ひろしはなぜ、主人公としてめんどくさいのか?『ど根性ガエル』第3話
<p> 多くのテレビドラマにおいて、というかすべてのジャンルのフィクションにおいて、主人公とは視聴者と視線を同一にする。あるいは、少なくとも視聴者から共感を呼ぶような形で描かれる。例外はあるが、それが基本的なルールだ。しかし『ど根性ガエル』の主人公・ひろし(松山ケンイチ)は、そうではない。視聴者が時にイライラしてしまうほどだらしなく、頼りなく、期待通りに成長してくれない。<br />
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<p> 多くのテレビドラマにおいて、というかすべてのジャンルのフィクションにおいて、主人公とは視聴者と視線を同一にする。あるいは、少なくとも視聴者から共感を呼ぶような形で描かれる。例外はあるが、それが基本的なルールだ。しかし『ど根性ガエル』の主人公・ひろし(松山ケンイチ)は、そうではない。視聴者が時にイライラしてしまうほどだらしなく、頼りなく、期待通りに成長してくれない。<br />
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<p> ドラマ『ど根性ガエル』の第2話は、主人公・ひろし(松山ケンイチ)の朝食の場面から始まる。前回威勢のいいことを言っていたにもかかわらず、相変わらずの無気力ぶりを発揮し、ダラダラと無駄飯を食べようとするひろしに、母ちゃん(薬師丸ひろ子)は説教。朝食を食べさせてもらえないことに怒ったひろしは、家を出てしまう。</p>
<p> ひろし、30歳である。さすがに母親が朝食を食べさせてくれないからといって、家出するような年齢じゃないだろう。もうちょっとしっかりしたらどうなんだ。視聴者のそんな声を代弁するように、道ですれ違ったヒロイン・京子ちゃん(前田敦子)はひろしを叱る。<br />
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<p> 言うまでもないことだが、テレビドラマには2種類ある。すでに小説やマンガなどで原作が存在しているものと、そうではないオリジナル作品だ。昨今のテレビドラマでは前者が優勢であり、2015年7月クール作品でも『花咲舞が黙ってない』『デスノート』『婚活刑事』(日本テレビ系)や『エイジハラスメント』(テレビ朝日系)などなど、原作のドラマ化作品は数多い。</p>
<p> そして、日本テレビの土曜夜9時枠でスタートした『ど根性ガエル』もその一つだ。オリジナル作品ではなく、原作をドラマ化するメリットはいくつか存在する。すでに作品としての面白さがある程度保証されていることや、それゆえに企画が通りやすいということ、あるいは放送前からの話題性というメリットも大きいだろう。だがその分、デメリットもあり、特に原作のファンが多い場合は、そのドラマの内容次第では多くの否定的意見が寄せられることになる。<br />
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小出由華オフィシャルブログより『ウゴウゴルーガ』(フジテレビ系)のルーガちゃん役で知られる女優の小出由華の結婚が話題となっている。相手はブラッド・ピット似のイケメンデンマーク人であるという。小出は、2012年よりデンマークに留学していた。
『ウゴウゴルーガ』は90年代初頭に人気を博した子ども向け番組。ウゴウゴくんとルーガちゃんの子役以外は、オールCGのスタジオセットとキャラクターで構成され、シュールくん、トマトちゃん、ミカンせいじん、プリプリはかせなど多くの名物キャラクターを生み出した。
<p>「イエーーイ!」<br />
「キャハハハ!」</p>
<p> 終電が過ぎた深夜の街には、ハイテンションな酔っ払いたちがうごめいている。そんな人たちに「タクシー代をお支払いするんで、家について行ってイイですか?」と声をかけるのが、その名の通り『家、ついて行ってイイですか?』(テレビ東京系)だ。同局の『YOUは何しに日本へ?』の成功以降、急増した番組タイトルまんまの素人密着番組のひとつだが、その中にあっても、ひときわ完成度が高く、毎回興味深いのがこの番組だ。ちなみに演出を務めるのは、『空から日本を見てみよう』や『ジョージ・ポットマンの平成史』『吉木りさに怒られたい』など、次々に異色の番組を手がけている高橋弘樹である。</p>
<p>「恐怖のズンドコ……」<br />
「ちがーう!」</p>
<p> 30代半ば以上の人たちにとって、懐かしさで震えるであろう光景が映し出された。90年代、フジテレビ系の『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』で一世を風靡した人気コントキャラクター「マモー・ミモー」が、四半世紀の時を超え、“復活”したのだ。</p>
<p> それも局の垣根も越え、NHKの『LIFE!~人生に捧げるコント~』で、だ。同じ内村光良がメインを務める番組とはいえ、それは「奇跡」と呼ぶにふさわしい瞬間だった。</p>
<p>「すんごいブスがいっぱい乗ってるでしょ、女性車両って?」<br />
「(後輩におごった金額)計算したら、ホントに億超えてますよ」<br />
「皮肉なことに、声を失うことで、彼(つんく)の言葉の重みっていうのは増すと思うのね」</p>
<p>「今回は北川町じゃなくて、鎌倉ですけど」</p>
<p> メフィラス星人、メトロン星人、ケムール人という3体の怪獣たちが、鎌倉の街をブラブラしている。しかし、このロケでメインとなるはずの重要文化財「鶴岡八幡宮」には入れない。</p>
<p> 撮影交渉をしたスタッフによると、撮影NGの理由は「神社という神聖な場所に怪獣はそぐわない」というもの。</p>
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「僕は、理想の俳優がウォーズマンなんですよ」</p>
<p> 主演する『Dr.倫太郎』の番宣を兼ねて出演した『おしゃれイズム』(ともに日本テレビ系)の中で、堺雅人は突拍子もないことを言いだした。「魚津万蔵(うおずまんぞう)」に改名したいとまで言うのだ。ウォーズマンは漫画『キン肉マン』に登場する、全身真っ黒なロボット超人。それを理想の俳優として挙げるのだから、変わった男である。</p>
<p>「有名になりたいから、NHKを利用するってことかな?」</p>
<p> はに丸が、埴輪をモチーフにした高槻市のゆるキャラ「はにたん」に対して容赦なく突っ込んだ。</p>
<p> これは『はに丸ジャーナル』(NHK総合)での一幕。25年ぶりに蘇った「はに丸」が、“ジャーナリスト”を務める番組だ。「はに丸」とはもちろん、NHK教育テレビ(現・Eテレ)で放送していた人気子ども番組『おーい!はに丸』のキャラクター。馬の埴輪をモチーフにした従者「ひんべえ」がパートナーである。</p>
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