「015アイドル」の記事一覧(4 / 12ページ)

『紅白』AKB48“姉妹グループ”落選祭りで、塗り替えられる「勢力地図」

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 24日、『第67回 NHK紅白歌合戦』の出場歌手が発表された。和田アキ子やEXILE、BABYMETALなどの落選が話題を集めているが、ここはAKBグループの勢力地図が塗り替えられつつあることに注目したい。今回、紅白に選ばれたのは、本家のAKB48、坂道シリーズの乃木坂46と欅坂46だけ。SKE48、NMB48、HKT48、NGT48といった姉妹グループは、軒並み落選の憂き目に遭った。

「今回AKBは、姉妹グループを含む“紅白総選挙”で選ばれたメンバーで出演します。それはそれで話題なのですが、結局、姉妹グループはAKBを補完する“その他大勢”の扱いでしかない。もはや乃木坂はおろか、今年デビューした欅坂よりも序列的には下なのでしょう。プロデューサーの秋元康氏の関心も、AKBより乃木坂や欅坂に移っているといわれていますからね。しかし、AKBのメンバーも、紅白出演まで選挙のネタにされて気の毒です。清純派の乃木坂や欅坂に比べて、AKBはいかにも下品で、正統派アイドルらしくないとよく言われますが、こんなに頻繁に選抜のストレスやプレッシャーにさらされていると、メンバーも選ばれるためにはなり振り構っていられず、そりゃあ下品にもなりますよね」(アイドルライター)

 AKB勢の失速が目立つ中、9日に発売された乃木坂の最新シングル「サヨナラの意味」は、発売初日で累計出荷枚数が101万3,000枚を記録し、グループ初のミリオンを達成。ミリオン作品に認定されたのは、AKB以外では9年ぶりというから、名実ともにデビュー時の触れ込みだった“AKB48の公式ライバル”となってきたわけだが、そんな乃木坂にも死角がないわけではない。

「乃木坂がミリオンを達成したといっても、AKBの最新シングル『ハイテンション』はミリオンというだけでなく、初日の累計出荷が乃木坂の上を行く130万枚を記録。この差は、両者における一般の認知度の差でもあります。乃木坂の人気は、まだまだアイドルファンだけにとどまっていますからね。今回、メンバーの橋本奈々未のグループ卒業と芸能界引退が美談としてさまざまなニュースで取り上げられたことで、アイドルファン以外にも認知度が高まり始めたぐらい。しかし、橋本の離脱によって、同学年の白石麻衣の卒業も視野に入ってきています。グループきっての美形で知られ、一般の認知度が最も高い白石が卒業となると、2期生メンバーがなかなかブレークせず、世代交代がうまくいっていない現状では厳しいものがあります。下手をすると、今が人気のピークということにもなりかねない」(同)

 一方、デビュー8カ月にもかかわらず紅白に出場する欅坂は、AKBグループの中でいま最も勢いがあるといっても言いすぎではない。

「歌番組で見せたセンターの平手友梨奈のパフォーマンスとデビュー曲『サイレントマジョリティー』の楽曲の良さで一躍注目を浴びただけに、乃木坂と違ってアイドルファン以外の認知度も高い。デビュー間もない上、ナチス風衣装での炎上も問題にせず、NHKが異例の抜擢をしたのも、そうした事情があったからでしょう。なんといっても、欅坂は秋元氏の一番のお気に入りですからね」(同)

 AKBの牙城を崩すのは果たしてどのグループなのか、けだし見ものである。

「落ちこぼれでは終わりたくない」“捨てられた”アイドルグループ「アップアップガールズ(仮)」、武道館に立つ!

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「! ! ! ! ! ! ! ! /君という仮説」(T-Palette Records)

 8日、アイドルグループ「アップアップガールズ(仮)」が日本武道館で単独公演を敢行。多くのファンが押し寄せ、界隈ではここ数日話題を独占している。

 同グループは、モーニング娘。など有名アイドルを多数輩出した「ハロー! プロジェクト」の研修生、元ハロプロエッグからなる7人。2010年に研修期間が修了とされたことで、事実上“ハロプロから捨てられた”彼女たちだが、すぐに「アップフロントガールズ(仮)」として活動を開始。当初は、ハロプロ所属グループのコピーを披露するライブなどを行っていた。

 その後グループ名を「アップアップガールズ(仮)」に変更し、12年に代表曲「アッパーカット!」を発表。以降は大手アイドルフェスをはじめ、国内の音楽フェスに出演するなどアイドルファン以外にも知名度を広めている。

「今回、インディーズアイドルとしては初の武道館単独公演を成功させましたが、実際は空席祭り。ネットでは、否定的に捉えるファンも多いですが、そこを彼女たちは『あと6,000人も入る!』って言ってのける。その前向きさが魅力の一つですよね」(ファン男性)

 さまざまな趣向を凝らした同公演で、一番話題になったのが羽根の生えたド派手な衣装。これは06年に歌手の小林幸子が『NHK紅白歌合戦』で使用したものを、ネット番組の企画でメンバーが小林に直談判して借りてきたという。放送では、「落ちこぼれでは終わりたくない」というメンバー・森咲樹の思いに、胸打たれた小林が快諾する様子が放送されている。

 ほか、同公演には彼女たちと同じく、ハロプロエッグに所属していたメンバーや、モーニング娘。、矢口真里などハロプロに縁のあるタレントが勢揃いした模様。その様子にファンは「アプガ、愛されてる証拠です。本当に凄いメンバーです」「エッグ同窓会を武道館でやりましょうよ~♪」と感傷に浸っているようだ。

 ファンが感傷的になるのは、彼女たちの歩みにある。モーニング娘。の9期オーディションに、現在のモーニング娘。’16リーダーの譜久村聖と森は一緒に臨み2人とも落選したものの、その後譜久村のみ合格している。2人のアイドル人生の明暗が分かれた瞬間だと言っていいだろう。一度終わった“アイドル”人生を立て直し、15年に行われた日比谷野外音楽堂でのアップアップガールズ(仮)の単独公演で販売されたパンフレットで、森は譜久村と対談している。また13年にハロプロのコンサートにゲスト出演した際に、アップアップガールズは「ハロプロを辞めさせられた」と自ら告白。奇しくも、開催地は“ハロプロの聖地”中野サンプラザだった。

地道に活動を続け、このたびの武道館への道を開いた“捨てられたアイドル”アップアップガールズ(仮)。次は、どんなドラマを見せてくれるのだろう?

欅坂46“ナチス衣装”問題で、軍事専門家が秋元康氏を糾弾「勉強不足」

<p> アイドルグループ、欅坂46の舞台衣装が「ナチスを想起させる」とアメリカのユダヤ系団体などから抗議を受け、所属レコード会社のソニーミュージックとプロデューサーの秋元康氏が謝罪コメントを発表する事態となったが、軍事ジャーナリストの青山智樹氏は、運営側の勉強不足を厳しく指摘する。</p>

<p>「日本の芸能人が“ナチスを想起させる”と抗議されたのは今回が初めてではなく、古くは坂本龍一、沢田研二も誤解を受けたことがあります。ナチスに詳しくなくても、芸能界で仕事をするなら、その歴史くらいは知っておくべきでは」</p>

<p> ナチスはホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)を起こしたことで絶対悪とされており、ドイツでは法律で、ナチスを想起させる旗やバッジ、マークを使用することを禁じているほど。今回の件には、ドイツでも「プロデューサーの秋元氏は海外にも姉妹グループを作ったりしているのに、国際感覚が欠如している」などと批判が巻き起こっている。</p>

矢口真里「ミニモニ。」衣装で再結成熱望も、たび重なる“呪い”は解けず!?

<p> タレントの矢口真里が、インターネット放送「AbemaTV」のイベントに「ミニモニ。」時代の衣装で登場し、話題となっている。ウエスト回りはきつかったようだが、ほぼ15年前と変わらぬ姿を披露した。</p>

<p> ミニモニ。は、モーニング娘。らが所属したハロー!プロジェクト内で、2000年に結成された企画ユニット。第1期メンバーは、矢口真里、加護亜依、辻希美、ミカの4人。身長150センチ以下のメンバーが集められ「ミニモニ。ジャンケンぴょん!」「ミニモニ。テレフォン! リンリンリン」など、多くのヒット曲を生み出した。</p>

<p> 当時、多くの企画ユニットが誕生する中で、ミニモニ。はセールス、人気ともにトップクラスを誇っていた、しかし、その一方で、メンバーが次々と不幸に見舞われる、“呪われたグループ”としても知られている。</p>

欅坂46「ナチス衣装」問題、秋元康氏の“責任逃れ”コメントに内部スタッフからも批判噴出!

<p> アイドルグループ「欅坂46」の衣装がナチスの軍服に酷似していたとして、アメリカのユダヤ系団体などから抗議が出ていた問題で、プロデューサーの秋元康氏が11月1日に謝罪コメントを発表した。しかし、その内容は「責任逃れ」といわれても仕方ないお粗末なもので、これにはグループ内部の関係者からも不満が出ている。</p>

<p>「ニュースで知りました。ありえない衣装でした。事前報告がなかったので、チェックもできませんでした。スタッフもナチスを想起させるものを作った訳ではないと思いますが、プロデューサーとして、監督不行き届きだったと思っております。大変申し訳なく思っています。再発防止に向けて、すべて事前にチェックし、スタッフ教育も徹底して行いたいと思います」</p>

萩原舞は手つなぎだったのに……岡井千聖“合コン報道”に見た、残酷すぎる「℃-ute内格差」

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℃-uteオフィシャルブログより

 アイドルグループ℃-uteの岡井千聖が、13日発売の写真週刊誌「FRIDAY」(講談社)で、ジャニーズの5人組グループA.B.C-Zの塚田僚一らとの“お泊まり合コン”を報じられた。同誌によると、岡井とBerryz工房の須藤茉麻、塚田のほかに俳優の松岡卓弥など、3対3の合コンが、東京・六本木や岡井の自宅マンションで、夜から翌日昼まで行われていたという。

「まあ、若者が酒を飲んで、仲間の自宅で夜通し盛り上がるなんてよくあること。乱交でもしていたなら、話は別ですが(笑)、こんなのは、スキャンダルのうちにも入らないでしょう。仮にスキャンダル的なことが起きたとしても、岡井はバラドルみたいな立ち位置なので、岡井推しの℃-uteファンも今さら目くじらを立てたりしないはず。それよりも、誌面に掲載されていた岡井の私服姿は意外でした。体の線もあらわなニットワンピースというセクシーなファッションは、プライベートでのはじけっぷりがうかがえます。そしてAKB48に限らず、女性アイドルとジャニーズとの蜜月ぶりも、さもありなんという感じですね」(芸能ライター)

 ℃-uteメンバーのスキャンダルといえば、4月にも萩原舞が「週刊文春デジタル」(文藝春秋)で、ファン歴10年の一般男性との熱愛が報じられた。

「仲むつまじく手をつないだ萩原と男性がコンビニに立ち寄ったあと、一緒にどちらかの自宅とおぼしきマンションに入っていく様子がバッチリ写っており、決定的な熱愛スキャンダルだったにもかかわらず、萩原の知名度が低いため、雑誌への掲載が見送られました。スキャンダルともいえない岡井は雑誌で報じられたのに、なんとも皮肉な話です」(同)

 ℃-uteは来年6月に解散することが決定しているが、バラエティ番組などでの露出が多い岡井を除けば、解散後の他メンバーの今後は不透明。岡井と萩原の報道は、図らずも両者の“格差”を露呈したものだといえる。

来年の開催は大丈夫!? 「TIF2016公聴会」にアイドルファンはどっちらけ!

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『TOKYO IDOL FESTIVAL』公式サイトより

 14日、ニコニコ動画で配信番組「TIF2016公聴会」が生放送された。同番組は、毎年夏に開催される国内最大のアイドルフェス『TOKYO IDOL FESTIVAL』を振り返り、翌年の開催につなげるというもの。

 放送に伴い番組ではTwitterで意見を募集。番組では、改善点を挙げ進行していくのかと思いきや、そうではなかったという。

「公聴会ということで、Twitterで意見を募集したものの、内容は参加したアイドルが思い出話をするのがほとんど。アイドルファンからは白けた反応ばかりでしたよ。そもそも8月に開催して、10月に意見を求めるのがおかしい。毎年何かしら起きる問題を排除したいなら、終了直後に公聴会を開くべきですよね」(関係者)

 今年は、SKE48、欅坂46などの“メジャー級アイドル”が登場。あまりの人気に柵を倒してファンが殺到し流血騒ぎになったり、ステージ目がけて大量の応援グッズが投げられるなど以前にも増して危険度が増している。

 さらに、今年は“偽造チケット”で入場するなど、犯罪行為が頻発。客席の一番前を独占して、他のファンから金銭を要求するような集団がいるとウワサされるなど、運営は穴だらけだ。

 同イベントは、フジテレビが企画・運営に関わっており、会場は同社の湾岸スタジオ周辺となっている。しかし、会場の規模と来場者の数が合っていないのが現状で、1年目は5,000人程度だった来場者が、16年には7万人以上に増加している。

 それに伴い、ステージに入場するために、炎天下1時間以上の待ち時間や、出演者の持ち時間が極端に削られるなど、ファンからは不満の声が上がっている。

「ファンが増えるのはいいことかもしれませんが、年々、ケンカや揉めごとが多くなってきています。それなのに、全く改善されていませんから、不信感をつのらせているファンも多いはず。今年は無料で観覧できるエリアが幕で覆われることがありました。きちんとチケットを買ったファンと、無料で厄介ごとを持ち込むファンを分ける狙いがあったかと思いますが、これも不評でしたね」(ファン男性)

 来年も引き続き開催を目指しているようだが、はたして運営は山積みの問題を解決できるのだろうか?

avex、アイドル業界から撤退か!? 東京女子流にまとわりつく“不穏な動き”

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『REFLECTION』(avex trax)

 先月31日、人気グループ「東京女子流」の配信番組『女子流♪』が終了した。同番組は、2014年にテレビ朝日が運営する「テレ朝動画」でスタートしたウェブ番組。31日の放送では、番組終盤でスタッフからメンバーに花束を渡される一幕があり、どうやら、番組終了を事前に告知されていなかったようで、唖然とした表情のメンバーが映し出されていた。

 東京女子流は、10年に結成されたアイドルグループ。卓越したダンススキルと楽曲が評判を呼び、12年には日本武道館での単独公演を敢行。この際に“武道館単独公演を行った最年少の女性グループ”という記録を樹立するなど、業界では古くから存在感を示していた。しかし、ここ数年は影が薄くなっているとファンは語る。

「女子流は、もともとアイドルよりもアーティスト路線を打ち出していました。以前実施していた握手や写真撮影などの特典会についても、形態が変更され頑としてアーティスト寄りの姿勢を貫いています。これらが、ファンを遠ざけた原因のひとつだと思いますね」(男性ファン)

 S竹こと、東京女子流プロデューサーの佐竹義康氏が、15年年始に発表した“アーティスト宣言”で、同グループはそれまで“アーティストを目指す”というコンセプトから、脱アイドルに路線変更。その方針が、ファンの望むものとは真逆だったというのだ。

「アイドルフェスに出演しない、アイドル専門誌に露出しない、海外活動の積極化などを掲げましたが、ファンの反応はいいものではありませんでした。全国からアイドルファンが集まるイベント『TOKYO IDOL FESTIVAL』には、開催1年目から出演していて、絶好のアピールの場だったのに、14年以降出演していませんからね。まだまだアイドル市場が堅調だったタイミングで、完全に采配を間違えたと言わざるをえません」(関係者)

 一方で、女子流が所属するavexは、浜崎あゆみなどが所属する芸能事務所。長らくアイドルとは無縁の事務所だったが、そこへ、社長の松浦勝人を説得して参入したとされている。

 同社が女子流とは別に立ち上げた、アイドル専門レーベル「iDOL street」から大量に卒業者が出るなど、ここ数ヵ月で不穏な動きが頻発。今回の番組終了は、avexのアイドル業界からの撤退を示唆していると言えるのではないだろうか。

BELLRING少女ハート、突然の“一時活動休止”にオタクは戦々恐々!?「ショックで明日仕事休みたい」

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 人気地下アイドルの突然の活動休止に、界隈では驚きと落胆の声があふれている。日刊サイゾーでもインタビューに登場した、アイドルグループ「BELLRING少女ハート」が年内いっぱいで一時活動休止に入ることを発表した。

 2012年に結成したBELLRING少女ハートこと“ベルハー”は、60年代のレトロなサウンドやサイケデリックな音楽までをカバーし、一部で熱狂的な支持を受けるグループ。メンバーの入れ替わりが激しく、ファンが定着しづらい環境ながらも、今年1月にはZepp Tokyo、4月にはTokyo Dome City Hallでワンマンライブを開催するなど、地下アイドルシーンをけん引してきた。

 そんなベルハーだが、一時活動休止の発表以上にファンを落胆させているのが、朝倉みずほの卒業と、柳沢あやののソロ活動転向のアナウンスだ。

「この2人が抜ける意味は、ベルハーにとって非常に大きい。朝倉は結成当時からのメンバーで、グループの特徴であるヘタウマな歌声は、朝倉が核ですからね。柳沢は別グループでの活動経験もあるベテランで、ダンスなどパフォーマンス面で柳沢を頼っているメンバーも多いはず。まさに屋台骨といえるメンバーを失うことになった以上、今後、活動が再開されても以前のベルハーとは別物になってしまう」(ファン男性)

 また、その活動再開についても難航が予想されている。1月と4月のワンマンライブはもともと3部作「QBKシリーズ」として開催が予定されていたが、3カ所目のワンマンライブは開催の目処さえ立っていない状態だという。

「毎週末ライブやイベントに登場し、ラジオ番組を持つなど一見順調に見えるベルハーですが、Tokyo Dome City Hallでのワンマンライブは、客足が芳しくなく赤字だったとウワサされています。今回の一時活動休止は、単純に資金の枯渇かもしれません」(ライブ関係者)

 同グループの一時活動休止に、ネットでは「この世の終わりのような気がしてる」「ショックで明日仕事休みたい」などネガティブな反応が見られている。活動休止を表明したのち自然消滅するケースが最近では多く見られ、“活動休止=解散”と捉えるファンは戦々恐々としているようだ。

 いずれにせよ、アイドルブームが衰えつつある中で、熱い支持を得ていたベルハー。同グループは、またステージに帰ってくることができるのか? それとも、自然消滅となってしまうのか? 果たして……!?

事務所の正体が“海賊”だった!? 地下アイドルが、土下座で懇願!「新しい所属先を……」

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黄金時代公式サイトより

 1日、都内のライブハウスで行われたアイドルが多数出演するイベントで、出演したアイドルが土下座をするという異常事態が起きた。

 土下座をしたのは、海賊をコンセプトに掲げるアイドルグループ「黄金時代」。今年6月に結成した駆け出しのグループで、お披露イベントでは、東京ドームシティで1,000人を超えるファンを集めた彼女たち。地下アイドルの困窮自体は、よく聞く話だが、順風満帆なアイドル人生を歩み始めたように見えた彼女たちの身に、いったい何が起こったというのだろうか?

 関係者によれば、黄金時代の所属事務所「ジョリー・ロジャー」が、イベントに先立ち倒産してしまったという。予想外の事態に、出演したイベントで、新たな所属先を求め土下座をするに至ったという顛末。

 ジョリー・ロジャーは、映画製作や芸能事業を展開する制作会社。現在人気を博すアイドルなどとも関わりがあり、業界では有名な存在だ。しかし、それとともに悪評がついて回っていったという。

「やっと潰れたか! って感じです。ジョリー・ロジャーは、多数のアイドルを抱えそのリリースやライブを手がけていましたが、一方でギャラの未払いや会場とのトラブルをよく聞きます。『ジョリー・ロジャー 未払い』で検索すると、膨大なツイートや記事が出てきますよ。といっても、もう2012年くらいから未払いについては聞くので、よく今年まで持ったなと」(関係者)

 現在、フリーとなった黄金時代は、同じく無職になったスタッフと共に活動中。新たな所属先が見つかるまで、すべて自分たちでやっていくと発表している。

 メンバーの葵あおいは、「『これはいいネタだ』と逆に受け止めています。この炎上をきっかけに『黄金時代』が話題になってくれたら嬉しいな、うちら、世の中を騒がせてこその海賊なんで」と語っており、事務所も事務所ならメンバーもメンバーといったところか。

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