「小保方晴子氏にならないで!?」韓国“美しすぎるリケジョ”クム・ナナに熱視線も……
STAP細胞をめぐる騒動で、理化学研究所を昨年末に退社した小保方晴子氏。今後、ES細胞の窃盗で刑事告訴されるという話が持ち上がるなど、ほんの1年前まで喝采を浴びていた時の人が、いまや犯罪者予備軍にまで落ちぶれてしまった。
小保方氏ほど世界的注目を集めているわけではないが、お隣・韓国でもいま、一人の女性科学者がスポットライトを浴びている。彼女の名は、クム・ナナ。来る3月、アメリカの「国立がん研究所ジャーナル(Journal of the National Cancer Institute)」に、彼女の論文「成人の体重増加とがんの関連性についての研究」が掲載されるそうだ。クム・ナナは最近、韓国の生物学研究情報センター「BRIC」が選出する「韓国を輝かせる人たち」に選ばれている。
クム・ナナと小保方氏は、同じ1983年生まれ。ただ彼女の経歴は、小保方氏以上に華々しい。慶北大学医学部を中退して、04年に米ハーバード大学の生物学科に進学。当時、マサチューセッツ工科大学にも合格していたそうだ。ハーバード大2年のときには“オールA”の成績とともに、新入生のうち成績上位10%の優秀な学生にだけ贈られるディトゥア賞(Detur Prize)を受賞。栄養学修士を取得すると、2010年からハーバード大の大学院に進んだ。今年5月に卒業する。
何よりもクム・ナナと小保方氏で大きく異なるのは、彼女が慶北大学在学中の02年、“ミス・コリア”に選ばれているということだろう。韓国を代表する美人選抜大会を勝ち抜きながら、科学者の道を選択し、さらに結果まで出している。まさに才色兼備の彼女に、ネチズンたちが「誇らしい韓国人だ」「できればアメリカで教授になってほしい。それがさらに国威を発揚することになる」「飲み屋でお金を稼ぐ女たちが多い韓国で、こういう人がいるというのは本当に救いだ」などと、惜しみない称賛を贈るのは当然かもしれない。
一方で、クム・ナナの“過去”についても注目が集まっている。もっぱらの話題は、ダイエット方法。過去に出演したテレビ番組でクム・ナナは、「ハーバード大学に在学中、ダイエットに疲れて一時的に過食症になり、65kgを超えたこともあった」と発言。その後、「トマト、鶏の胸肉、卵の白身などを取り入れた100日間のダイエットを通じて、15kg減量できた」などと明かした。高校時代にも勉強のストレスから太ってしまったことがあったが、大学進学後に10kgのダイエットに成功したそう。現在も身長172cm、体重52kgの抜群のプロモーションを保っている。
いま最も韓国を沸かせる女性となったクム・ナナ。ただ、脚光を浴びる反作用で、後々どんなアラが見つかるかはわからない。小保方氏のような転落劇が起こらないことを祈るばかりだ。