懲りない韓流“シャブ中”俳優再逮捕で、韓国芸能界に激震!「さらなる逮捕者が出る可能性も……」
覚せい剤取締法違反の罪で3度目の逮捕となった小向美奈子。繰り返される失態にはあきれるばかりだが、韓国にも“懲りない中毒者”が存在する。俳優のキム・ソンミンがその人だ。
キム・ソンミンは、韓流ファンの間では知られた人物。1995年にデビューし、02年に韓国で最高視聴率47.9%を記録したドラマ『人魚姫』の主演で人気者に。その後も『ファンタスティック・カップル』(06年)、『家門の栄光』(08年)などのドラマに出演し、09年には国営放送KBSのバラエティ番組『ハッピーサンデー』でも活躍。同年のKBS芸能大賞で最高エンターテイナー賞も受賞している。
そんなキム・ソンミンが世間を騒がせたのは、10年12月。覚せい剤使用の疑いで逮捕されたのだ。当時の調べによると、彼は08年4月と9月、09年8月にフィリピンのセブ島で買った覚せい剤を下着や旅行カバンに隠して韓国に密輸し、4回にわたって使用したという。しかも、歓楽街の女性たちと麻薬パーティーを開いていたことも明らかになった。
翌年3月に懲役2年6カ月、執行猶予4年の判決を受けたキム・ソンミンは、当然のごとく活動を自粛。その間に、テレビなどにも出演していた4歳年上の美人歯科医師と極秘結婚。12年にはドラマ『私たち結婚できるかな?』で芸能界に復帰し、13年に出演したトーク番組では「悪いことをしてしまった。後悔と自責ばかりが残る。すべて私のせいだ。本当に申し訳ない」と、二度と薬物に手を出さないことを誓って視聴者たちの涙を誘った。昨年は人気アイドルのジョン・ヨンファらが主演するドラマ『三銃士』でも名脇役ぶりを披露して、イメージが回復しつつあった。
ところが、そんな矢先に再び薬物使用が発覚。3月11日、ソウル市内の自宅で覚せい剤使用の疑いで逮捕されたのだ。警察の調べによると、インターネットを通じてカンボジアから韓国に密輸された覚せい剤を、宅配サービスで購入したという。その量は0.8グラムで、16回ほど使用できる量。本人は「1回ほど使用した」と陳述しているが、常習していた可能性が高く、しかも、まだ執行猶予期間が終わっていないだけに、世間に与えたショックは大きい。
それどころが一部メディアでは、「キム・ソンミン、覚せい剤使用容疑逮捕で芸能界が超緊張」(総合ニュースサイト「ニュースウェイ」)と、芸能界からさらなる覚せい剤逮捕者が出る可能性を示唆する記事も出回っている。「毎日経済ニュース」などは「別名“キム・ソンミン リスト”は、あるのかないのか? 芸能界は戦々恐々」と題した記事を掲載し、キム・ソンミンの交友関係から新たな逮捕者が出るのではないかと示唆しているほどだ、
はたしてキム・ソンミンの2度目の逮捕は、韓国芸能界に潜む “薬物汚染”をあぶり出す引き金となるのか……。