E-girls、新曲MVにエキストラ200人! 大人数ダンスの狙いを分析
3ヶ月連続でシングルをリリースするE-girls。
【リアルサウンドより】
E-girlsのニューシングル『Highschool(ハート)love』(9月10日発売)のミュージックビデオが公開された。本作は、7月発売の『E.G. Anthem -WE ARE VENUS-』、8月発売の『おどるポンポコリン』に続く、3か月連続シングルリリースの最後を飾る作品で、「恋バナに花が咲くドキドキの同窓会」がテーマとなっている。
同楽曲は、関西テレビ・フジテレビ系列『GTO』の主題歌となっており、ミュージックビデオもドラマと同じ学校で撮影。教室や廊下、ホール、体育館などの見慣れた日常の学校風景が、E-girlsのパフォーマンスによってカラフルに彩られ、ポップで楽しい雰囲気となっている。誰しもがそれぞれに抱く思い出を、E-girlsメンバーと総勢200名以上のエキストラで賑やかに表現した作品だ。
E-girls / Highschool(ハート)love
同グループの動向に詳しい編集者・ライターの中矢俊一郎氏は、このミュージックビデオの仕上がりについて次のようなコメントを寄せている。
「今回の作品は“中高生時代の同級生と久しぶりに会う女子大生”の視点で描かれており、10代後半から20代前半ーーつまりは彼女たちと同年代の女性の心情に寄り添った作品に仕上がっています。恋バナで盛り上がって彼氏の話などをするのだけど、結婚や出産といったシビアな話題にはまだ踏み込まない世代。そんな世代ならではのライトな友情や恋愛トークが表現されていますね。また、たくさんのエキストラが出演していて、E-girlsが“参加型エンターテイメント”であることを強く印象づけるような映像であることもポイント。衣装もカラフルかつバリエーション豊かで、“いろんな女の子が参加している”ということをアピールしています。同世代の女性が親近感を抱き、いっしょに踊ってみたくなる作品になっているのではないでしょうか」
また、パフォーマンス的にも面白い試みがなされていると、同氏は指摘する。
「ダンス自体はものすごくテクニカルというわけではないのですが、廊下の鏡や教室の長机をうまく利用した振り付けは、ユニークで面白いですね。また、MV後半の英語による軽快なラップは楽曲全体の良いアクセントになっているかと思います。個人的には彼女たちのラップをもっと聴いてみたいですね。今後の作品でラップに重きをおいた作品が出ることも期待したいです」
7月24日には初の日本武道館公演も成功させ、勢いに乗っているE-girls。3ヶ月連続リリースの最終作となる本作で、より多くの女性ファンを獲得しそうだ。
(文=編集部)
E-girls『Highschool(ハート)love』(rhythm zone)
■リリース情報
『Highschool(ハート)love』
発売日:2014年9月10日
レーベル:rhythm zone
【CD+DVD】¥1,800 (+税)
DISC-1:CD
1. Highschool(ハート)love
2. Again
3. Highschool(ハート)love (Instrumental)
DISC-2:DVD
Highschool(ハート)love (Video Clip)
【CD】¥1,000(+税)
DISC-1:CD
1. Highschool(ハート)love
2. Again
3. Highschool(ハート)love (Instrumental)
4. Again (Instrumental)