大学授業料高騰で“留学生”という名の出稼ぎ移民が増加?「私立大よ、拝金主義を改めよ!」
<p> こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。</p>
<p> 昨年12月19日、日本政府は2018年度から、大学や短大などへの進学者を対象に給付型の奨学金制度を導入することを発表しました。現在、日本の大学生のおよそ半数が奨学金を借りているといわれており、社会に進出する前から借金を抱えるという困難な状況に置かれています。</p>
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「チャイナめった斬り」の記事一覧
<p> こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。</p>
<p> 昨年12月19日、日本政府は2018年度から、大学や短大などへの進学者を対象に給付型の奨学金制度を導入することを発表しました。現在、日本の大学生のおよそ半数が奨学金を借りているといわれており、社会に進出する前から借金を抱えるという困難な状況に置かれています。</p>
<p> こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。</p>
<p> 昨年12月29~31日、毎年恒例の「コミックマーケット」が開催されましたが、僕も初めて参加しました。出品したのは「じゃぽにずむ」という和風のイラスト集です。もともと「ジャポニズム」とは19世紀にヨーロッパで興隆した日本文化の流行のことで、ゴッホやモネなど印象派の画家が浮世絵に影響を受けた絵画を発表しました。僕は中国人ならではの感覚で日本文化を描き、かわいらしさを感じさせるために題名をひらがな表記にしました。「じゃぽにずむ」は開場から3時間ほどで60冊以上が売れ、自分が描いた和風の作品が日本の方々に受け入れられたことを大きな誇りに感じました。<br />
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『君の名は。』公式サイトよりこんにちは、中国人漫画家の孫向文です。
8月26日に公開された新海誠監督の最新作『君の名は。』は、12月5日までに興行収入200億円を超える超大ヒット作になっています。僕も公開直後に鑑賞したのですが、1月にIMAX上映が決定したということで、再鑑賞を考えています。
■大人気ゆえ、パクられる新海作品
そんな『君の名は。』は12月から中国国内でも公開され、公開10日間で興収5億元(約83億円)を超える大ヒットを記録しました。新海監督作品は以前から人気を博しており、2009年に製作された『心霊之窓』という中国アニメは、新海監督の『秒速5センチメートル』の絵コンテや背景イラストを模倣したことで問題となりましたが、「パクられる」という事実は、ある意味、中国で大人気だという証拠です。
日本で公開してまもなく、中国のネット上には違法な海賊版がアップロードされました。最近、中国では「百度雲」というオンラインの大容量クラウドストレージサービスが誕生し、日本国内で入手した映像データを転売するツールとなっています。想定内の事態ではありますが、劇場版を見た観客からは「『君の名は。』の初体験が、画質の悪い海賊版だったことが惜しい!」という皮肉な声が上がっています。
■中国では、「純日本産」が尊ばれる
今回の成功を受け、日本では中国色を強めた映画を製作し、中国市場に売り込もうという声があるようですが、僕は異議を唱えます。尖閣諸島をめぐる反日デモの報道などから、中国人には愛国者が多いというイメージが世界中に広まりましたが、実際は単なる鬱憤ばらしや、政府に扇動されてデモに参加する例が大半で、本当の意味で自国に誇りを持つ中国人は多くありません。そのため、中国色が強い作品は、それほど好まれないのです。逆に爆買いの例を見ればわかるように、多くの中国人は「純日本産」を好む傾向があります。つまり、『君の名は。』のように日本の風景や習慣を前面に押し出した作品を売り出せば、再び大ヒットする可能性があります。
中国人が純日本産を尊ぶ具体的な事例を挙げると、現在、中国では『君の名は。』はすべて字幕版で公開されているのですが、ネット上には「もし吹き替え版が公開されても、見に行かない」という意見が多く上がっています。その背景を探ると、10年ほど前には、ある日本製アニメが吹き替え版で公開されたのですが、「中国のヘタクソな声優が作品を冒涜した!」「私の大好きな○○は、こんな声じゃない!」などと酷評が殺到しました。さらに『君の名は。』で主人公を演じた神木隆之介など、中国でも人気を博している日本のタレントは数多く、さらに最近の日本の声優はアイドル的な面があるため、声を吹き替えてしまうとアニメ作品の商品価値が低下する可能性があります。そうした理由から、中国では、日本製アニメは字幕版で公開することが一般的になっています。
もし今後、中国市場で商業展開を計画している日本人クリエイターの方がおられましたら、中国人クリエイターであり、日本のサブカルチャーに精通している僕の意見を参考にしていただけたら幸いです。また、日本国内の中国人がデータを中国に転送しないように、日本側から百度雲への接続を遮断することを推奨します。
●そん・こうぶん
中華人民共和国浙江省杭州市出身の31歳。中国の表現規制に反発するために執筆活動を続けるプロ漫画家。著書に、『中国のヤバい正体』『中国のもっとヤバい正体』(大洋図書)、『中国人による反中共論』(青林堂)、『中国が絶対に日本に勝てない理由』(扶桑社)がある。
https://twitter.com/sun_koubun>
<p> こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。<br />
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11月25日、キューバの前国家評議会議長フィデル・カストロ氏が死去したニュースは、世界中に衝撃を与えました。</p>
<p> カストロ氏の死去を受け、世界中の指導者からメッセージが寄せられました。アメリカのオバマ大統領は「カストロ氏に追</p>
<p> こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。</p>
<p> 11月8日に行われたアメリカ大統領選挙において、共和党候補のドナルド・トランプ氏が当選しました。今回の大統領選では、アメリカをはじめ、世界各国のメディアは民主党候補のヒラリー・クリントン氏の当選を予想していたため、この結果は大反響を呼びました。<br />
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<p> こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。</p>
<p> 10月27日、中国・江蘇省蘇州市内のホテルで、29歳の女性が売春を行った容疑で現行犯逮捕されました。警察の捜査によると、逮捕された女性は、とある企業で経理を担当している会社員で、平均月給は5,000元(約7万8,000円)弱に上っていました。中国国内の大卒初任給は2,500元(約3万9,000円)程度で、しかも女性は共働きの既婚者ということもあり、やや富裕な層に属していたようです。そのような女性が売春に手を出した理由は、国内で高騰する住宅ローンでした。</p>
<p> こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。</p>
<p> 9月30日、大阪の「市場ずし難波店」において、外国人客に提供した寿司に大量のわさびが使用されていたという苦情がSNS上にアップされました。同店には、以前より、来店した外国人たちから類似の苦情が寄せられていたようで、店側による「ヘイト行為」ではないかという疑惑が湧き上がっています。</p>
<p> こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。</p>
<p> 9月4日から5日にかけて中国・杭州市で開催された「G20」(20カ国・地域サミット)を受け、中国国内の機関メディアは「21世紀は中国が世界の中心となる」「中国の経済政策が世界経済の低迷を救う」などと、こぞって会議の成功をアピールする美辞麗句を並べ立てました。その一方、海外メディアからは今回のG20を酷評する声が相次ぎました。この件に限らず、中国メディアは子どもじみた偏向報道をたびたび行っています。</p>
「「官民そろって幼稚すぎ!」スポーツ選手を悪イジリし、iPhone 7を使用禁止にする、中国の“トンデモ”反日行動」の続きを読む
<p> こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。</p>
<p> 9月4日から5日にかけて、中国・杭州市でG20(金融世界経済に関する首脳会合)が開催されました。今回の会議では習近平国家主席が議長役を担当し、海外のテレビ局は「世界が共に発展する新たな可能性を示している」と評価しましたが、実際には習主席は大きな失態を演じました。</p>
<p> こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。</p>
<p> 9月4日、僕の生まれ故郷である中国浙江省・杭州市でG20(20カ国・地域首脳会議)が開催されます。G20は世界各国の首脳陣が集結する重要な会議で、本来開催されることは当該都市にとって名誉ですが、杭州市に住む僕の友人たち、そして普段は政府を支持する僕の両親すら、反対意見を唱えています。<br />
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