昼のワイドショー戦線 『ミヤネ屋』ジリ貧で棚ぼた『グッディ!』が急上昇!
元TOKIOの山口達也のスキャンダルや、日大アメフト部問題など、世間を大きく騒がせる事件が相次ぐ中、各局がしのぎを削る昼のワイドショーにちょっとした異変が表れている。
“事件”が起きたのは、5月23日のことだ。テレビ情報誌の記者が語る。
「23日は、日大アメフト部の選手が会見を行った次の日だったのですが、フジテレビの『直撃LIVE グッディ!』が、番組をほぼまる…
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「グッディ!」の記事一覧
元TOKIOの山口達也のスキャンダルや、日大アメフト部問題など、世間を大きく騒がせる事件が相次ぐ中、各局がしのぎを削る昼のワイドショーにちょっとした異変が表れている。
“事件”が起きたのは、5月23日のことだ。テレビ情報誌の記者が語る。
「23日は、日大アメフト部の選手が会見を行った次の日だったのですが、フジテレビの『直撃LIVE グッディ!』が、番組をほぼまる…
高畑淳子オフィシャルブログより世間に大きな衝撃を与えている俳優・高畑裕太容疑者(22)が起こした強姦事件。母親で女優の高畑淳子(61)は26日、「業界内で大きな迷惑をかけた」ということから、都内で会見を開いた。
午前9時、報道陣の前に現れた淳子は、沈痛な面持ちで「大変なことをしてしまいました。本当に申し訳ありません」「被害に遭われた女性の方、息子がお受けしていたお仕事へのキャンセル、撮り直し、どんなに言葉を重ねてもお詫びの言葉が見つかりません」と謝罪。親の責任のあり方については、「成人しているからといって、『自分とは関係がない』とは絶対に言えない」と語った。
また、接見時の裕太容疑者の様子について、震えて泣きながら「申し訳ない、申し訳ない」と繰り返していたほか、「死のうと思った」と語っていたといい、彼の芸能界復帰については「してはいけないこと」と考えを述べた。
事件以来、一睡もしていないという淳子。1時間以上、立ったまま報道陣の質問に応じた彼女は、関係者に手を添えられながら、フラフラと会場を後にした。
会見中、『スッキリ!!』(日本テレビ系)、『白熱ライブビビット』(TBS系)、『とくダネ!』(フジテレビ系)、『モーニングショー』(テレビ朝日系)と、全民放キー局が中継を生放送。この間、Twitter上では「高畑淳子さんがかわいそう」と同情する声のほか、「事件に関係ないことを聞いて、誘導尋問みたいになってる」「淳子さん寝てないのに、悪意のある質問ばかりして、マスコミひどい」などと、報道陣への批判が殺到。中でも、報道番組『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)で、フィールドキャスターを務めるフリーアナウンサーの大村正樹の質問に批判が集中している。
大村アナは、「あの~、この裕太容疑者は、これまで高畑さんにね、彼女を紹介したりとか、こういう子と付き合ってるんだという女性を紹介したことはあるんですか? いくつくらいのときに、何人くらい、具体的に教えていただけますか?」「性癖に関して、何か気付くところはありましたでしょうか? たとえばちょっと性欲が強いんじゃないかとか、性的な嗜好が何かちょっとおかしいんじゃないかとか」などと質問。これに、Twitter上では「グッディのインタビュアーの質問内容が意味不明。今まで彼女を紹介してたかなんて聞かなくてよくない?」「フジテレビの質問が下品」「グッディの性癖質問、幼稚すぎるわ」「質問をする以上、自身の子どもの性癖は理解しているのだろうか? 質問の意図に悪意がある」など、嫌悪感を訴えるツイートであふれた。
大村アナといえば、2011年にニュージーランドで大地震が起きた際、足の切断を余儀なくされた日本人の被災者に対し「今ね、自分の体が目の前にあるわけですけれどね、これまで、ね、スポーツもいろいろできてたわけですよね」などとデリカシーのない質問を連発し、大炎上したことも。
「そりゃあ、淳子が『息子は昔から変な性癖があった』とでも言えば、マスコミも騒ぎ立てやすいですが……、今回の大村アナはその気持ちがあふれ出しすぎましたね。また、そこへ輪をかけて、『○○ね』という人を小バカにしたようなしゃべり方と、フジテレビへのイメージが視聴者をイラつかせたのでしょう。ただでさえ、世間は高畑に同情的なムードですから、こういった批判は起きやすい」(芸能記者)
共に息子が逮捕されたキャスターのみのもんたや、女優の三田佳子の謝罪会見とは違い、視聴者から「かわいそう」との声が相次いだ高畑。世間がメディアスクラムであると感じるか否かは、取材対象者の好感度にも左右されるのかもしれない。
『大竹まこと ゴールデンラジオ』(文化放送)より14日に放送された『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)の第2部(午後2時55分~3時54分)の平均視聴率が1.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と過去最低を記録した。
「もともと『ミヤネ屋』(日本テレビ系)の対抗番組としてスタートしたはずが、今や風前の灯火ですからね。制作スタッフも、いつ打ち切りになるのか戦々恐々としていますよ」(フジテレビ関係者)
打開策が見えないまま夏休みシーズンに突入するフジテレビだが、苦戦の影響に『ミヤネ屋』だけでなく、ある番組の名前があがっているという。
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