「ミルキーズピクチャーズ」の記事一覧

『麻呂の患者はガテン系』エルフ最終作! 麻呂はアニメでもエロ紳士でおじゃるよ

 人気エロゲーブランド・elf(エルフ)が完全にブランドとしての活動を停止して4年となる。  エルフといえば、『ドラゴンナイト』、『同級生』、『下級生』、『河原崎家の一族』、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』、『媚

『催眠術ZERO』人はどこまで操れるのか? 催眠術エロアニメ

 催眠術という言葉は知っていても、実際にかけてもらったという方は少ないのではないだろうか。しかし催眠術師によるパフォーマンスは、令和となったいまでもたまにテレビで見かける。  術にかかると本人の意思とは無関係な行動をした

『燐月-リンゲツ- THE ANIMATION』呪いを解く唯一の方法は四姉妹の妊娠? 民俗学的純愛エロアニメ

 人気タレントの鈴木奈々が体調不良を理由に休養を発表した。体調不良の明確な理由は発表されていないが、ファンからは心霊ロケによる落ち武者の呪いじゃないか、なんて憶測があるらしい。  さてそんな呪いをテーマにしたエロゲーがあ

『クライミライ』学園に起こった凌辱の惨劇とは? 和姦一切無しエロアニメ

 夏真っ盛りであるが、コロナの影響もあり思うように夏を楽しめている人は少ないのではないだろうか。  夏といえば怪談。ということで純粋なホラーとは異なるものの遠からず近からずの陰鬱な作品を紹介しよう。  『クライミライ』だ

『サムライホルモン THE ANIMATION』くの一と女侍が極上肉便器に?

 佐藤健主演の映画『るろうに剣心』シリーズが『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』で遂に完結となった。近年は『キングダム』、『刀剣乱舞』、そして『鬼滅の刃』などが流行ったためか、時代劇が広い世代から支持をえているように思える。  今回はそんな流行りに便乗してみよう。「くらむちゃうだ~」から2013年にリリースされたフルプライス抜きゲー『サムライホルモン』を、ミルキーズピクチャーズがエロアニメ化した『サムライホルモン THE ANIMATION』だ。  原作エロゲーがリリースされた当時はハチャメチャなギャグシナリオで話題となり、ギャグ抜きゲーなのか、シリアス歴史物なのか、ユーザーの評価が割れた作品であった(おおむねギャグ抜きゲーという意見であったが)。  まずはエロアニメ版公式の紹介文を引用しよう。  風魔忍者に育てられた「シズネ」は毎夜、男衆の肉便器として口元から白濁液が溢れ、結合部からはシブキがあがっていた。  そんな時、一人の漢・堀紋十郎が現れた。曲者にシズネのクナイがヒカリ、紋十郎に飛んでいく。  奪われたクナイの刃先はシズネの首筋に当たる。恐怖におののくシズネの胸に刃先を走らせ一気に引き裂くと、たわわな乳房が露になり、タイツの破れ目は股間まで達し、グニュグニュと恥丘を揉み扱かれ、秘所に指をねじ込まれていく。  今作は30分の単巻である。これでは原作を表現するのは不可能。つまり、原作の要素は設定だけで、ほとんど別物に近い。かといって駄作というわけではない。原作のほとんどの要素を切り落としたために、良い具合に歴史物のエロOVAになっているのだ。  まず冒頭、ヒロインの一人である綾鷹シズネが仲間から受ける拷問シーンから始まる。三角木馬にまたがり、なかなかのハードプレイをいきなり堪能させてくれる。途中になぜ拷問を受けているのか、申し訳程度にフラッシュバックが入る。  シーンが変わり、続いてもうひとりの神楽坂小十郎太が登場すると、主人公・堀紋十郎との関係性をさらっと説明。ここではそれ以上は踏み込まず終了。無駄がないのでかえって分かりやすかったりもする。  再び綾鷹シズネが登場すると、くんずほぐれつでなし崩し的にカラミに移行。くの一とのガチカラミだ。作画が安定しており、くの一や歴史物が好きな人にはたまらないだろう。  それが終わると神楽坂小十郎太が再登場。ここで神楽坂小十郎太の秘密がさらりと発覚するのは置いておき、主人公とイチャコラ開始。オチはギャグテイストで終わるので一応原作をなぞっている。その他、細かい伏線などは完全無視だ。  原作は原作、エロアニメ版はエロアニメ版として、くの一や歴史物が好きという方であれば押さえておこう。 (文=穴リスト猫) 【視聴はこちらから!】 ・サムライホルモン THE ANIMATION

『最終痴漢電車』痴漢願望を持つ女子は実在する!?

 電車等における痴漢行為は、各都道府県の迷惑防止条例違反の痴漢事犯、または強制わいせつ事犯として認知・検挙される。具体的に痴漢とは「人を著しく羞恥させ、又は人に不安を覚えさせるような行為であり、公共の場所又は公共の乗物において、衣服等の上から、又は直接人の身体に触れる」行為を指している。  最近の痴漢事犯における検挙数は、法務省が発表している平成27年度犯罪白書によると、平成18年が420件に対し、24年が318件、25年が303件、26年が283件で年々減少している。しかし、年間で約300件ということは、3日に2件のペースで誰かが痴漢で捕まっているということだ。これは決して少ないとは言い難い。もちろんこれらはあくまで検挙された数であり、潜在的な痴漢事犯の数はもっともっと多いのだろう。  何がそれほどまでに痴漢行為を誘発するのだろうか。  2010年に警察庁が発表した都内の痴漢摘発路線のランキングによると、1位が中央線、2位が埼京線、3位が山手線、僅差の4位で京王線だった。一般的にも中央線や埼京線は痴漢が多いとは知られていて、同時に激しく混む路線としても知られている。2014年に起き平塚市教育委員会の男性職員が起こした痴漢事犯がそれを象徴していて、「埼京線なら痴漢できると思った」と犯人が語ったほどだ。それだけ埼京線は痴漢に適してしまう路線、つまり混雑が激しい路線であることは間違いない。JRもそれは認識しており、「犯罪抑止効果に加え痴漢犯罪捜査に有効であるため」として車内に防犯カメラを導入した。  実際、中央線や埼京線の混雑具合は想像を絶する。国土交通省によると、それらの路線の乗車率は、ピーク時だと180%を超してしまうらしい。結局のところ、痴漢を誘発する最大の原因は異常な乗車率にあると言っていいだろう。  さてそんな痴漢行為をテーマにし、妄想を最大限まで膨らませ、痴漢には興味あるけど絶対にしない紳士のためのエロゲーがある。アトリエかぐやの『最終痴漢電車』だ。この作品は高いゲーム性と実用性から抜きゲーの傑作として、ブランドの看板タイトルになりシリーズ化した。エロアニメ化もされ、ミルキーズピクチャーズよりリリースされ、こちらもシリーズ化した。  以下があらすじである。  赤字続きの関急電鉄の車掌天野哲雄は、廃線のピンチを阻止する為あるアイデアを思いつく。それは哲雄の天才的な特技痴漢テクニックを駆使し、痴漢願望のある女の子を集め、リアルな風俗としての「痴漢電車」を走らせるというものだった。哲雄は会社には秘密で痴漢電車を走らせることを成功させ、路線は黒字へと転換していく。  このまま上手くいくように思えたが、関急電鉄の外部コンサルタントである羽山玲子や、フリージャーナリストの鳳優香に「痴漢電車」の存在を嗅ぎ付けられる。  ふたりは「痴漢電車」の存在は世間に公表しようと証拠集めを始めるが、哲雄はそれをなんとか阻止しようと奮闘する。  最終的には会社ぐるみで「痴漢電車」を隠蔽することになるが、それとほぼ同時期に廃線の危機が免れることになり、「痴漢電車」の企画も終了させることとになる。  本当の意味で「最終痴漢電車」を発進し、感慨にふけった哲雄の目に驚くべき光景が映った。痴漢電車内に哲雄を慕う幼なじみの西村沙奈が乗車していたのだ。  彼女は痴漢電車の存在を哲雄の同僚から知らされていたのだが、兄のように慕う哲雄が痴漢電車の企画になんて関わっているわけがないと信じていた。それを確かめるため自ら乗車していたのだ。  沙奈に痴漢に飢えた男たちの魔の手が忍び寄る。果たして哲雄は彼女を救うことができるのか――。  エロアニメ版『最終痴漢電車』は3巻構成だ。今作はその名からは意外なほど(?)ストーリーがしっかりと作り込まれていて、90分を1本のアニメ作品として観るのに十分耐えられる。  エロアニメ化されることで原作からのキャラの設定改変がいくつか存在する。大きい変化は鳳優香と羽山玲子だ。原作だと優香は婦人警官だし、玲子は社内の人間だ。しかし彼女たちの改変は、ストーリーに厚みを加えていることに成功している。  彼女たちは「痴漢電車」に対して反対であり世間に公表しようとするのだが、哲雄をはじめとした社内の人間に阻止され、また肉体的にも支配されて徐々に「痴漢電車」を容認していく立場になる。この「痴漢電車」という普通に考えたら突拍子もない企画に、明確な反対勢力を用意し、しかし徐々に態度が軟化しいく様がすばらしい。かつ肉便器に堕としていく征服感がたまらない。  その他のキャラクターはだいたい原作に沿って登場はするのだが、ほとんどが痴漢対象であり、物語には大きく絡まない。全体的には、幼なじみの西村沙奈が主人公・天野哲雄に憧れているというベースをもとに、哲雄が葛藤しつつも痴漢電車を会社のために推し進めるが、それを阻止する人間たちが現れ、路線は廃線となるのかならないのかに焦点が絞られ、哲雄と沙奈がどういう関係に着地するのかという流れである。  川原絵美をはじめとした数々のエロシーンは和姦に近い。実のところ、ヒロインたちのほとんどがレイプ願望を持った変態女ばかりだ。「最終痴漢電車」とはいうものの、後半になればばるほどプレイは乱交に近く、タイトルほど犯罪性を感じさせるものではない。誤解してはいけないことは、本作も原作も、痴漢を推奨したものでは決してない。  リリースが2002年でやや古い作品のせいか、作画や動きにチープが面もある。しかしそれが気にならなくなるほど作品として良い。原作ファンでなくとも、エロゲーマーならぜひとも観ておきたい作品だ。 (文=穴リスト猫) 【視聴はこちらをクリック!】 ■『最終痴漢電車 Rail-1』 ■『最終痴漢電車 Rail-2』 ■『最終痴漢電車 Rail-3』

『THE ガッツ!』エロゲーヒロイン最強の漢”タカさん” エロアニメ見参!

 エロゲーに限ったことではないが、ゲームというのはRPGやシューティングといったゲームそのもののジャンル以外に、「泣きゲー」「鬱ゲー」など、ユーザーの感性に頼ったジャンルが存在し、その中に「バカゲー」というものがある。

『殻ノ少女』原作をしっかり踏襲したミステリーエロアニメ

 以前紹介した『カルタグラ ツキ狂イノ病』に続いてInnocent Greyからもう1本、ミルキーズピクチャーズからエロアニメ化された作品がある。サイコミステリーエロゲーの金字塔『殻ノ少女』だ。  同作は美少女ゲームアワード2008(現・萌えゲーアワード)のBGM部門とプロモーション部門で金賞を受賞した人気作品であり、中古市場では高値で取引されるほどの名作だ。  舞台は『カルタグラ』と直接的な時系列の流れを汲んだ、戦後の昭和初期。登場人物も一部被る。複雑難解なストーリー、ため息が出てしまうほどに美しいCG、そして人によっては鬱ゲーとされる残酷描写など、醜と美が入り混じる文学作品に昇華された作品だ。  エロアニメ版『殻ノ少女』も『カルタグラ』同様、第1話・第2話と全2巻構成の合計1時間弱だが、さらにストーリー重視作品となっている。しかし、『カルタグラ』では一応の解決まで話は進んだものの、今回は謎と伏線がほぼ未回収で終わってしまう。第3話・第4話と続くのではないかと臭わせる結末だが、いまのところ続編の発表はない。  一方エロシーンは、主人公・時坂玲人の大人びたキャラということもあってか、前作よりもていねいにねっとりと描かれている。ぬるぬる動く葉月杏子とのエロシーンはまさに抜きどころだし、変態な夏目さんとのシーンは原作同様かなり濃いものだ。全体的に作画のクオリティが高いため、キャラ描写も原作に近く朽木冬子の透明感も損なわれていない。  正直エロ目的で観るとした物足りなさを覚えるかもしれないが、エロシーンまでもきちんと描いたサイコミステリーアニメと思えば十分に楽しめるはずだ。原作未プレイのエロゲーマーにとっては、ネタバレなくダイジェスト的に楽しめる入門的な作品ともなりえる。 (文=穴リスト猫)

『彼女×彼女×彼女~三姉妹とのドキドキ共同生活~』あらゆる好みを網羅する抜きすぎ注意エロアニメ

 GWをいかがお過ごしだろうか。前回に引き続き、ステイホーム期間のオナニーに適したエロアニメを紹介しよう。ミルキーズピクチャーズの『彼女×彼女×彼女 ~三姉妹とのドキドキ共同生活~ 完全版』だ。  『彼女×彼女×彼女 ~

『カルタグラ』原作よりエログロ要素控えめなミステリーエロアニメ

 エロゲーの世界を楽しむ方法として、TVアニメを観るというのがある。例えば名作と名高い『AIR』や超人気の『Fate』シリーズだ。意外と知られていないのだが、これらはエロゲーが原作である。  TVアニメであれば何十時間も

サブコンテンツ

このページの先頭へ