破けやすい日本代表新ユニフォーム! なでしこジャパンの視聴率急上昇間違いなし?
『明日への足音』(小学館)
12日に行われたW杯アジア2次予選、日本は5年振りに代表選出されたFW金崎らのゴールでシンガポール相手に3-0と快勝した。この日は、アディダスによる新しいユニフォームの初お披露目となり、日本代表史上最も濃い青を採用したその新しいデザインは、多くのファンから好評を得ることに成功していた。しかし、問題が起きたのは前半20分過ぎだった。相手DFと交錯したMF清武弘嗣のユニフォームが、ビリビリに破れてしまったのだ。このことにより、今ユニフォームの耐久力が問題となっている。
「それほど激しい競り合いにも見えなかったんですけどね。ユニフォームが破れることはたびたび目にしますが、これほど豪快に破れるのは珍しいです。残骸が飛び散ってましたよ。今回のユニフォームの機能面での最大の特徴は、背面全体に『ハイパーベンチレーションメッシュ』といわれる高い通気性を備えた新素材と、効果的に熱を外に逃がすようにと総メッシュ素材の採用だったんですが、これが仇となってしまったのでしょう。過去にはカメルーン代表が、相手の反則がわかりやすいようにわざと破れやすいユニフォームを開発しましたが、破れるたびに中断しては困ると、FIFAが使用を却下していました。もしかしたら、日本代表も今後FIFAに目を付けられてしまうかもしれませんね」(スポーツライター)