「珍級グルメハンター」の記事一覧(3 / 5ページ)

スゴいのはでっかいトリよりも、連続21年間お客さんを思い続ける店『巨大鶏定食』

<p> どうよこの丼のバランス、ちょっとおかしくね?</p>

<p> 丼の上に乗っかってるのは、鶏の半身のから揚げだ。下にあるごはんというか、丼からは完全にハミ出している。</p>

漁港と朝市とたい焼きの密接な関係、たい焼きメインでイカ刺しをつまむ?『変わりだねたい焼き』

<p> 函館の名物グルメといえば、前号でお知らせした『活イカ』や、最近、ゆるキャラ共々人気上昇中の『ごっこ汁』なんてのがあるが、朝市に行ったらぜひ食べていただきたいのがこれ、たい焼きだ!</p>

<p> もちろん、このコーナーで紹介する以上、普通のたい焼きのはずがなく、アンコの代わりに入っているのは、なんと、「イカ入り焼きそば」や「目玉焼きベーコン」など。朝市で買い物してちょっと小腹が減った午前10時、お昼の海鮮丼や塩ラーメンまでのつなぎにピッタリのおやつなのだ。</p>

丼の上から逃げ出す!? 本当に生きてる『活いか踊り丼』

<p> 北海道新幹線開業直前の2月末、はるばる雪の函館までやって来た。それは、「この一杯の丼を喰うためじゃ!」と言っても過言ではない。それなのに、ああ、それなのに……。</p>

<p> 函館名物といえば、観光客のほぼ100%が立ち寄るJR函館駅のすぐ横にある朝市も、そのひとつ。そこで食べられる魚介類は、内地ではなかなか口にすることのできない新鮮さである。その朝市の中でも、ある衝撃的なシーンで有名なのが、この『活いか踊り丼』なのだ。<br />
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イモねーちゃん、イモにーちゃん集まれ! ポテトに埋もれたコペルニクス的な1杯

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パッと見、丼の底まで永遠に続きそうなジャガバタ感だが、その下には……

 北関東のイモ好きが泣いて喜びそうな珍級グルメを発見した!!

 どうよ、この丼いっぱいに広がるポテトの海。薄切り男爵イモのフライで、下に何が隠れているかわからない。バターが切ない程にいい風合いと風味を醸し出しているではないか。
 
 このポテトフライの下には何があるのか? このまま丼の底までポテトが沈んでいるのかそれとも……。

 ポテトをひとつ、ふたつ、食べ進めると、その下から現れたのは……手もみ風のちぢれた塩ラーメンなのでした。

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見るからに餃子inギョーザ? ウルトラそのまんまな『でっかい親子餃子』

<p> JR東京駅・八重洲口の地下街「グランルーフ」と「グランルーフ フロント」で、ウルトラなイベントが開催されているのを知っているか!? その名も『ウルトラメニュー大集合!!』だ。</p>

<p>『JR 東日本 帰って来たぞ! 我らのウルトラマンスタンプラリー』イベントのひとつで、ウルトラマンにちなみ、ウルトラのっぽのハンバーガーや、ウルトラでっかいアナゴ天ぷら、ウルトラ辛い山わさび丼など、全20種類のウルトラメニューは、まさにこの珍級グルメのためにあるんじゃないかってくらい、珍なイベントなのだ。その中でも今回はもっともインパクトある、つまり“ウルトラ珍”なグルメを紹介しよう。</p>

豚が行列を作るラーメン屋 店名も肉の名前だって!?

<p>彦摩呂「厚切りチャーシューのドミノ倒しか~い!!」<br />
石ちゃん「吉田クーン! この店、肉も行列作ってるよ(笑)」<br />
故・阿藤快「!!…なんだかなぁ~」</p>

<p> グルメリポーターならこう叫びそうなこの食べ物、間違いなくラーメンなんです。</p>

<p> 普通のラーメンなら2枚乗ってるチャーシューが、これには、2の4の6の8の10……って、なんと13枚!! と言うか、ここまで分厚いともはや「枚」というよりは「塊」と数えた方がいいんじゃないかと思うようなロース肉一本分が、そっくりそのまま乗っかった、チャーシューメンの域を超えた「豚一本麺」なのだ。</p>

おいしいと言わないのは器が小さいんじゃない、具がデカイんだ!『秋のメガ盛り丼祭』

<p> どんなにうっかりしていても、やっぱりやって来るのが食欲の“秋”。今年は松茸が豊作らしいけど、そんなことは関係ない。目の前に盛られた山盛りの食材を、腹一杯かき込めばそれで満足だ!</p>

<p> というわけで、今回は丼祭と題して珠玉のメガ盛り5連杯をお送りする。</p>

うなぎなのか、たいなのか!? 愛と情熱さえ感じる県民魂「うなぎたい焼き」

<p> そもそも、「うなぎ」なのか「たい」なのか? 「うなぎたい焼き」と聞いて、すぐに正確なフォルムと調理法を想像できる人はいるだろうか? たい焼き生地の中にかば焼が入ってるのを思い浮かべた人、残念でした。正解は、もちろん上の画像だ↑</p>

<p> たい焼きの型に入れるのは水で溶いた小麦粉じゃなくてご飯。その中に入れるのは、あんこじゃなくて鰻のかば焼なのだ。しかも、ご飯にはかば焼のタレをしみ込ませていて、さらに香ばしく焼き上げているもんだから、それだけでもめっちゃうまい! 山椒の粉をパラパラと振りかけ、ひとくちかじりつくと、甘くて辛くてしょっぱいタレご飯の風味が口いっぱいに広がり、そのあとにかば焼の香ばしさが追いかけてくる……。</p>

天から降って来たのか、はたまた古代からの贈り物か……豪快だけど痛快に食べられない『かき揚げタワー丼』

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いったいどうやって揚げたのか、不思議な巨大な物体が目の前に。

 パッと見、これ何に見える? ベニヤ板じゃないよ!!

 引きの画像を見ても一瞬「?」と思うかもしれないけど、これ、かき揚げなんです! しかも、製法特許を所得した、すんごい「海鮮かき揚げ丼」なのだ! 

 三つ葉散らばる丼の上にそそり立つ円柱状のかき揚げは、まるで、パルテノン神殿を支える柱のようでもあり、ご飯にめり込むその重量感は、同じ方角を向いて鎮座するイースター島のモアイ像のようでもある。果たしてどんな食感と味なのか……。

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魂ゆさぶる絶妙のカリカリ加減と甘酸っぱさ 一球入魂みたいな『巨大肉団子』

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 この写真、なんだかわかる?

 エアーズロックでなければ、猛暑で汗まみれの部長のズラでもない。引きの写真を見ると、そう、肉団子だ。でも、その縮尺具合が、なんかちょっとヘンじゃない? チャーハンが半チャーハンなんだろって?

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メニューにはミニチャーハンもあるが、これは普通盛り。

 答えはその逆! この肉団子、静岡県清水市にある中華料理屋「らいみん」の名物メニューで、1個約150gあるジャンボ肉団子なのだ!

 普通の肉団子は1個40~50gくらいなので、これは3~4倍の大きさがある。でも、メニューには“ジャンボ”とか、“巨大”とか、“名物”なんて文字1個も書かれてないので、知らない人がフツーに頼んじゃったら、えらいことになる。

 ちなみに、一人前は6個入りだけど、注文は2個から可能と優しい。

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ちょうどカウンターにあった野球の公式ボールと比較しても、ちょっと小さいだけって感じだ。

 そして、肝心のお味はというと、メガとか巨大グルメにありがちな、

「フツーの大きさならオイシイのにねー」

 っていう残念なヤツではなく、これがホントに超うまい! 表面の揚げ具合といい、甘酢餡の絶妙加減といい、さすが「名物」だけのことはある。常連になると、肉団子1人前(6個)に、ご飯というお客さんもいるらしい。

 しかし、残念なこともわかった。

 実は、肉団子担当の女将の腰の具合が悪く、この肉団子が食べられるのも、今夏いっぱいだという。偶然とはいえ、いい時に食べられてしあわせでした。「らいみん」のジャンボ肉団子が食べたければ、夏休みの間だけだぞー!

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店の前には駐車場もあり。パンダの看板が目印っちゃあ、目印。ちなみに、暖簾が裏返しだった。

らいみん 押切店「肉団子」1個170円(注文は2個から)

インパクト ☆☆☆
味     ☆☆☆!!
店     ☆☆

(写真・文=よしよし)

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