「パンドラ映画館」の記事一覧(15 / 15ページ)

動物虐待防止協会が煽ったカンガルー大虐殺映画!!『荒野の千鳥足』が43年の歳月を経て日本初公開

<p> ヤコペッティ監督が手掛けた『世界残酷物語』(61)をはじめとするドキュメンタリー作品は“モンド映画”として一時代を築いた。世界各地に伝わる奇習・珍祭を伝えるもので、祭りの生け贄として牛の首が切り落とされるなどの残酷シーンが売りとなっていた。見世物感覚で多くの人たちが映画館に足を運んだ。そんなヤコペッティ風味のモンド映画に、フランツ・カフカを思わせる不条理文学的な</p>

天才・楳図かずお19年ぶりとなる最新作『マザー』。家族に対する“罪悪感”がモンスター化する恐怖!

<p> 天才クリエイター・楳図かずおにとって、19年ぶりとなる最新作『マザー』。人類滅亡の黙示録『14歳』の連載を1995年に終えて以降、持病である腱鞘炎の悪化から漫画家としては休筆状態が続いているが、最新作『マザー』は楳図先生が脚本、絵コンテ、キャスティングから手掛けたオリジナル作品であり、77歳での映画監督デビュー作でもある。『半沢直樹』(TBS系)のおねえキャラでブレイクした片岡愛</p>

大嫌いな人間をぶっ殺してすっきりしませんか? DVD化未定の超・問題作『殺人ワークショップ』

<p> 殺人ワークショップへようこそ。人間誰しも「こいつ、殺してやりたい」「こんなヤツ、いない方が世の中のためだ」と思ったことが一度や二度はあるはず。格差社会、競争社会の中でストレスを強いられる現代人ならば、なおさらだろう。自分の中に芽生えた殺意をどう処理すればいいのか悩んでい</p>

CMが軍事独裁政権を倒した実録ドラマ『NO』。これは政治キャンペーンか、一種の洗脳なのか?

<p> 15年間に及ぶ恐怖政治に引導を渡した若き広告マンがいた。ガエル・ガルシア・ベルナル主演の『NO ノー』は、南米チリの独裁者アウグスト・ピノチェトによる軍事政権末期に行なわれた国民投票の裏側を描いた実録ドラマだ。1日わずか15分のテレビキャンペーンによって、ひとつの国の歴史が大きく動いていく様子を当時の資料映像や実</p>

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