時計台のジャンヌ 〜Jeanne a la tour d’horloge〜
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●作品タイトル●
時計台のジャンヌ 〜Jeanne a la tour d’horloge〜
●作品概要●
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物語は第二次世界大戦末期、フランス北西部沿岸域から始まる。自由フランス軍所属の青年兵士ロランと親友オリヴィエは、祖国解放のためノルマンディー上陸作戦に参加。だが払暁の敵拠点急襲降下任務の最中、彼らを乗せた輸送機は激しい対空砲火に晒され、予定降下地点から遠く離れた都市フェカン郊外の森林への、強行降下を余儀なくされる。所属部隊とはぐれ夜の森の中を彷徨っていた彼らは、深い霧の中から忽然と現れた騎馬の軍団──漆黒のドレスを翻す女騎士エドワルダに率いられた、幽鬼の如き様相の中世の騎士たち──により襲撃を受ける。ロランは咄嗟に親友を庇い、深手を負って意識を失うが──彼が再び意識を取り戻したのは、静かな森の中の泉の畔。倒れ伏した彼を介抱していたのは、ひとりの可憐な乙女であった。深手を負ったはずのロランの傷は、まるで何事も無かったように癒えていた。あの騎馬の襲撃は夢の中の出来事だったのか──と彼は思ったが、そうではなかった。彼が目覚めたのは、果てしない霧に包まれた別世界──この地で繰り返される戦乱、そして流された夥しい流血の血だまりの中にたゆたう、異形世界だった。そして彼を救った乙女こそ、長い戦火の歴史に囚われた『時の虜囚』、運命の少女ジャンヌであった。青年が乙女と出逢った時、時計台は永き沈黙を破り、再び時を刻みだす。時の移ろいと共に転移を繰り返す不可思議なその時計台は、乙女ジャンヌと青年兵士ロランを、無数の罪苦が横たわる異形世界の旅へと誘うのであった──
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