「社会」の記事一覧(35 / 65ページ)
2016年9月10日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 最新芸能ニュース, 東アジアニュース, 河鐘基, 社会, 韓国]
<p> 昨年末、韓国第2の都市・釜山(プサン)で、臓器密売を行っていたグループおよびその構成員25名が、警察に摘発されるという事件が起きた。密売組織は主に、借金苦など切迫した状況に置かれている人々を公衆トイレの貼り紙などで募り、臓器を買い上げようとしていた。</p>
<p> まるで映画のような話だが、これは韓国社会で実際に起きた事件である。しかも、事件の全容解明が進むにつれ、さらなる事実が明らかになってきた。密売組織が標的としていたのは、自ら臓器を売りに来た人々だけではなかったのだ。韓国警察の調べによると、密売組織は10代の少年3人を拉致し、その臓器を摘出・売買しようとしていたという。しかも、その3人は、いずれも身寄りがない少年だった。<br />
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「韓国・貧困社会のリアル 少年はなぜ、臓器密売の標的になったのか――」の続きを読む
2016年9月9日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, ヘル朝鮮, 最新芸能ニュース, 東アジアニュース, 河鐘基, 社会, 韓国]
イメージ画像(Thinkstockより)
民進党・蓮舫議員の国籍問題に揺れる日本世論。国政を舞台に、日本社会が抱える、いわゆる“移民問題”に火がついた形だが、韓国では違った形の移民議論が白熱し始めている。
「韓国が嫌で海外に渡る“移民”を計画する20~30代の青年たちが増えている。ウリナラ(韓国)を地獄にたとえた“ヘル朝鮮”と称し、(中略)青年たちが“脱出”を夢見て実行しようとしている」
まるで嫌韓記事のような文章だが、決してそうではない。韓国メディア「世界日報」が報じた内容を、そのまま翻訳したものだ。最近、韓国では若者の国外脱出が社会問題として取り上げられるケースが目立つが、同メディアは、その問題に真正面から切り込んだ形だ。
記事では、国外脱出を計画する若者たちの生の声を紹介。例えば、昨年8月に大学を卒業後、すぐにベトナムへ渡ったパク氏(27歳)のケース。パク氏は、グローバル企業の経営者になることを夢見る青年で、現地の貿易会社に就職した。パク氏は言う。
「韓国では、多くの若者が就職活動に必死になっている。しかし、大企業に就職した先輩たちを見ると、40歳になる前に“名誉退職”やクビになることにおびえている。(中略)将来の展望が不透明な韓国より、もっと大きな世界に挑戦するほうがよっぽどいい」
一時期、日本でも注目を浴び、その後、あまり実情が報じられなくなった韓国の大企業だが、若者たちの間では“お先真っ暗”というのが共通認識のようだ。
ソウルの大企業に就職したキム氏(30歳)も、国外脱出を計画中。大企業に勤めるだけあって、その計画は用意周到だ。キム氏は今年、知人4人とともに「移民契(契とは協同体の意)」を組織。韓国を離れ、北欧への移住を考えているという。
キム氏は現在、週末になると自動車整備の専門学校に通っている。一般移民よりも、技術移民のほうが永住権を獲得するのに有利だからだ。
韓国の就職関連のポータルサイトが1,655人の成人男女を対象に行った移住に対する意識調査によると、1301名(78.6%)が「できるなら移住したい」と答えたという。年齢別に見ると、30代(82.1%)、20代(80%)、40代(72.4%)、50代以上(59%)の順となる。もはや、20~30代に至っては「移住したくてたまらない」という実情が透けて見えてくるような回答率である。
世界的に高まる移民排斥の雰囲気の中で、異邦を目指す韓国の若者たち。彼らは、どのように人生を切り開いていくのだろうか?
(文=河鐘基)
「20~30代の「国外脱出願望」は80%超! 韓国の若者たちが海外を目指すワケ」の続きを読む
2016年9月8日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 事件, 最新芸能ニュース, 東アジアニュース, 社会, 韓国]
イメージ画像(Thinkstockより)
韓国・釜山(プサン)に住む30代夫婦が行方不明になり、“神隠し”に遭ったのではないかと騒がれている。
この事件が世に知られるきっかけとなったのは、「どうか私の親友を探してください」というネット上の書き込みだ。去る5月29日、投稿者は親友のチェさん(35)に電話をかけたところ、代わりに夫のチョン(35)が出た。その連絡以降、夫婦はそろって姿を消したという。
夫婦の身を案じた投稿者や親族たちは、4日後の6月2日、警察に捜索届を提出する。1カ月以上、多数の警察官が動員されるも、いまだに手がかりはなく、行方不明からおよそ3カ月が過ぎた。
本当に神隠しに遭ったのかどうかはわからないが、そう騒がれるには理由がある。5月27日の夕方、妻は買い出しから水営(スヨン)区にある自宅マンションに帰ってきた。日付が変わった深夜3時半ごろには、夫も帰宅。2人が家の中に入る姿は、それぞれ防犯カメラの映像にしっかりと記録されていた。問題はそれから。2人はその後、一度も家から出ていないのだ。
マンション内に設置されたどの防犯カメラにも、2人の姿は映っていない。にもかかわらず、家の中がもぬけの殻だったのは言うまでもなく、警察はマンションを隅々まで捜索、屋上にある貯水タンクの中まで調べたが、2人の痕跡はなかった。
不可解な点はそれだけではない。2人のスマホのGPSを追跡した結果も、だ。夫のGPS信号は、6月2日に釜山・機張郡(キジャングン)で途切れていた。自宅から約22キロ離れた場所である。一方、妻のGPS信号が最後に確認されたのは、同じく6月2日、釜山から約400キロも離れたソウル・江東区だったのだ。
夫婦が所有する車は、マンションの駐車場にそのまま残っている。家から消えたとされるモノは、2人の身分証とパスポート、ノートパソコンのみ。警察は出国記録やクレジットカード、消えたノートパソコンの使用履歴をチェックしているそうだが、いまだになんの手がかりも見つからない状況だ。
夫婦はレストランを経営していたため、経済的には余裕があり、夫婦仲も良好だった。また、トラブルを抱えている様子もなかったという。そのため、捜索は難航。事件発覚のきっかけとなった書き込みの投稿者は、わらにもすがる思いでネットを頼ったのだろう。
まさに“神隠し”としか言いようがない失踪事件。夫婦の身に、いったい何が起こったのだろうか――。
「【韓国未解決事件】まるで神隠し? 30代夫婦が謎の失踪「自宅から一歩も外に出ていないのに……」」の続きを読む
2016年9月8日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, チャイナボカン, 中国, 最新芸能ニュース, 東アジアニュース, 社会]
<p> 先月発売された韓国サムスン社製「Galaxy Note7」の爆発事故が頻発し、話題となっている。しかし、それ以上に深刻な爆発事故を起こしているのが、中国製スマホ充電器である。<br />
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香港系ニュースサイト「東網」(9月2日付)によると、中国黒竜江省ハルビン市でスマホの充電器が爆発し、12歳の男児が指を吹き飛ばされるという事件が発生した。</p>
<p> 1日、男児はスマホを充電しながらゲームで遊んでいたところ、充電器が突然爆発、右手の小指を除く4本の指を吹き飛ばされたと伝えている。男児はすぐに病院へ搬送され、3時間に及ぶ緊急手術を受けた。<br />
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2016年9月7日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 中国, 最新芸能ニュース, 東アジアニュース, 社会]
<p> 秋の気配が近づき、中国農村部では収穫の季節を迎えようとしている。四川省成都市郊外にある農家では早くも稲刈りが始まっており、同市の客室乗務員養成学校に通う十数人の女子学生たちがそこを訪れた。</p>
<p> スッチーと農村といえば、昨年5月に「中国スッチーの卵たちが制服姿で“セクシー”田植え」というニュースをお伝えしたが、どうやらこれは毎年行われているようで、しかも秋になると、ちゃんと収穫までお手伝いしているようだ。</p>
「泥まみれのナマ足に大興奮! 中国・スッチーの卵たちが毎年恒例の稲刈り」の続きを読む
2016年9月6日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 中国, 最新芸能ニュース, 東アジアニュース, 社会]
<p> 中国の夏の風物詩といえば、涼を求める大勢の人民たちで芋洗い状態になるプールと、おばちゃんたちが頭からすっぽりかぶって日焼けを予防する“フェイスキニ”である。</p>
<p> 中国東部沿岸の都市・青島(チンタオ)では、夏になると色とりどりのフェイスキニをかぶったおばちゃんたちがビーチに出現し、その不気味さと滑稽さが世界中で話題になっていることは、昨年のニュース「中国“覆面マスク”おばちゃん、今年もビーチに参上!</a>」でもお伝えした。<br />
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「中国“覆面マスク”おばちゃんに新展開 今年は全身コーディネイトで「絶滅危惧動物保護」を訴える!?」の続きを読む
2016年9月5日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 最新芸能ニュース, 東アジアニュース, 社会, 薬物, 韓国, 麻薬]
イメージ画像(Thinkstockより)
8月29日、韓国法務部は、大量の麻薬を国内に流通させていたとみられる女(41)が、6月にアメリカ・ロサンゼルスで現地警察に逮捕され、強制送還手続きが進行中であることを明らかにした。
女は過去数年にわたる韓国内の麻薬流通の胴元で、関係者からは“麻薬女王”と呼ばれている。自らを“アイリス”と名乗り、インターネットやチャットアプリなどを利用して、違法薬物を蔓延させていたとみられている。2015年以降、警察に逮捕された薬物依存者の多くが、「アイリスから買った」と供述していたことから、マークされていた。
それだけ注目を集めていた女が捜査の目をかいくぐっていたのは、その周到な計画性にある。女は、アメリカや中国など多くの中継点を経由させ、自身が直接動くことはなく、インターネット上での接触も海外サーバーを利用するなど、徹底して痕跡を隠していたため、追跡が困難だった。
また、韓国内での供給方法も、無人の公民館などに配送して、依頼者がそこまで取りにいくという方式を取っていたため、捜査を難航させた。結局、女は追跡から1年以上も逃げ延びることができたのだ。ちなみに、女が使うハンドルネーム“アイリス”といえば、09年に韓国内で大ヒットを記録したスパイドラマと同じ。神出鬼没な女は、さながらスパイのようだった。
一方、今回の逮捕に韓国ネット民からは「韓国女は世界中で体を売るだけではなく、今は違法薬物まで流通させて国をおとしめるんだな」「違法薬物根絶のために、アメリカで銃殺刑にしてくれよ」などと、怒りの声が多く上がっている。
麻薬女王の逮捕で、がぜん注目される韓国の薬物事情だが、実情はとても深刻だ。8月22日に発表された「2015麻薬類犯罪白書」によると、韓国では昨年度取り締まられた薬物絡みの犯罪が、過去最高を記録した09年度の1万1,875人を超える1万1,916人となった。16年に入ってもその勢いは衰えず、1~6月の間だけで、昨年度より30%以上急増しており、このペースなら年内に1万5,000人を超える見込みだ。
韓国検察は「違法薬物増加の原因は、インターネットの普及により、売人と簡単に接触できるようになった上、金のやりとりも直接行わなくてよくなったから」だと分析している。事態を憂慮した韓国政府は、今年4月からインターネット上での違法薬物取り締まりを強化しているが、根絶はやはり難しいようだ。
麻薬女王の逮捕は、韓国内の薬物汚染を多少は改善することができるのだろうか?
「“麻薬女王”逮捕で「薬物汚染国家」回避なるか? 韓国・最新薬物事情」の続きを読む
2016年9月4日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 中国, 最新芸能ニュース, 東アジアニュース, 社会, 美しすぎる●●]
<p> 9月に入り、中国の学校では新年度を迎えた。この時期の中国の学校における風物詩といえば、なんといっても軍事訓練。国防教育の一環として行われるもので、「国防教育法」で定められている。小中高、大学と、新入生たちは新学期の最初に軍事訓練を受けなければいけないのだ。たとえば大学では、学校によって期間は異なるが、新入生たちは9月の最初の半月ほどは、授業を受けずに軍事訓練のみを行う。<br />
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「迷彩服とのギャップがたまらん!? 中国・軍事訓練に励む女子大生たちが美人すぎ!」の続きを読む
2016年9月4日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 最新芸能ニュース, 東アジアニュース, 社会, 韓国]
イメージ画像(Thinkstockより)
インターネット上に蔓延するとりとめもないホラ話は、時として真実のように受け入れられ、現実社会にまで影響を与える場合がある。韓国でも最近、そうした話が急速に拡散して、警察が動く騒動が相次いだ。
7月頃からSNSを中心に広がり、慶尚南道梁山(キョンサンナムド・ヤンサン)市に住む父兄たちに恐怖を与えているのが、同エリアで実際に起きたとされる「小学生誘拐事件」にまつわるウワサだ。
このウワサには「小学生にチョコパイを与えて……」「塾の先生を装って近づいて……」「嫌がる子どもを、無理やり車に連れ込んで……」など諸説あるのだが、特徴的なのは、どれもやけに具体的だということだ。こうした現実味のある内容から、ウワサは急速に広がった。
父兄の要請を受けた警察が捜査を開始すると、ウワサの真相はすぐに明らかとなった。実際は、ある小学生が大人にバイクに乗せてもらっただけの話で、それに尾ひれがついて拡散されたようだ。当然、この期間に誘拐された小学生もいなかった。
一方、全羅北道群山(チョルラプクト・クンサン )地方では、「群山怪談」なるものが広まった。
発端となったのは、大邱(テグ)地区。こちらでは、60代男性と40~50代とみられる女性の不倫動画が急速に拡散されていた。2分ほどの動画は、確認されているだけで6種類あり、男女の営みも赤裸々に映し出されている。
しかし、これだけでは終わらなかった。なんとネット上では、当該女性の家族が不倫動画の衝撃に耐えきれず一家心中したというウワサが流れ、「群山怪談」として、さらに急速に広まっていった。
しかし、動画の撮影場所も拡散した地域も大邱だったにもかかわらず、なぜ「群山怪談」となったのか? その理由は、6月22日に群山のある貯水池で女子高生の自殺事件が起きていて、ネット民が勝手に問題の動画と結び付けたのだ。
相次ぐ市民たちからの要請を受けて捜査を開始した警察は、自殺した女子高生と問題の動画に関連性はないと断定。続けて、動画を流布させた人物の特定に乗り出すことも明らかにしている。しかし、こうした事実をが明らかとなったにもかかわらず、「群山怪談」は今も悲しい物語としてネット上をさまよっている。
インターネット上のウワサ話は、急速に拡散しては立ち消えるが、それに踊らされないリテラシーを持ちたいものだ。
「「小学生誘拐事件」「不倫動画のショックで一家心中」……韓国を戦慄させた都市伝説」の続きを読む
2016年9月4日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 中国, 最新芸能ニュース, 東アジアニュース, 社会]
<p> 年間5,000件超もの誘拐事件が多発している中国で、なんともマヌケな“誘拐犯”が現れ、話題となっている。</p>
<p>「重慶晩報」によると、8月21日、重慶市に住む中年女性・丁さんのもとに、2枚の写真が送られてきた。1枚は、床に仰向けとなったひとりの男性。右手の人差し指は切断されており、周囲には滴った鮮血と中華包丁も確認できる。そして、もう1枚の写真には、両腕と首を縛り付けられ、上半身裸で踏みつけられる男性の姿が……。この男性はなんと、22歳になる丁さんの息子なのだった。</p>
<p> 丁さんはこの写真を受け取る直前、「身代金3万5,000元(およそ54万円)を支払わなければ、誘拐した息子の指を1本ずつ切り落とす」という脅迫電話を受けていた。</p>
「「どう見ても不自然!」中国・マヌケすぎる“誘拐犯”の正体とは――」の続きを読む