高島礼子も“完全絶縁”……高知東生にチラつく暴力団の影と「再犯の不安」
9月に覚せい剤取締法違反で懲役2年・執行猶予4年の有罪判決となった元俳優の高知東生が、女性誌の直撃を受けて、元妻で女優・高島礼子の名前を口にしたという。しかし、当の高島側は、これに拒絶反応を示している。テレビ各局に高島側が「高知のことを伝える際、高島の写真使用はNG」と通達したというのだ。
日本テレビ系の情報番組ディレクターによると「報道の範疇なら基本、写真などの使用に制限はないんですが、局と付き合いのあるタレントさん相手だと、後でクレームなどを受けないよう、一応お伺いを立てます。高島さんは逮捕直後の報道に関しては不問でしたが、判決が出て以降は基本NGになり、それは今回も同様だった。高島さんからすれば、今後はもう元夫と結び付けられたくないということでしょう」という。
高知は10月、高島と同居していた自宅から転居したと伝えられたが、今回の直撃には、「女房には本当に申し訳なかった」と高島に謝罪したという。「一からやり直しているところ」と、すでに仕事に就いていることも明かしたというのだが、真っ先に元妻へのメッセージを残したのは、高島側にとって迷惑な話だったようだ。
それを示すかのように高島は、高知と共同名義だった土地と建物を買い取ったという話もある。推定3億円とみられる豪邸は13年前に建てたもので、高知はそのために約1億円の借金があるため、これを高島が支払う形で“清算”。これは、高島の“最後の愛”というより、むしろ手切れ金の意味合いが強かったのではないかと思われる。ただ、ある芸能関係者は「高知に見え隠れする、暴力団の影を警戒したのではないか」と疑う。
「高知は親族に暴力団がいたことで知られ、上京して芸能活動をする際に足かせにならないよう関係を絶ったといわれているんだけど、高島さんの知らないところで、いろいろ世話になることもあったらしい。あの俳優引退も、そういう部分が原因だったというウワサ。もしそうだとすれば、その闇のつながりが、また出てくるんじゃないか。あれだけ大々的に逮捕とかされると、もう大金を稼ぐことは難しくなるし、そういうとき手を差し伸べるのはヤクザな一族。いま芸能プロ社長が面倒を見てくれているようだけど、そのへんの裏事情を知っているからじゃないかね。逆に言えば、そういう人に盾になってもらう厳しい状況だということでしょ。芸能界では、高知に少しでも関与していた面々は、みんな絶対に高知と連絡取らないよう言われているし、物騒な気配を感じる」(同)
事件以後、背を向けているのは元妻だけではなく、芸能界の友人、知人らも同様のようで、もし高知に裏社会とのつながりがあるというのなら、今後の再起も非常に危うい。裁判の中では、30年以上前から薬物をしていたことが明らかとなり、再犯の可能性を問われて「不安です」と答えたほどの依存症。長い使用歴で広がった闇人脈と、きれいさっぱり縁を切れていればよいのだが……。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)