事故件数は日本の2倍、警察は捜査能力ゼロ……“安全後進国”韓国のキケンな交通事情
イメージ画像 Photo By Doo Ho Kim from Flickr.
「大好きなケーキの代わりに、クリームパンを買ってきたよ。ごめん……」
この言葉は、韓国のとある教育大学を主席卒業しながら、妻のためにトラックの運転手になった20代男性A氏が、最期に残した言葉である。
1月15日、A氏は妊娠7カ月の妻のために、少ない収入の中からクリームパンを買い、帰り道にトラックにひかれて亡くなった。この事件は韓国で「クリームパン・アッパ(パパ)・ひき逃げ事件」として大きく報道された。