“伝説の女優”故・原節子さんの慎ましい晩年「外出は、いつも裏口から……」
<p> 伝説の女優、原節子さんが今年9月、肺炎により95歳で亡くなっていたことが伝えられた。神奈川県鎌倉市内の住宅地でひっそりと暮らしていたところ、8月に猛暑で体調を崩して入院。そのまま親族に看取られて息を引き取ったというが、本人の意向で死は公表されていなかった。</p>
<p> 一昨年、原さんのインタビューを「音声だけでも」と試みた取材班がいた。NHKのドキュメント番組を下請けしている制作会社のスタッフで、「本人に会うことすらできずに断念した」という。</p>