拭いきれない“小物臭”! 現役最強馬・ラブリーデイが、人気も知名度もイマイチな理由……
<p> 11月に入り、中央競馬もいよいよクライマックス。第3週からは今年最後の中央競馬開催まで「7週連続G1競走開催」となり、競馬ファンには忙しい週末が続くことになりそうだ。</p>
<p> また翌年1月には、前年最も活躍した馬に送られる「JRA賞 年度代表馬」が表彰され、その行方も例年ファンに大きな注目を集める事項である。現状の年度代表馬候補としては、皐月賞・日本ダービーの2冠を達成した3歳馬ドゥラメンテ、夏の宝塚記念、そして1日に天皇賞・秋を制し、目下4連勝中のラブリーデイ。そして、今年の天皇賞・春に勝ち、秋はジャパンカップ、有馬記念に出走を予定しているゴールドシップあたりが有力といえそうだ。</p>
<p> ただ、ドゥラメンテは2冠達成後の翌月に骨折が判明して年内は未出走が確実、ゴールドシップはジャパンカップ、有馬記念のいずれかを勝てば可能性があるという状況で、その気性や6歳という馬齢を考えても、たやすく達成できるとは思えない。現状、すでにG1を2勝している5歳馬のラブリーデイが、最も年度代表馬に近い馬といえるのだが……。</p>