「橋本玉泉」の記事一覧(3 / 7ページ)

中年男から大金を騙し取った少女の正体は…

※イメージ画像:Thinkstockより  大正14年(1925)5月31日のこと、浅草に住む男(41)が「所持金を盗まれた」と警察に駆け込んできた。  聞けば、肌身離さずに持ち歩いていた、現金730円を持ち逃げされたのだという。当時、サラリーマンの初任給が40円前後、東京でも…

修学旅行先で学生が集団で遊郭遊び

※イメージ画像:Thinkstockより  世間ではそろそろ、中学や高校では春の修学旅行のシーズンである。旅行先でつい羽目をはずしてしまい、楽しいはずの旅行に水を差すような出来事も少なくないことだろう。時には、傷害事件とか集団万引きとか、笑えない事件になってしまうこともある。 …

「ステッキガール」に「カクテル女」昭和の素人売春婦たち

※イメージ画像:Thinkstockより  大正から昭和初期の新聞を見ると、「~ガール」とか「~女」といった表現を見かけることがある。「モダンガール」などの一般的なものを除くと、デートでお小遣いをねだったり売春目的で男性に声をかけたりする素人女性のことである。  まず、大正末期…

【事件簿】大阪でストリートガールを捕まえたら何と12歳の少女

※イメージ画像:Thinkstockより  戦前の日本では、私娼すなわち無届で営業活動をするセクシャルワーカーの女性が非常に多かった。とくに大正時代になるとその数が急増。もちろん違法行為であるため、警察もその取り締まりを盛んに行った。  吉田秀弘氏の『日本売春史・考』によれば、…

色仕掛けでカネを騙し取ったセレブ風女詐欺師

※イメージ画像:Thinkstockより  昭和9年(1934)5月上旬、東京・六本木の交差点を通行する黒紋付の女性を、警視庁六本木署の刑事が職務質問した。外見はいかにも貴婦人風であったが、刑事の目にはどこか怪しく映ったという。  そして、彼女の所持品を調べてみると、手提げバッ…

【事件簿】金と女にまみれたニセ霊能者が起こした事件

※イメージ画像:Thinkstockより  昭和5年(1929)5月25日、警視庁青山署は多数の婦人たちから現金を騙し取った容疑で、僧侶・林清界こと林清次(32)を検挙した。その手口は、霊能者を装って女性を信用させ、肉体関係を結んだ後に現金を騙し取るというものだった。  神戸市…

【事件簿】現職警官による、わいせつ事件・レイプ犯罪

※イメージ画像:Thinkstockより  大正6年(1917)6月6日、新聞各紙が警視庁刑事課の現役巡査による犯行を報じた。  その38歳の巡査は、留置場内に拘留中の6人の女性に対して、「凶器の所持を調べる」と称して全裸になるように指示。そのなかの、もっとも美人と思われる21…

【事件簿】吉原『若狭楼」8人斬り事件

※イメージ画像:Thinkstockより  戦前の遊郭では、さまざまな事件が起きている。その多くはちょっとした暴力沙汰やいざこざだが、なかには死者を出すような殺傷事件も何件かある。  明治23年(1890)のこと、東京に住む山下清吉(25)という男は下谷龍泉町にある東京電燈の支…

7歳少女と8歳少年が覚悟の駆け落ち

※イメージ画像:Thinkstockより  明治・大正期の新聞記事には、男女の心中や駆け落ちの話題が頻繁に登場する。  その男女のパターンは実にさまざまで、不倫カップルをはじめとして、親に結婚や交際を反対された若いアベック、良家の令嬢とその家の使用人といったいわゆる「身分違い同…

美形の人妻が財界の名士など多数と愛人関係になり逮捕

※イメージ画像:Thinkstockより  大正14年(1925)春頃のこと、東京・築地のとある“待合”にひとりの「貴婦人風の中年の女」が頻繁に出入りしているということがその界隈で話題になっていた。  待合とは、現在でいうレンタルルームやラブホテルのようなものである。したがって…

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