「映画」の記事一覧(31 / 42ページ)
2015年6月18日 [06連載, 20パンドラ映画館, パンドラ映画館, 映画, 最新芸能ニュース]
<p> デジタル化が進み、映画産業の光景は大きく変わった。フィルム上映にこだわった街の映画館は次々と姿を消し、新しくできた巨大シネマコンプレックスに人々は吸い込まれていく。小さな映写室から上映を見守ってきた映写技師たちの多くも仕事を失った。フィルム撮影からデジタル撮影に変わったことで、製作現場でも大勢のスタッフが変革の波に呑まれた。当然ながら、俳優たちも無傷ではいられない。CGキャラクターが大活躍するジェームズ・キャメロン監督のSF大作『アバター』(09)を観た人は、「生身の俳優じゃなくても充分面白いじゃないか」と感じたの</p>

「人気俳優もスタッフもみんなリストラの対象に!? 映画界の今後を大胆予測『コングレス未来学会議』」の続きを読む
2015年6月12日 [映画, 最新芸能ニュース]

(c)2015吉田秋生・小学館/フジテレビジョン 小学館 東宝 ギャガ
今週取り上げる最新映画は、世界的にも評価の高い是枝裕和と、マニアックな支持を集める冨永昌敬、2人の個性派監督による待望の新作。それぞれ鎌倉と水戸でロケを行い、地方の街並みと自然をドラマの背景として有効に機能させている点も見どころだ(いずれも6月13日公開)。
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「主役級女優が演じる四姉妹! 美しい家族愛を描いた、是枝監督の最新作『海街diary』」の続きを読む
2015年6月12日 [06連載, 20パンドラ映画館, パンドラ映画館, 映画, 最新芸能ニュース]
<p> ジョージ・ミラー監督の『マッドマックス2』(81)を初めて観たときは衝撃的だった。シリーズ第1作『マッドマックス』(79)もカーアクション映画として充分すぎるほど刺激的だったが、製作予算が10倍に増えた『マッドマックス2』は文明滅亡後の荒廃した世界を舞台に、それまで観たことのなかった壮絶なSFアクション大作へと大進化を遂げていた。法律もモラルも存在しなくなった近未来のディストピアを描いた作品として、永井豪が「週刊少年マガジン」「月刊少年マガジン」で1973年~78年に連載したコミック『バ</p>

「あの伝説の“暴走狂人”が30年ぶりに帰ってきた!! 破壊神話『マッドマックス 怒りのデス・ロード』」の続きを読む
2015年6月5日 [映画, 最新芸能ニュース]

(C) 2015 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved./配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
今週取り上げる最新映画は、スペクタクルな視覚効果とスリリングな展開が魅力のハリウッド製娯楽大作2本。新進スターが輝く若者向け映画のようでいて、奥行きある世界観や批評的な視点が幅広い世代の観客にアピールする充実作だ。
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「ジョージ・クルーニーのディズニー初出演映画 話題のSF大作『トゥモローランド』」の続きを読む
2015年6月5日 [06連載, 20パンドラ映画館, パンドラ映画館, 映画, 最新芸能ニュース]
<p>一見すると、海辺のその街はとても静かで、自然とうまく調和しており、そこで暮らす人たちはみんな親切で優しい。事件らしい事件は起きず、四季に彩られた1年間がゆったりと過ぎていく。人気漫画家・吉田秋生の同名コミックを、是枝裕和監督が映画化した『海街diary』は美しい四姉妹が暮らすユートピアの物語だ。姉妹はお互いをいたわり合うが、よく見ると彼女たちの足元には埋めがたい喪失感が流れていることに気づく。喪失感を抱えている者同士ゆえに、彼女たちは結びついていることが分かる。<br />
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「喪失感を抱えた美しきユートピア『海街diary』食卓に並ぶ家庭料理に溶け込んだ家族との思い出」の続きを読む
2015年6月5日 [00芸能, 映画, 最新芸能ニュース]
昨年に公開された映画『欲動』で、元グラビアアイドルで女優の三津谷葉子は、一糸まとわぬ艶かしいベッドシーンに挑戦している。その様子は、まさに「官能的」という言葉がぴったり。女性監…

「女優・三津谷葉子が妖艶に魅せる!『欲動』」の続きを読む
2015年5月29日 [映画, 最新芸能ニュース]

(C)2015「新宿スワン」製作委員会
今週取り上げる最新映画は、歌舞伎町の裏社会に生きる男たちのサバイバルを描く邦画と、米大学のアカペラ部で全国大会を目指す女子大生らのハーモニーが響くハリウッド作品。舞台は異なるが、いずれも本気の勝負と熱い絆で成長する主人公の成長ぶりが見どころの痛快作だ。
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「快進撃を続ける園子温最新作『新宿スワン』 綾野剛が“へタレ三枚目”に初挑戦!」の続きを読む
2015年5月27日 [06連載, 20パンドラ映画館, パンドラ映画館, 映画, 最新芸能ニュース]
<p> 染谷将太はいつも眠そうな顔をしている。映画界で引っ張りだこの若手俳優なのに、退屈な日常に辟易したような表情でスクリーンの中に佇んでいる。ハリウッドのスター俳優でありながら、『狩人の夜』(55)や『恐怖の岬』(62)などのカルト作で奇妙な役を度々演じたロバート・ミッチャムの愛称が“スリーピング・アイ”だったことを思い出させる。そんな眠たげな染谷将太が、石井岳龍監督の『ソレダケ that’s it』では覚醒を迫られることに。かつて石井聰亙と呼ばれ、『狂い咲きサンダーロード』(80)『爆裂都市 BURST CITY』(82)</p>

「石井岳龍と染谷将太のインディーズ魂が大爆裂!! 鼓膜と脳天を直撃する轟音上映『ソレダケ that’s it』」の続きを読む
2015年5月25日 [00芸能, 映画, 最新芸能ニュース, 松竹]

『超高速! 参勤交代』松竹
今年もゴールデンウィークが終わったばかりだが、映画界ではすでに来年のGW興行が話題になっているという。
「東宝は先日発表された生田斗真、岡田将生の『秘密 THE TOP SECRET』で勝負するようです。監督も、映画『るろうに剣心』の大友啓史監督ですから、興収は40億程度を見込んでいるとか。一方の松竹は、あのヒット作『超高速! 参勤交代』の続編で勝負するようです」(映画関係者)
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「早くも来年のGW商戦が話題の映画界 松竹『超高速! 参勤交代』は“第2の寅さん”になれるか」の続きを読む
2015年5月22日 [03カルチャー, 映画, 最新芸能ニュース]

(C) Chappie -Photos By STEPHANIE BLOMKAMP
今週取り上げる最新映画は、クオリティの高い視覚効果を駆使して近未来を描くハリウッド製のSF超大作2本。愛着を覚えてしまうほどリアルな存在感が魅力のAIロボットか、圧倒的な迫力で動く巨大迷路か。映画館の大スクリーンで最先端の映像表現とスリリングなストーリーを堪能したい2作品だ。
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「“ハリウッド的”ハッピーエンドへのアンチテーゼか 『第9地区』監督の最新作『チャッピー』」の続きを読む