在庫もゼロ! 「週刊新潮」完売がもたらした、未成年の実名報道の意義とは――
少年を実名報道した「週刊新潮」3/12号(新潮社)
「ずいぶん久しぶりの完売だったようですね」
そう語るのは週刊誌記者だ。3月5日発売の「週刊新潮」(新潮社)がバカ売れし、完売したという。
同誌で扱ったのは、2本の大ネタ。1つは亡くなった元中川昭一財務相の妻・郁子議員と自民党・門博文衆議院議員の不倫スクープだ。中川氏はあまりのショックに緊急入院し、農水政務官の続投を明言しているものの「逆風は強く、いずれ辞任することになると思う」(政治記者)。