「人命より利益優先?」移植用臓器を持った医師団の搭乗を拒否した中国航空会社のあきれた“言い訳”
<p> 10月4日、広西チワン族自治区でドナーから肺を摘出した江蘇省の移植チームが航空会社から搭乗拒否され、「搬送許容時間」を超えた臓器を移植せざるを得なくなるという騒動が起こった。特殊なケースにもかかわらず、しゃくし定規に搭乗を拒否した中国・南方航空を非難する声が上がっている。「京華時報」(10月6日付)などが報じた。</p> <p> 移植に使われる臓器には、臓器の血流が停止してから患者に移植されて血流が再開されるまでの「虚血許容時間」が存在する。肺は8時間以内に移植されなくてはならず、搬送許容時間は6時間が限界だといわれている。</p>