入江悠監督のメジャーでの所信表明『日々ロック』たった一人の聴衆に捧げる屋上ライブの愚直さ
<p> 勉強はできない、スポーツもできない、ファッションセンスなし、コミュニケーション能力は著しく低い。そんな“まるでだめお”な主人公が唯一輝ける瞬間がある。それはギターを手に、自作の曲を大音量でがなり立てているときだ。がなっているうちに気持ちよくなって、すぐ裸になってしまう。いや、輝いていると思っているのは自分だけで、ほとんどの人はダサくて、うるさくて、頭のおかしな露出狂としか認識してい</p>
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「20パンドラ映画館」の記事一覧(13 / 14ページ)
<p> 勉強はできない、スポーツもできない、ファッションセンスなし、コミュニケーション能力は著しく低い。そんな“まるでだめお”な主人公が唯一輝ける瞬間がある。それはギターを手に、自作の曲を大音量でがなり立てているときだ。がなっているうちに気持ちよくなって、すぐ裸になってしまう。いや、輝いていると思っているのは自分だけで、ほとんどの人はダサくて、うるさくて、頭のおかしな露出狂としか認識してい</p>
<p> ずっと疑問に思っていたことがある。なぜ、トキワ荘というアパートに藤子不二雄、石ノ森章太郎、赤塚不二夫ら天才漫画家たちが集中して現われたのかということだ。“漫画の神様”手塚治虫を慕って、手塚がかつて暮らしていた椎名町のアパートに若き才能が集まったという説明だけでは納得できないものを感じていた。劇場アニメーション『TATSUMI マンガに革命を起こした男』とその原作となった辰巳ヨシヒロの自伝的コミック『劇画漂流』に触れることで、長年の謎がようやく氷解した。トキワ荘以外にも才能と情熱に溢れた若き漫画家たちは大勢おり、各地に群雄割拠していたのだ。だが、漫画産業</p>
<p> 映画の普遍的なモチーフのひとつに“疑似家族”ものがある。血の繋がらない人々が様々なトラブルを乗り越えて、ひとつの絆で結ばれていく物語だ。ラブコメ、バディムービー、任侠映画も広い意味での疑似家族ものの一種といえる。絆という言葉は曖昧なので、共通言語と言い換えてもいい。キャスト同士、そしてキャストとスタッフとが、映画という共通言語で結ばれていくのが映画製作である。ゆえに古今東西すべての映画は、キャストやスタッフが監督や主演俳優</p>
<p> 人並みはずれた才能を持っていると、逆にその能力を発揮する機会が限られてしまう。日本の芸能界でいえば、安達祐実もそのケースに当てはまるだろう。わずか2歳で芸能界入りし、天才子役ともてはやされたが、子役と呼べる年齢を過ぎる</p>
<p> 人生は祭りだ。巨匠フェデリコ・フェリーニ監督は『8 1/2』(63)の主人公にそう語らせた。東映Vシネマ25周年を記念したメモリアル大作『25 NIJYU-GO』は、まさにお祭りムービー。フェリーニとVシネマではあまりに掛け離れているが、地球をぐるっと一周してごっつんこした、そんな感じ。“Vシネマの帝王”哀川翔を筆頭に、東映Vシネマ第1作『クライムハンター 怒りの銃弾』(89)にも出演していた寺島進、“顔面リーサルウェポンズ”小沢仁志・和義兄弟、Vシネマニアに語り継がれる『カル</p>
<p> 主演俳優のみならず、共演者も脚本家もカメラマンも、そして監督ですら結末を知らずに物語が進むという壮大な実験映画『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE』(13)が帰ってきた。『キス我慢選手権』にはこれまで何度も裏切られてきた。テレビ番組『ゴッドタン』(テレビ東京)の人気企画だった『キス我慢選手権』が映画化されると聞いたときは、「テレビだから面白いのに、映画化する意味があるのか」といぶかしんだが、完全に裏切られた。劇団ひとりが24時間をアドリブで演じ通すという驚異のノンストップムービーとして、映画館を爆笑と感動の渦に巻</p>
<p> 快楽のためにセックスするのは、どうやら人間と一部の霊長類に限られているらしい。だとすると、快楽目的のセックスを追求するということは、非常に人間らしい(もしくは一部の霊長類らしい)行為ではないのか。ニンフォマニアとは“色情狂”のこと。快楽としてのセックスを常に欲している女性のことを指す。デンマーク出身の鬼才ラース・フォン・トリアー監督の『ニンフォマニアック』は、ひとりの</p>
<p> 人と人との肌が触れ合う温かみと、その触れ合った肌はいつかは離れなくてはならないという切なさ。渋谷ユーロスペースで封切られる成人映画『色道四十八手 たからぶね』には、そんな生きとし生けるものの万感の思いが込められている。決して大予算を注ぎ込んだ大作でもなければ、大物キャストを起用したわけでもないが、ピンク映画50周年記念にふさわしい心に染みる官能ドラマとなっている。</p>
<p> ヤコペッティ監督が手掛けた『世界残酷物語』(61)をはじめとするドキュメンタリー作品は“モンド映画”として一時代を築いた。世界各地に伝わる奇習・珍祭を伝えるもので、祭りの生け贄として牛の首が切り落とされるなどの残酷シーンが売りとなっていた。見世物感覚で多くの人たちが映画館に足を運んだ。そんなヤコペッティ風味のモンド映画に、フランツ・カフカを思わせる不条理文学的な</p>
<p> 天才クリエイター・楳図かずおにとって、19年ぶりとなる最新作『マザー』。人類滅亡の黙示録『14歳』の連載を1995年に終えて以降、持病である腱鞘炎の悪化から漫画家としては休筆状態が続いているが、最新作『マザー』は楳図先生が脚本、絵コンテ、キャスティングから手掛けたオリジナル作品であり、77歳での映画監督デビュー作でもある。『半沢直樹』(TBS系)のおねえキャラでブレイクした片岡愛</p>
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