長渕剛 OFFICIAL WEB SITEより
人気トーク番組『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で23日、「長渕剛芸人」が放送され、話題になっている。後藤輝基(フットボールアワー)が司会を務め、博多華丸、遠藤章造(ココリコ)、ワッキー(ペナルティ)などが長渕の魅力を語らい、モノマネや“長渕ファンあるある”などで盛り上がった。
長渕のファンであることを公言する著名人は多く、元プロ野球選手・清原和博、俳優・哀川翔などが有名だ。芸人ではダウンタウン・松本人志、くりぃむしちゅー・上田晋也などが熱心な長渕好きとして知られる。また、俳優の藤原竜也や市原隼人、女優の北乃きい、桜庭ななみ、AKB48・柏木由紀など若いファンも多い。長渕がデビューした1977年にはまだ生まれていなかった世代だが、彼らはなぜ長渕に惹かれるのか。芸能関係者はこう話す。
「彼らの共通点として、プロ意識と向上心の高さが挙げられるでしょう。長渕はもともと細身でしたが、1980年代中頃にライブツアーを過労でキャンセルせざるを得なかった苦い経験から、今ではアスリートのように体を鍛え上げ、食べた物とトレーニング内容を欠かさず日誌につけているようです。柏木はプロ意識の高いアイドルとして知られていますし、藤原も蜷川幸雄に『真面目な努力家』と評されている。市原も役作りのために1日に飴1つだけで過ごすほど、自分に厳しい。長渕のストイックさに憧れ、励まされている面があるのでは」
長渕について、藤原は「危険なぐらいかっこいい」、北乃は「あんな生き方してーぜ!」と述べたことがあり、やはり人間としての憧れが根底にあることがうかがえる。ストレートな熱さに惹かれるという“ヤンキー気質”も、共通点のひとつかもしれない。
「北乃は今年4月、朝日新聞で大々的に長渕の広告が打たれた際に『日本に生まれた』のワンフレーズを好きな歌詞として紹介し、『生きる強さのようなものをもらいました』とコメントしていますが、以前は『もっと明るい日本を築いていけるように、一つ一つ心に残る作品を残していきたい』とも述べており、“自分の仕事で国をよくしたい”という愛国心や活動スタイルに、長渕の影響が感じられます。ライブでも若い人の姿が多く見られますが、若者の右傾化、ヤンキー化が進んでいるという社会背景がファン層拡大の後押しになっているかもしれませんね」(同)
2015年の夏には、「長渕剛 10万人オールナイト・ライヴ2015 in 富士山麓」を開催する長渕。ネットでは「10万人も集まんのかよ」というツッコミもあるが、老若男女が楽しむ姿が見られるかもしれない。
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