「映画」の記事一覧(9 / 42ページ)

イケメン化した“こども店長”加藤清史郎、中学3年で「小6」役は大丈夫か

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「加藤清史郎スタッフオフィシャルブログ」より

 トヨタ自動車が2009年から10年まで展開していたCMシリーズの初代こども店長役でブレイクした俳優の加藤清史郎が、出演した映画『クハナ!』の舞台挨拶に登場し、イケメンになった現在の姿を披露した。

「2001年生まれの加藤くんは、今年15歳。あどけなさは残りますが、あのCMの印象しかない人は驚いたでしょうね。CM出演時は、8~9歳なので当然といえば当然ですが……」(芸能関係者)

『クハナ!』において、加藤は小学6年生の役を演じている。中学3年生の加藤にとっては“最後の小学生役”となる覚悟で臨んだという。中3と小6では大きなギャップがあるのは確かだろう。だが、こうした無理のあるキャスティングは過去にも見られた。

「2000年公開の映画『バトル・ロワイヤル』における山本太郎ですね。本作は中学生が殺し合うという、前代未聞の作品ですが、そこで、撮影時25歳だった山本太郎が中学生役を演じたのです。ほかには18歳の藤原竜也、塚本高史、高岡蒼佑(現・奏輔)も出演していますが、山本の年齢が際立っていますね。さらに、この作品は内容の過激さから、“R15+指定”となり、中学生が出てくる映画を中学生が鑑賞できないハプニングも引き起こしました」(前出・同)

 その後、山本は2011年に起こった東日本大震災と、それに伴う原発事故を受けて、反原発運動を展開するため事務所を電撃退社。その後は、あれよあれよという間に参議院議員となってしまった。その原点には、無理めの役柄も難なくこなした山本太郎のストイックさがあることには違いない。

 加藤くんも、今後は子役を脱し、俳優としてこれまでのイメージを覆すような過激な役柄に挑むこともありそうだ。
(文=平田宏利)

“カメラは人間の魂を吸い取る”は迷信じゃない!? 黒沢清監督の恋愛幻想譚『ダゲレオタイプの女』

<p> 日本以上に海外で評価されている黒沢清監督の作品の中でも、終末世界を描いた『回路』(00)はひときわ人気が高いホラー作品だ。ある解体業者がたまたま赤いテープで目張りした“開かずの間”をつくったところ、その空間があの世とこの世とを結ぶ回路となって、幽霊たちが人間社会に溢れ出してくるという不気味な物語だった。オールフランスロケで撮られた新作『ダゲレオタイプの女』もまた、あるシンプルな回路が恐怖の扉を開くことになる。ダゲレオタイプという忘れ去られた初期形態のカメラによって、この世とあの世との像が結ばれ、カメラの前に立った被写体の魂は削り取られ、銀板に焼き付いた虚像に永遠の命が宿ることになる。“カメラは人の魂を吸い取る”という古い都市伝説を、黒沢監督は哀しい恋愛ミステリーへと仕立てている。</p>

豊満Eカップ乳の浅川梨奈が「オラ、揉めよ!」 話題の映画で過激ヤンキー娘役に抜擢

※イメージ画像:「S G浅川梨奈(あさかわなな)Twitter(@SG_NANA_avex)」より  「1000年に一度の童顔巨乳」と称されるSUPER☆GiRLSの浅川梨奈(あさかわ・なな/17)が、映画『14(じゅうし)の夜』(12月24日公開)で本格的な銀幕デビューを果た…

幸福そうな一家を崩壊に追い込む八坂の正体は? 家族への幻想を砕く浅野忠信主演作『淵に立つ』

<p> カンヌ映画祭「ある視点」部門 審査員賞を受賞した浅野忠信主演作『淵に立つ』を観て、古いSF映画を思い出した。子どもの頃にテレビ放映され、とても印象に残っていた作品だ。そのSF映画のタイトルは『禁断の惑星』(56)といい、今なおカルト的な人気が高い。『禁断の惑星』には人気キャラクターであるロボットのロビーの他に、“イドの怪物”という姿の見えないモンスターも登場する。太陽系外の惑星アルテアにやってきた宇宙船アンドロメダ号は、このイドの怪物によって次々と犠牲者を出すことになる。スクリーン上で不気味な存在感を放つ浅野忠信を見て、子どもの頃に脳裏に刻まれたイドの怪物の恐怖が甦った。<br />
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すでに黒歴史確定!? 『ジョジョ』映画化にTBS社長が「社運は懸けない」宣言の裏事情

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『ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない 総集編 Vol.1』(集英社)

 人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』が、山崎賢人主演で映画化される。監督は三池崇史氏で、『ジョジョ』の第4部「ダイヤモンドは砕けない」を第一章と題して実写化する。公開は来年夏の予定。

 構想に5年以上の歳月をかけたというが、熱狂的なファンが多いだけに、ネット上では期待と不安が激しく交錯している。東宝と共同で製作を担当するTBSの武田信二社長は、先月末に行った会見で「事業なり番組なりで、『社運を懸ける』と言うとロクなことがないという経験則がありまして、決して社運を懸けるということは口にしないと決めております」とコメント。

 大きな期待の裏返しとも取れるが、人気漫画の映画化は、いわば諸刃の剣。同じく三池崇史監督で、人気コミック原作の映画『テラフォーマーズ』は大惨敗しているだけに、武田社長が強気になれないのも仕方がない。

 さらに、TBSが“社運を懸けた”ときは、ハズレが大きいのも特徴だ。TBSが今年“社運を懸けた”のは、5~6月に前後編が公開された佐藤浩市主演の映画『64‐ロクヨン‐』だ。同局は映画の公開に先立ち、4月に「月曜名作劇場特別企画 横山秀夫サスペンス」と題し、『陰の季節』『刑事の勲章』と2本の特別ドラマを放送するなど、並々ならぬ力を入れていた。

「TBSが『64』にかなりの額を投資していて、上層部が『絶対にヒットさせろ!』とゲキを飛ばしていた。結果、映画の公開時期にTBSの情報番組やバラエティへほかの映画の宣伝素材を持って行っても『今はそういうのやってないから』と、門前払いを食らう宣伝マンが続出。業界では『こういう時だけ手のひら返しかよ!』とブーイングが上がり、TBS不信に陥る人もいた」(映画関係者)

 ネット上の前評判を見る限り、『ジョジョ』は『テラフォーマーズ』を超える“黒歴史”になりそうな予感。今回は恥をかかないためにも、TBSはおとなしくしていたほうがよさそうだ。

福山雅治『SCOOP!』エンドロールに、あの“スキャンダル女子アナ”の名が!

<p> 10月1日、映画『SCOOP!』が公開され、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた初日舞台挨拶に、主演の福山雅治、ヒロインの二階堂ふみらが登壇。福山は「こんなにカッコいい映画を観に来たあなたのその気持ちが最高。自信を持ってお届けできる映画です」と胸を張った。</p>

<p> 本作は写真週刊誌の舞台裏を描くエンタテインメント作品で、福山が中年パパラッチを、二階堂がコンビを組む新人記者を演じている。映画を観た週刊誌記者が語る。<br />
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咲き乱れる若手女優たちのおっぱいとキスの嵐!“毛皮族”江本純子の異色青春記『過激派オペラ』

<p> 乱交パーティーに集まった男女の痴態と本音を描いた三浦大輔監督の『愛の渦』(14)は映画館に異様な興奮をもたらしたが、『過激派オペラ』も演劇界の鬼才がタブーに縛られることなく、人間が抱える自己顕示欲と性欲とを赤裸々に描いたエロくて熱い作品だ。『愛の渦』が人気演劇ユニット「ポツドール」の代表的舞台の映画化だったのに対し、『過激派オペラ』を監督したのは劇団「毛皮族」を主宰する江本純子。彼女の半自伝的な青春小説『股間』(リトルモア)を原作とし、女性だけの劇団の愛欲にまみれたドラマがスクリーンに映し出される。</p>

<p> 本作の主人公は演出家兼舞台女優の重信ナオコ(早織)。女性だけの新しい劇団「毛布教」を立ち上げ、その旗揚げ公演『過激派オペラ』を上演するにあたって、新メンバーを募集する。ところが、ナオコはとんでもない女たらしで、ちょっとかわいい娘を見つけるとすぐ手を出してしまう。演技指導という名のもとに、劇団の女の子たちに執拗にキスをしまくり、胸をもみまくるパワハラ野郎だ。そんな劇団へ飛んで火にいる夏の虫とばかりにオーディションを受けに現われたのが、主演女優志願の岡高 春(中村有沙)だった。ひと目で岡高のことを気に入ったナオコは即採用。速攻で脚本を書き上げるや、「今日うちに来ない?」とレズっけのない岡高を口説きにかかる。</p>

高畑裕太出演『L-エル-』が代役発表、一方で向井理・尾野真千子『何日君再来(仮)』は「出口見えず!?」

<p> 強姦致傷容疑で逮捕され不起訴処分となった高畑裕太が6番手で出演予定だった映画『L-エル-』(11月25日公開)に、代役としてモデルで俳優の成田凌が起用されたことがわかった。</p>

<p> 同作は、ロックバンド「ジャンヌダルク」のボーカル・yasuのソロプロジェクト「Acid Black Cherry」のコンセプトアルバムの映画化。成田が代役を務めるのは、広瀬アリス演じる主人公の波乱の人生に影響を与える実直なパン職人役。製作側は「予期せぬトラブルもあり、再撮影の上、公開する運びとなりました」として</p>

福山雅治、完成披露試写会での下ネタ押しで女性ファン離れが急加速!

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 4月期に主演した『ラヴソング』がフジテレビ月9史上ワースト視聴率を記録した福山雅治。10月公開の主演映画『SCOOP!』で汚名返上といきたいところだが、女性ファン離れがさらに加速しそうな気配だ。

 9月18日に行われた同映画の完成披露試写会に、福山をはじめ、出演者の二階堂ふみ、吉田羊、滝藤賢一、リリー・フランキーが登壇。本作は、元スターカメラマンで、現在は借金まみれの中年パパラッチ(福山)が、写真週刊誌「SCOOP!」の新人記者(二階堂)と組む中でスクープをつかみ、次第に大きな事件を追っていくことになるという物語だ。

 そこで、映画のタイトルにかけて、それぞれの“SCOOP!”ネタを披露することになり、福山はそれにこう答えた。

「セリフがほぼ下ネタなんです。そういうセリフがいっぱいあるもんだから、台本に書かれてもいないのに下ネタを言いたくなるんです。吉田さんとの居酒屋のシーンでは、シモイアドリブを入れたり……。何テイクか撮ったんですが、楽しくなっちゃって最後には体をこすりつけて撮らせていただきました」

 この福山の「下ネタ押し」には、幻滅した女性たちが多かったようで、ネット上で福山はフルボッコ状態。「“下ネタ言ってるオレ、かっこいいだろ”っていう齢ではなくなったことに気づくべき」「シモイとかこすりつけるとか変質者みたいな下ネタしか話すことがない人って可哀想」「47にもなって気持ち悪いおじさん」「ただのセクハラオヤジです、昔は笑えたのに……」「ただただキモイ」といった辛らつなコメントが連打されている。

「福山はキャスターを務めたリオ五輪でも、開会式で男子マラソンカンボジア代表の猫ひろしが映ったときに、『銀座を歩いている時に、ばったり猫さんと会ったことがある』と場にそぐわない薄っぺらいコメントし、引き出しの少なさを日本中に露呈していました。もともと知性派ではないだけに、下ネタを封印されたらトークができないのでしょう」(芸能記者)

 9月28日にはマツコ・デラックスの『夜の巷を徘徊する』(テレビ朝日系)特番に福山がゲスト出演し、映画をPRすることが決まっているが、そこでもまた下ネタが飛び出すようだと、いよいよ女性たちの足が映画館から遠のきそうだ。

北朝鮮版“ゴジラ”は歪んだ映画愛が生み出した!『将軍様、あなたのために映画を撮ります』

<p> 庵野秀明総監督のこだわりが細部にまで宿った『シン・ゴジラ』にはリピーターが続出しているが、北朝鮮版ゴジラと呼ばれる金正日プロデュース映画『プルガサリ 伝説の怪獣』(85)はご覧になっただろうか。こちらは世界屈指の映画オタクとして知られた金正日の狂おしいまでの映画愛、ゴジラをはじめとする日本の特撮映画への偏愛ぶりがひしひしと伝わってくる怪作。北朝鮮映画への物珍しさもあって、1998年に日本でも単館系で劇場公開されている。ドキュメンタリー映画『将軍様、あなたのために映画を撮ります』(原題『The Lovers and the Despot』)は韓国の人気監督シン・サンオクとそのパートナーだった女優チェ・ウニが北朝鮮に拉致され、金正日のために『プルガサリ』を含む17本もの映画を製作することになる奇々怪々な事件を掘り起こしていく。<br />
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