「セレブ婚のはずが……」南野陽子の夫・K氏に今度は“4,000万借金”疑惑、プロ野球関係者に
『スケバン刑事』TOEI COMPANY,LTD.
南野陽子の夫・K氏が、プロ野球選手と球界関係者に借金の申し入れをしていたという疑惑が浮上した。共同で事業を行っている選手と関係者に対し、4,000万円を貸してほしいと懇願したというのだ。
「去年、Kさんが清原和博さんとのタイアップで、スポーツ指導者を育成する新たな事業を始めるから出資してほしいという話をしていたんですが、Kさん自身は1円も出さないというので、それはフェアではないと言うと、Kさんは“別事業の資金繰りで都合がつかないから4,000万円を借金させてくれ”と言ってきたんです」(球界関係者)
選手らは周囲に相談したところ「怪しい話だからやめろ」と諭されて、結局は破談になったというが、驚くのは話を持ちかけてきたK氏が「南野陽子の夫らしい」という話。知人の紹介で会ったという男性から受け取った名刺には、たしかに南野の夫と同姓同名の名前が記されていた。
ただ、書かれている会社名はインターネットで検索しても出てこないもので、肩書は「会長」となっているものの、記載住所は住宅街にあるマンションの一室だった。
「本人は南野陽子の夫だと言ったわけではなく、名刺を見た知人から“これは芸能人の夫じゃないか”という話になった」と関係者。
確認のため名刺に記載の電話番号にかけてみたが応答がなく、借金を申し入れてきた人物が実際に南野の夫だったかは分からないままだが、奇しくも南野の夫には借金がらみの金銭苦が何度も伝えられている。
年末年始、週刊誌などで、南野の夫が経営する銀座の診療所で内装工事費700万円の支払いや、芸能関係者に290万円の借金の返済を求められる裁判を起こされ、次々に敗訴していたことが報じられた。記事によると、強制執行で、南野が所有する自宅マンションに資産の差し押さえ手続きまでが進んでいるという。
南野の夫がもし野球選手らに借金を申し入れた人物であったのなら、経済的に切迫した状況の穴埋めに4,000万円もの金を工面しようとした可能性はある。
2011年、43歳の晩婚で「スケバン婚」と笑った南野だったが、相手の男性は結婚当初からゴシップまみれだった。1,300万円ともいわれた婚約指輪を南野にプレゼントした際「インターネット関連企業社長」を名乗るセレブな実業家と報じられていたが、実際には人材派遣を主とする企業の代表で、会社自体のもセレブといえるほど大規模な実績は見受けられなかった。
その後、南野と交際したのはK氏が前妻と離婚する前のことだったことも分かり、結婚直後には会社の家賃未払いや夜逃げが報じられ、さらには加山雄三の娘で女優の梓真悠子との二股交際疑惑も浮上。
もとは野球の名門、PL学園高~東海大卒で、経営する会社のホームページを見ると07年に会社を立ち上げたようだが、医療法人の理事や、元野球選手が代表を務める指導者育成組織の役員など、ホームページを飾る肩書が年々急増していた。だが、南野と結婚した11年に、突如ホームページが削除されてしまった。会社のあったオフィスは事務用品が運び出され、もぬけの殻。まるで会社の倒産後のようなありさまに、夫は「社内での不正が発覚し資金繰りが悪化した」と、経営破たんは認めたが、家賃の未払いなどは否定していた。
夫が以前、共同で始めようとしていた芸能プロの関係者は「Kさんはいろんな業種に手を出してはトラブルを起こしているというウワサで、有名人と親しいことを持ち出すのが常套手段。野球選手への借金申し入れも、それと同じ匂いがする」と話す。
事情を知る芸能関係者からは「南野本人は、夫にかなり惚れ込んでいる様子」という声も聞かれるが、はたから見ると幸薄そうな選択をしたようにも映る。
(文=ジャーナリスト・片岡亮)