オランウータンが「出会い系アプリ」で恋人探し→数分後にタブレットを破壊!
オランウータンが、出会い系アプリ「ティンダー」に登録したという 。オランダにある動物保護団体は、ぴったりの繁殖相手を探す研究において、この方法を取ることにしたそうだ。
ティンダーは、Facebookの位置情報を使った出会い系サービスで、自分の半径数キロ以内で同サービスに登録している異性の写真が表示される。その写真を左右にスワイプするか、ボタンを押すことで好みかどうか分類し、お互いの好みがマッチすると、チャットすることができるようになるというもの。
オランウータンの場合、 これまでは交配相手を遠くから連れてきても、実際に会ってみないとお互い気に入るかわからず、気が合わないまま連れて帰るケースもあったため、この出会い系アプリで事前に好みが合えば、繁殖もうまくいく可能性が期待されている。
研究では、オラウータンにタブレット端末を渡して写真を閲覧してもらい、好みの繁殖相手を選んでもらうはずだったが、人間が使用するタブレットでは強度が足らず、あっという間に壊され、当面延長となってしまったようだ。
オランウータンは最も人間に近い霊長類のひとつで、チンパンジー、ゴリラと並び、知的な動物として知られている。
オランウータンにタブレットを与えるプロジェクトは世界中で行われており、彼らは、アプリで絵を描いたり、動画を見たりしているという。
また、オランウータンは、鏡に映った自分やほかの個体を認識できるため、今回の研究も、あながちトンデモというわけ ではなさそうだ。
個体数の減少が危惧されて久しいオランウータンだが、ティンダーが救世主となるかも!?