「北朝鮮」の記事一覧(8 / 10ページ)

脱北少年に聞く、北朝鮮イマドキ10代のおしゃれ事情「国が配給する制服なんてダサくて着られない!?」

<p> 先月、北朝鮮の海外向け週刊新聞「統一新報」が、北朝鮮の学生服のデザインとカラーが30年ぶりに変わったと伝えた。金正恩氏が学生たちの制服についても気を配る「人民大衆に優しい指導者」というイメージを打ち出すためだ。</p>

<p> 北朝鮮当局は、こうした宣伝を通じて学生たちの忠誠心を育もうとしているが、そもそも10代のファッション事情とはどのようなものなのだろうか?</p>

“金づる”中国人ツアー客を狙い撃ち! 北朝鮮の最新お土産事情「北海道名物のアレも!?」

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中国客向けの土産物店=北朝鮮新義州市

 3月上旬、北朝鮮は外国人に対して実施していたエボラ出血熱対策の入国制限を解除した。事実上、昨年10月から鎖国状態となっていたが、ここへきてようやく受け入れを再開した。だが、春節はすでに終わり、貴重な外貨収入が期待できる「爆買い」中国人ツアー客の恩恵は受けることができなかった。それでも北にとって、中国人観光客が金ヅルになっているのは紛れもない事実。北の土産物屋で並ぶグッズを探ると、「これでもか」というほど、スゴいシロモノが売られていた。

 中国人向けの北朝鮮ツアーは、日帰りから数日間の本格的な周遊まで、多様なメニューが用意されている。ツアー代金は日帰りだと250元(約5,000円)から。宿泊が伴う場合は1,000~5,000元(約2~10万円)以内で行けるため、気軽な海外旅行先として人気を集めている。

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中国の旅行社が募集する朝鮮ツアーのポップ

 一方で、北朝鮮にはモノがない。最新鋭の炊飯器やカメラといった、「爆買い」中国人が好むアイテムは皆無だ。

 そんな中でも生きるためには金儲けをしなきゃならんワケで、南部の大都市、開城(ケソン)特産の高麗人参や関連のお茶、健康食品、医薬品は土産物としてわりと人気があるという。

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漢字表記の多い朝鮮人参の土産物

 筆者が入手した中国人観光客が撮影した北朝鮮国内の写真には、「高麗人参」とばっちり漢字表記がなされていた。

 中国人は、健康にバチッと効きそうな薬を好む。とある北の製薬メーカーは「糖尿病、腎臓病、高血圧、脳卒中、インポテンツ……」など、すさまじい効能書きのある薬品を開発し、土産物屋に陳列していた。

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怪しい万能薬「金糖-2」

 それが「金糖-2」注射薬だ。液体の入ったガラス製のアンプルを注射するという面倒くさい使用方法だが、ポスターには「無病長寿に効果あり」「鳥インフルエンザにも効きます」といい、事実であれば、鳥インフルがパンデミックした時に世界を救う特効薬になるかもしれない。

 万能薬はこれだけではない。「パソコン疲れの目に効く鉱石」「血を浄化する指輪」など、1980年代のロールプレイングゲームを思い出させるアイテムもある。わが国のコエンザイムQ10もびっくりだ。

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どこかで見たことのある、木彫りの熊と豚

 元手のいらない木工製品も多い。入手した写真で驚かされたのは、昭和の家庭で一家にひとつはあった「木彫りの熊」の存在だ。シャケをくわえた木彫り熊。田中義剛の花畑牧場の台頭で、北海道土産としては最近ではすっかり見かけなくなったが、今は中国人向けの『北の国から』土産として、主力になっているようだ。
(文=金正太郎)

意外にシンプルでフランク!? ゴチャゴチャ悩んだら……「北朝鮮の人に人生相談」のススメ

<p> こんにちは。今回は「北朝鮮の人に人生相談をしたらどうなるか」という話をしたいと思います。同じ相談内容であっても、相談する人のお国柄によっては、まったく違う解釈による答えが返ってきますよね。同じ国籍ですら千差万別なのですから、当然ですね。では、それが北朝鮮の人だった場合、どうなるのか――。<br />
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北朝鮮孤児院で教師が少女17人を強姦! 越境逃亡で逮捕の被害少女「連れ戻されると殺される!!」

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 北朝鮮・中朝国境地帯の孤児院で暮らしていた少女ら少なくとも17人が、施設の教師2人に強姦される事件が発生し、当局も市民も激しいショックを受けていると米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。

 事件が起きたのは、両江道(リャンガンド)恵山(ヘサン)市の恵山中等学院。

 2月22日の昼ごろ、施設から脱走した少女3人が鴨緑江(アムノッカン)を越えて中国に逃げ込もうとしていたところを、北朝鮮国境警備隊の隊員に逮捕された。

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損失は8億円超! “エボラ鎖国”北朝鮮が「平壌国際マラソン」外国人排除を決定、観光産業に大打撃

<p> エボラ出血熱の国内流入を阻止するためという名目で、昨年10月より外国人観光客の入国を事実上禁止している北朝鮮。4月12日に開かれる平壌国際マラソンまでには入国制限措置を解くのか注目が集まっていたが、北朝鮮当局者が「マラソンへの外国人参加を禁止する」と語ったとAP通信が伝えた。</p>

活動再開に日本のファンも歓喜! 北朝鮮「モランボン楽団」が東南アジアツアーを準備中

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 金正恩時代を象徴する北朝鮮の音楽ユニット「モランボン楽団」が、東南アジアツアーを企画していることがわかった。

 韓国紙の毎日経済は26日、対北朝鮮消息筋を通じて、モランボン楽団がシンガポール、マレーシア、インドネシアなど東南アジア4~5カ国のライブツアーを準備していると報じた。消息筋は「ツアー日程はまだ確定されていないが、現地の大使館などを通じて準備中だ」としている。

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モランボン楽団だけじゃない! 北朝鮮のイケメン芸能人予備軍を直撃

<p> こんにちは。</p>

<p> 北朝鮮の芸能人といえば、とかく話題に上るのがモランボン楽団の姉ちゃんたちですが、男性若手スターの存在も忘れてはなりません。</p>

<p> 特に男性芸能人は「若ければいいってもんじゃない」(平壌市23歳女性)、「わかりやすいイケメンが好まれるわけではない」(同20歳女性)といい、実力や醸し出す雰囲気が重視される傾向があります。</p>

『ザ・インタビュー』を見たら厳罰、流布させたら銃殺!? 北朝鮮人民を震え上がらせる「DVD検閲の死神」とは

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映画『ザ・インタビュー』海賊版DVD

 北朝鮮当局が、金正恩氏暗殺を描いたコメディ米映画『ザ・インタビュー』の自国への流入を懸命に防ごうとしていることがわかった。わざわざ同作を見てはならないと人民に伝えるための講演会も行われているという。

 咸鏡北道の内部情報筋は、次のように語る。

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朝鮮総連ビル“買い戻し”の一方で、マニア涙目! 貴重な“発禁「コリセン」ってなんだ!?

<p> 事実上、本部ビルの買い戻しが実現しそうな朝鮮総連中央本部ビル(東京都千代田区)売却問題。本部ビルは維持する一方で、東京都文京区にある「朝鮮出版会館」は1月23日に大阪市内の不動産会社に約23億円で売却され、解体される見込みとなった。北朝鮮研究者やマニアからは「コリセンがなくなる……」と、惜しむ声がTwitterなどで相次いでいる。日本の好事家に愛された「コリセン」とは……。<br />
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無慈悲な料理本『有名な平壌料理』のメニューを作ってみた【牛足の煮こごり】編

<p> 冷麺を「粉から打て」と指示するなどでおなじみ、無慈悲な北朝鮮料理本『有名な平壌料理』から作ってみた! シリーズ第2弾です。</p>

<p> 今回は、「牛足の煮こごり」に挑戦してみたいと思います。</p>

<p> この料理は韓国ではあまり食べたことがなく、北朝鮮の宴会でしばしば見かけます。出てくること自体が珍しいので、おそらく主に祝いの席や慶事の料理ではないかと思われます。<br />
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