顔もイチモツもはっきり! 男性嫌悪サイトが「銭湯盗撮画像」を拡散中
昨年11月、EXILEのSHOKICHIと、劇団EXILEの野替愁平に酷似した男性の脱衣所での着替えを盗撮したものとみられる動画が流出し、話題になったが、韓国でも銭湯の盗撮画像が大きな波紋を呼んでいる。それもそのはず、盗撮の標的となったのは若い男性たちだったのだ。問題の画像には10人ほどの男性が写っているのだが、モザイク処理などは一切なされておらず、陰部はもちろん、顔までハッキリとわかる。被害者のプライバシー保護の観点からも大問題であり、ネット上は大騒ぎとなっている。
この画像は2月7日の深夜、女性専用コミュニティーサイト「womad」に投稿されると、一気に拡散。同サイトの掲示板では「私なら(短小コンプレックスで)自殺する」「思ったより小さいね」など、被害男性たちを嘲笑するようなコメントが多く書き込まれた。
それもそのはず、「womad」は極度の男性嫌悪者が集うサイトなのだ。書き込みの大半は男性蔑視コメントと女性称賛で成り立っており、その過激さから、一部では、すでに閉鎖された韓国最大のエロサイト「ソラネット」の女性版と揶揄する声もある。
「womad」発信のこの騒動は、すぐに多くのメディアが取り上げる事態となった。一般ネットユーザーの多くは「『ソラネット』のように排除されるべきだ」「こうした事件が一つひとつ集まって、女性に対して寛大だった法令が厳しくなるんだよね」などと、行きすぎた言動が目立つ「womad」への怒りの声を上げている。
実際、「womad」では、「特定の男性に対するデマの流布」や「極度の男性バッシング」は序の口で、昨年夏には「気に入らない男に不凍液(暖房などに使われる冷却水)を飲ませよう」という殺人示唆の書き込みが流行して問題にもなっていた。
そうした影響からか、韓国両性平等教育振興院報告書によれば、ネット上の差別・蔑視情報に対する訂正要求が2015年の891件から、16年は2,139件にまで増加したという。韓国では近年、どちらかといえば女性嫌悪が問題視されていたが、最近は男女を問わない状況に陥っているようだ。
さらに最近では、性別を偽って「womad」に登録し、愉快犯的に騒動を大きくしようとする男性が続出。今回の騒動も「『womad』を潰すための策略」という説まで出ている。
韓国における男女の相互嫌悪は、ますます増幅していきそうだ。
(文=S-KOREA)
●参考記事
・韓国女性による男性嫌悪が危ないレベル…“殺人方法”までレクチャー!?
(http://s-korea.jp/archives/8082?zo)
・「コップをズボンの前に持っていき…」若手詩人が暴露した韓国文学界の“女性嫌悪”
(http://s-korea.jp/archives/8604?zo)
・“女性嫌悪”が招いた最悪の通り魔殺人事件、その残酷すぎる犯行動機とは
(http://s-korea.jp/archives/6002?zo)