セックス体験談【最終回】僕にとってセックスとは?
隔たりセックスコラム連載【最終回】「僕にとってセックスとは?」 隔たり…「メンズサイゾーエロ体験談」の人気投稿者。マッチングアプリ等を利用した本気の恋愛体験を通して、男と女の性と愛について深くえぐりながら自らも傷ついてい
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隔たりセックスコラム連載【最終回】「僕にとってセックスとは?」 隔たり…「メンズサイゾーエロ体験談」の人気投稿者。マッチングアプリ等を利用した本気の恋愛体験を通して、男と女の性と愛について深くえぐりながら自らも傷ついてい
隔たりセックスコラム連載「ライブのあと、広島の夜、彼氏のいる女と…#3」 隔たり…「メンズサイゾーエロ体験談」の人気投稿者。マッチングアプリ等を利用した本気の恋愛体験を通して、男と女の性と愛について深くえぐりながら自らも
隔たりセックスコラム連載「ライブのあと、広島の夜、彼氏のいる女と…#3」 隔たり…「メンズサイゾーエロ体験談」の人気投稿者。マッチングアプリ等を利用した本気の恋愛体験を通して、男と女の性と愛について深くえぐりながら自らも
隔たりセックスコラム連載「ライブのあと、広島の夜、彼氏のいる女と…#3」 隔たり…「メンズサイゾーエロ体験談」の人気投稿者。マッチングアプリ等を利用した本気の恋愛体験を通して、男と女の性と愛について深くえぐりながら自らも
学生時代、俺には月に何度か会ってセックスする女性がいた。そのコとは都内のクラブで出会った。彼女はつまらなそうに壁にもたれ、スマホをいじっていた。激しい音楽が流れる中、彼女だけが静寂に包まれているような感じだったのを覚えている。
隔たりセックスコラム連載「ライブのあと、広島の夜、彼氏のいる女と…#2」 隔たり…「メンズサイゾーエロ体験談」の人気投稿者。マッチングアプリ等を利用した本気の恋愛体験を通して、男と女の性と愛について深くえぐりながら自らも
隔たりセックスコラム連載「ライブのあと、広島の夜、彼氏のいる女と…#1」 隔たり…「メンズサイゾーエロ体験談」の人気投稿者。マッチングアプリ等を利用した本気の恋愛体験を通して、男と女の性と愛について深くえぐりながら自らも
隔たりセックスコラム連載「別れのピロートーク#5」 隔たり…「メンズサイゾーエロ体験談」の人気投稿者。マッチングアプリ等を利用した本気の恋愛体験を通して、男と女の性と愛について深くえぐりながら自らも傷ついていく姿をさらけ
隔たりセックスコラム連載「別れのピロートーク#4」 隔たり…「メンズサイゾーエロ体験談」の人気投稿者。マッチングアプリ等を利用した本気の恋愛体験を通して、男と女の性と愛について深くえぐりながら自らも傷ついていく姿をさらけ
隔たりセックスコラム連載「別れのピロートーク#3」 隔たり…「メンズサイゾーエロ体験談」の人気投稿者。マッチングアプリ等を利用した本気の恋愛体験を通して、男と女の性と愛について深くえぐりながら自らも傷ついていく姿をさらけ出す。現在、メンズサイゾーにセックスコラムを寄稿中。ペンネーム「隔たり」は敬愛するMr.Childrenのナンバーより。 急に人が横切って、心臓が止まりそうになった。 カラオケの部屋の扉は透明で、外を通る人が見える。部屋の中は薄暗いので、おそらく外から中の様子はわからなかっただろうが、こちらからははっきりと見えた。だが、この状況を誰かに見られてしまうかもしれないという恐怖に、不安が広がる。 僕は自分と扉の直線上にカラオケの曲を入れる機械を置いた。これで、外から中を覗かれたとしても、僕の下半身は死角となって見えないはずだ。 僕の下半身には今、梨香の顔がある。梨香は僕のモノを口に含み、ジュボジュボとしゃぶっている。 「んふ…んぐ…」 そう吐息漏らしながら梨香はモノをしゃぶる。ちょっとだけでいい、と言ったのに、梨香はもう長い時間モノをしゃぶっていた。 根元まで咥えて、吸い取るように上がる。そして再び根元まで口いっぱいにモノを含み、その口の中で舌を使って舐める。かと思いきや、口の中からモノを出すと舌先で亀頭を舐め回す。そして再びモノを口に含むと、その吸い取る動きと舐め回す動きを同時に繰り出した。 慣れていて上手い、というよりも、力強いフェラだった。モノ全体を刺激し、精子を吸い取ろうとしてくるようなしゃぶり方に、僕の下半身は震え出す。興奮してきた僕は、空いている手で梨香の乳房を服の上から触り、そしてもう片方の手で頭を撫でた。 「やばい。気持ち良いよ」 乳房を触ると、梨香は「んぐ」と体を反応させた。しかし乳房を触られることを拒むことなく、モノを舐め続けてくれる。 そんな梨香の後頭部を見ていると、初めて一緒にカラオケに来たときのことを思い出した。マイクを持って楽しそうに歌っている梨香。そして、すぐに大人の交わり合いを描いた曲を歌った梨香の、あの姿。あのとき、「梨香はエロいのではないか」と僕は思った。エロいから、セクシーな曲を堂々と歌えるのだと思った。 歌っている曲と性格を紐づけるのは短絡的だが、今しゃぶってくれているこの梨香を見ると、その予想は外れていなかったという確信が生まれてくる。ちょっとだけでいい。僕はそう言った。仕方なく、というふうにフェラを始めた梨香は、もうただ舐めるだけでなく様々な動きを咥えながら、長い時間しゃぶってくれている。 顔を見たい、と思った。あの楽しそうにマイクを持って歌っていた梨香が、マイクをモノに持ち変えるとどんな表情になるのか。ちょっとだけでいいと言ったのに長時間しゃぶってくれている梨香はどんな顔をしているのか。ほっぺがふっくらとしたリスのような可愛い顔。そんな梨香のフェラ顔を、僕は見たいと思った。 「梨香」 呼ぶと、梨香は口をモノから離した。そして折りたたんでいた体を、ゆっくりと起き上がらせる。 梨香の横顔が目の前を横切った。 その動きがスローモーションに見えて、僕の心はキュッとなる。 「梨香」 顔を見る。梨香は表情を変えずに、じっと僕を見ていた。 黒くて丸い瞳が僕を捉える。その瞳は薄暗いカラオケの中でも特殊な輝きを放っているようで、僕は目を奪われてしまい、動けなかった。 少し乱れた髪、そして唾液でテカった唇。何も言わずそこに佇む梨香は、同い年とは思えないほど大人に見えた。欲求に素直で、よく笑い、明るくて高い声で喋る梨香。そんな普段の梨香との振り幅のせいか、黙るだけでより大人に見える。 僕は何も言わずに佇む梨香にキスをした。まるで吸い込まれるように。唇が重なると、僕はすぐに舌を中に差し入れた。 モノをしゃぶるときに溢れ出た唾液が、僕の唇に触れる。梨香の舌から、性器舐めたとき特有のザラザラとした苦い味がした。舌を絡めて僕はそれを味わう。まるで、女性器を舐めているような感覚だ。モノを舐めた梨香の舌を味わうことは、僕にとって、梨香の性器を味わうのと等しい興奮があった。 一度火のついてしまった気持ちはなかなか消えない。僕は梨香の乳房を揉みしだきながら、呼吸を荒くして唇を貪る。 「はぁはぁ」と漏れる梨香の吐息が油となって、僕の心の火に注がれる。それによって破裂してしまいそうなほどの大きく膨らんだ炎のような気持ちは、最終的に下半身の硬くなっているモノにたどり着く。 「梨香」 名前を呼ぶ。互いに触れ合っているときに名前を呼ぶという行為は、愛を語るよりも愛を表現しているような気もする。 この場合は、性愛、なのかもしれないが。 「舐めてる顔が見たい」 そう言うと、梨香は僕を見つめながら少し首をかしげた。言葉は発しないが、瞳は僕のことをずっと捉えていて離さない。それはまるで、獲物をじっと見つめる女豹のようだと僕は思った。 「股の間に座って欲しい」 僕は足を広げ、そこに出来た空間を指でさす。 「そして、こっちを見ながらしゃぶって欲しい」 机を前に押し、スペースを作った。そこに梨香が正座をするような形で座る。その状況は、AVによくある「机の下に隠れている女性がこっそりフェラをする」というのに似ていた。 モノを持ち、上目遣いでこちらを見つめる梨香。そのトロンとした表情を見て、この子も「女」なのだなと悟る。 もう、しゃぶる前の苦い顔は梨香の顔から消えていた。ああ良かったと、安心感が胸に広がる。あとは悩まずに、精一杯、この時間を楽しむだけだ。 「お願い。たくさん舐めて」 うん、と梨香は小さな声で囁いた。その声は、明るくも高くもなく、ただ恥ずかしがっている甘い「女」の声だった。 梨香がパクリとモノを咥える。モノを咥えた唇はゆっくりと根元まで降り、そしてねっとりと吸い取るように上がった。 梨香の舌がモノの周りを回転するように動く。その動きによって、モノと口の中の密着感が高まる。口の中にはもうほとんど空間がなく、まるで女性器に入れているような感覚になった。 「気持ち良い」 僕がそう漏らすと、梨香が目を開け、こちらを見てきた。 目が合う。 フェラをしている梨香。口を縦に開き、目一杯モノを咥えている。頬がすぼみ、その表情はアホっぽく鳴く鳥の顔と大差ない。 冷静に、女性のこの顔って滑稽だよな、と思った。口を縦に開けて頬をすぼめているので、顔の形が崩れてしまっている。何もしない普通の顔の方が圧倒的に可愛い。 なのになぜ、僕はこの表情に興奮してしまうのだろうか。モノを咥えていなかったら変顔だとも取れるような顔を、なぜ美しいと感じるのだろうか。 「んふ…んぐ…」 梨香は再び目をつぶり、モノをしゃぶりだす。僕の顔に何度も梨香の顔が埋まった。 また部屋の前を人が通り過ぎた。意識が部屋の外に向き、見られてしまったのではないか、という不安が頭をよぎる。 「んあっ…んっんっ」 一度外が気になってしまうと、そこから意識が離れない。また人が通るのではないかとヒヤヒヤしてしまう。 けれども、梨香はしゃぶり続けていた。僕は外を意識した状態のまま梨香の顔を見る。すると、なんだか不思議な疑問が頭を掠めた。 なぜ人は性器を咥え、舐めるのだろうか、と。 当たり前のことだと思っていたし、疑問に感じたことなどなかった。早くその行為を体験したいと、大人になるための切符みたいな行為だと思っていた。 コンビニにはコンドームが売っているし、街には堂々とラブホテルが建っている。性器を愛撫し、女性器の中に男性器を挿れることが前提の世の中。そんな当たり前とされている行為の中にあるフェラチオを、部屋の前を人が通るかどうかを気にしながら眺めて見ると、とても滑稽な行為なように見えた。 尿が放出される不気味な形をした男性器を、肌やメイクなどの美を気にしながら生きている女性が咥えるという行為、フェラチオ。 カラオケの部屋の中、机の下に潜り込むという形を取ってまで、梨香は僕にそういう行為をしてくれている。 そして、そういう行為をたくさんの男女がしているという事実。ラブホテルや家。今でも別の場所で、僕らと同じような行為を他の男女もしているという事実。 そんな事実が当たり前にある世界。そして、そういった行為を嫌われてしまうこと覚悟で梨香に求めた僕。 「梨香」 意識が部屋の外から、部屋の中に戻る。 「めっちゃ気持ち良いよ」 顔の輪郭が崩れるほど大きな口を開けて、梨香はモノを咥えている。 「もう…出したい」 たとえその行為が、周りから見たらどれだけ滑稽に見えようとも、「気持ち良い」という事実からは逃れられない。 「やばい…もうイく」 むしろ、どれだけ滑稽でもいいから、その事実に飛び込みたい。 「やばい…出るっ!」 口からモノを抜こうとしが、梨香の口が強く僕のモノを掴み、離さない。梨香のしゃぶるスピードが早くなる。 「やばいやばいやばい! 口に出ちゃうよ」 なぜ精子を出すことが終着点なのだろうか、と一瞬思ったが、そんな答えを出したところで何も変わらない問いは、快楽の前に儚く消える。 「やばいやばい」
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