズからで、全2巻がリリースされている。 ヒロインの恵梨香は、キャラデザからいかにも地味であり、全身から放たれるムチムチ感からは地味子特有のやぼったさを持っている。眼鏡をかけ、集団には混じらず、教室の片隅で勉強をコツコツするような、クラスに1人はいたであろう優等生タイプだ。しかし恵梨香の正体は、クソビッチの変態痴女なのだ。 この作品の特徴は、とにかく狂ったようにヤッてヤッてやりまくるところだ。冒頭開始0秒で立ちバック。そこから怒涛のごとくエロシーンの数珠つなぎだ。先生、マンションの大家、工事現場の兄ちゃんたち、漫喫にいたキモオタ…と、股の気前が良すぎる。 時には1本、時には複数、とにかく肉棒なら何でもありだ。とにかく「エッチがだぁ~い好き!」で、「美味しい!」とむしゃぶりつく。色情症やニンフォマニア一歩手前である。もはや病気だ。 作品としてはNTRに属する。その手のジャンルのお約束のごとく、主人公・和弘は恵梨香と関係が持ていない。和弘は恵梨香が他の男とイチャコラしている間、至近距離で撮影し、我慢ができなくなったらオナニーするしかない。しかし身体に触れたり、しゃぶってもらうことは許される。この辺りの設定は一般的なNTRとは少し異なるかもしれない。 また、ヒロインは1人で間違いないのだが、恵梨香がひとたび学校の外に出ると、エリカというクソビッチギャルに変身する。淫乱痴女なところは変わりはないが、露出の多い服と、化粧が濃くなることでソバカスと眼鏡がなくなるので印象が異なる。そういった意味では2人のヒロインを楽しめる。 2巻を通して主人公とヒロインの関係はあくまで「犯られているのを撮影する人」と「ひたすら犯られる人」だ。2人が関係を持つことは決してなく、主人公がヒロインに対して一方的な恋愛感情を持っているだけである。しかし、2巻目のサブタイトルが「櫻井恵梨香は恋をしない」で、やや意味深だ。それは本当なのか。最終的に2人の関係はどうなるのか。確認してもらいたい。 作画の乱れは一切なく、動きも非常にヌルヌルしている。声優の演技も淫靡で完璧だ。1本20分弱という短さが気になるところだが、そのぶんエロの濃密度は200%である。普通のNTRに飽きた方は変化球にもってこいと言えよう。 (文=穴リスト猫)