「自慰行為動画」をネタに恐喝! 中国系韓国人が仕組んだ、巧妙すぎるチャット詐欺
<p>「入金がなければ、自慰行為映像を流出させてやる」</p> <p> これは先ごろ、韓国内で横行したインターネット犯罪の脅し文句だ。8月23日、主犯のチョン容疑者(33)を筆頭に、中国を拠点にした同国系韓国人8人が、恐喝・情報保護に関する法律違反疑惑で懲役2年を求刑されたことで明らかになった。</p> <p> 容疑者たちが犯罪に利用したのがチャットアプリで、その手口は実に巧妙だ。女性を装った容疑者たちは軽快なトークで相手との距離を縮めると、自分の写真が入っているというファイルを相手に送るのだ。しかし、このファイルは、受け取った相手のスマートフォンに登録された連絡先、文字入力記録、GPSの位置情報などをこっそりと抜き出す悪質なウイルスだった。</p> <p> そうとは知らずにチャットを続けると、容疑者たちは女性のエロ動画を送って、先方にも自慰行為を撮影して送り返すよう迫るのだ。<br /> </p>