「社会」の記事一覧(21 / 65ページ)

日中関係の悪化が原因で……!? 中国でカモられる韓国人が急増中!

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 ここ最近、中国を訪れた韓国人が、繁華街でボッタクリ被害に遭うケースが増えているという。

 駐中韓国大使館は12月上旬、悪質な客引きに気をつけるよう、渡航者に注意を促した。2015年だけでボッタクリ事件は103件発生しており、ここ最近も増加傾向にあるという。

 近年、多くの中国人観光客が韓国を訪れているが、逆に中国の博覧会や展示会に足を運ぶ韓国人も増えているという。そんな中、韓国人が宿泊するホテルの近くに、客引きが多数出没しているそうだ。

 客引きは「安くていいバーやマッサージ店を紹介する」と言って声をかけ、タクシーで一緒に移動。強引に酒を勧め、ターゲットを酔わせる。その後、コワモテの従業員が現れ、高額な料金を請求。これを拒否すると、凶器をちらつかせて恐喝したり、時に暴行を働くという。さらに、パスポートなどの身分証を撮影し、警察に通報させないようにする用意周到ぶりだ。仮に警察に通報したとしても、店の位置は頻繁に変わるため、ほとんどお手上げ状態だそうだ。

 実際、客引きに連れていかれた風俗店やマッサージ店で、日本円で30~50万円もボッタクられた、という被害は後を絶たない。

 いったいなぜ、韓国人が狙われるのか? 中国事情に詳しいフリーライターの吉井透氏は言う。

「これまで、中国では日本人相手のボッタクリが多かった。ただ、最近では日中関係の悪化から、駐在員や旅行客の数が激減している。そのしわ寄せが、相対的に増えた訪中韓国人に向かっているのではないでしょうか」

 いずれにせよ、中国でも、客引きにはついていかないほうが賢明だろう。
(文=河鐘基)

「全世界をだましてやった!」と店員ドヤ顔……焼き肉チェーンが、鴨の汚肉を牛肉と偽装!

<p> ダンボール肉まん、下水溝油、プラスチック米など、後から後から出てくる中国の偽装食品。道端で売られている肉の串焼き類もどんな肉を使っているかわからず、当の中国人でさえあまり手を出さない。</p>

<p> となると、外食するならやっぱり信用のおける店で食べるのが一番なわけで、全国チェーンのレストランなどは、材料も調理方法も比較的安全といわれている。</p>

<p> そんな中、食べ放題の焼き肉チェーン店が偽装肉を使っていたことがわかり、偽装食品の存在に慣れているはずの人民たちをも震撼させている。</p>

自作自演はお国柄? ウソと裏切りが横行する韓国のトンデモ事件簿

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イメージ画像(Thinkstockより)

 韓国のネット上では10月頃、日本の寿司店でわさびを大量に盛られる「わさびテロ」や、「大阪で回し蹴りを食らった」など、日本で差別を受けたという告白が相次いだ。中には明確な証拠がないものもあり、一部では韓国人による日本ヘイトの“自作自演”という説も出ていた。こうした疑いがもたれるのも、韓国では自作自演による犯罪が後を絶たないからだろう。最近でも、あきれるような事件が起きている。

 12月12日、大田(テジョン)市の宝石店に強盗が入った。帽子とマスクで顔を隠し、ハンマーを手にした犯人は、店内に入ると脇目も振らずにショーウインドウを叩き割り、1.5キロ相当の金塊などの貴金属、総額7,000万ウォン(約700万円)を強奪。犯行時間はわずか20秒にも満たなかったという。犯人はタクシーで逃走を図るも、監視カメラの映像から、即逮捕となった。

 しかし、警察の捜査が進むにつれて、驚きの事実が明らかになる。なんと、宝石店店主と犯人は、30年来の親友だったというのだ。さらに、強盗を提案したのは店主のほうだというから驚きだ。

 実は、この宝石店では強盗被害を受けた場合、被害額を警備会社が補償する契約を交わしていた。店主は親友が金に困っている姿を見て、今回の自作自演劇を提案。しかし、いくら友情のためとはいえ、犯罪は犯罪だ。ネット民の間でも「犯罪をそそのかすなんて、本当の友情ではない」「犯罪を起こすような人間だから、金に困ったんだろ」などと、2人の行為を強く非難している。

 一方、こうした自作自演劇は、直接的な犯罪だけに限らない。特に多いのが「当たり屋」などの保険金詐欺で、最近では同じ場所で37回も交通事故に遭ったふりをして約8,000万ウォン(800万円)をだまし取っていた男が逮捕されている。ちなみに、金融監督院によると、当たり屋による事件自体は減少傾向だが、保険金詐欺の被害総額は過去最大を更新。これは、病院やブローカーと組んだ組織的犯罪が増えたことが原因だといわれる。

 ウソと裏切りが横行する韓国社会では、それらを見抜く力が必須のようだ。

「ツンデレ」が世界共通語に!? NAVER国語辞典が発表した新語ランキングで堂々の1位獲得!

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 先日、Googleが2016年検索ランキングを発表した。今年のトレンドが反映される急上昇ランキングでは、「ポケモンGO」や「オリンピック」「SMAP」がトップ3に選ばれた。どれも納得のランクインだろう。

 一方、お隣・韓国でも、国内大手検索サイトNAVERから、NAVER国語辞典利用者の検索ランキングが発表されたのだが、“新語”ランキング1位に、驚きの単語がランクインしている。それが、日本ではすでにおなじみの「ツンデレ」だ。

 ハングルには「ツ」の発音がないため、表記的には「チュンデレ」なのがご愛嬌だが、日本語がそのまま韓国語に転用されている。日本のゲームやアニメから流入したようだが、総合検索ランキングでも3位と、一般にも広く浸透している。実際に検索してみると、アニメやゲーム以外にも多くの記事の存在が確認できる。

 こうした「ツンデレ」のように、日本語がそのまま輸入されるケースは 、アニメ・ゲーム関係に多い。発音上、多少異なる場合もあるが、「オットフ(オタク)」「ヤオイ」「フジョシ(腐女子)」など、数多く存在する。日本のアニメ・ゲーム文化が、どれだけ韓国に影響を与えているのかがわかる事例だ。

 しかし、ネット民の中には「『ツンデレ』が新語って……かなり昔からあるだろ」というように、「ツンデレ」という言葉が2016年に流行する前からあった言葉で、“新語”ではないと、ランキングを否定する声も多かった。

 また、急上昇した検索語の中には、結婚しながらも夫婦間で独立した生活を送る「卒婚」や、国の腐敗を嘆いた「ヘル朝鮮」などもランクインしていて、全体的に不安定な社会情勢を嘆く言葉が多く選ばれていた。

 ちなみに、総合検索ランキング1位が「謝罪」なのも興味深い。朴槿恵大統領の謝罪会見を筆頭に、さまざまなスキャンダルを巻き起こした2016年の韓国を象徴しているかのようだ。
(文=慎虎俊)

盗んだ車で深夜のカーチェイス、宝石店強盗……尾崎豊化した中学生が大暴れ!

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 韓国では12月に入って、中学生による笑えない事件が相次いでいる。12月11日、水原(スウォン)で中学生と警察のカーチェイスが勃発した。
 
 深夜11時頃、市内の中学校に通うA(14)とB(13)は、アパートの駐車場から1台の車を盗み、深夜のドライブに赴いた。1時間ほど車を走らせると、車内に残されていたクレジットカードを使ってコンビニで買い物をしようとした。しかし、すでに車の持ち主は車とカードの盗難届を出していた。店員の不審そうな反応に気づいた2人は、直ちに車に戻って逃走。駆けつけた警察車両と、約10キロに及ぶカーチェイスを繰り広げた末に逮捕された。その途中、すれ違った車との間に接触事故も起こしている。
 
 実は、韓国では、こうした中学生による車両窃盗事件は珍しくない。今年8月には警察と40キロ以上のカーチェイスを行い、大事故を起こした事件もあった。

 中学生による犯罪は、これだけではない。釜山(プサン)警察は26日、同市内の宝石店で強盗を行ったとして、中学生のC(15)とD(15)の2人を逮捕したことを明らかにした。

 CとDは同級生で、宝石店の女性店主(73)が高齢なことに目を付けると、犯行に及んだ。彼らは、店主がバックヤードに入ると、大胆な行動に出る。Cがバックヤードの扉を押さえつけ、Dが手当たり次第に商品を盗んで逃げたのだ。その間、わずか約20秒だったにもかかわらず、彼らは金のネックレス16点、金の腕輪10点など、計2,000万ウォン(約200万円)相当の金品を持ち出した。

 だが、計画性のない犯行はやはりうまくいかず、2人はあっさりと逮捕された。しかし、手慣れた犯行だったため、警察では余罪の有無を捜査しているという。

 この報道に、ネット上では「政治が腐っているからしょうがない」「ガキが問題を起こすのは、親の教育が悪い」と辛らつなコメントが相次いでいる一方で、「この行動力を正しく使えば、大物になれたのに……」と、前途ある若者の犯罪を嘆く声も上がった。

 まるで尾崎豊の歌詞を彷彿させる、韓国の中学生たちの犯罪。ネット民が言うように、政治の混乱が、子どもたちにも影響を与えているのかもしれない。

ナイジェリア税関がニセ米を押収してみたら……世界を席巻する「中国製プラスチック食品」

<p> アフリカのナイジェリアで今月21日、税関職員が大量のニセ米を押収したと、現地のマスコミが伝えている。報道によると、押収したニセ米はプラスチック製で、108袋、合わせて2.5トンにも及ぶという。</p>

<p> 現地の税関職員の話によると、このニセ米はナイジェリアの最大都市ラゴスの港から入ってきたもので、中国から輸入されたのではないかという疑いが持たれている。</p>

<p> ナイジェリアの税関当局はすでに一人の容疑者を逮捕して取り調べを進めており、押収したニセ米は検査機関に送り、化学的な分析を待っているところだという。</p>

韓国版マッチョ消防士カレンダーがバカ売れ中! 収益金は、やけど患者に全額寄付

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聯合ニュース

 ここ数年、世界中で人気を集めている世界各国のマッチョ消防士をモデルにしたカレンダーが、韓国でも話題だ。韓国版でモデルを務めるのは、消防士ボディビル大会で入賞した、ソウル市の現役消防士たち。現在、韓国の大手コンビニGSショップやネットで発売されており、すでに1万部以上を売り上げているという。

 消防士たちは、カレンダーの収益金など約1億ウォン(約1,000万円)を、火災でやけどを負った患者に全額寄付するとした。モデルになった消防士のひとりは、メディアの取材に対し、次のようなコメントを寄せている。

「消防士も火災現場でやけどを負うことが多く、患者さんのつらさは、よく理解できます。とても大変だと思いますが、少しでも彼らの助けになれれば」

 消防士たちは23日、やけど治療専門の漢江ソンシム病院を訪問。寄付金を手渡した。まず、約500万ウォン(約50万円)の寄付金を受け取ることになったのは、3歳のチャン・スンホ君。彼は生後7カ月の時、高温のホットミルクがこぼれ、口と首にやけどを負った。今年5月に手術を行ったが、今後も皮膚移植やリハビリが必要な状況だ。なお、その他の寄付金は、やけど患者を支援する各団体に寄付される予定だ。

 ちなみに、このマッチョ消防士カレンダーは、昨年、一昨年も販売されている。すでに2年間の収益総額約1億ウォン(約1,000万円)が、やけど患者25人に寄付されているが、今年は1年で10億ウォン集めることに成功。年々、認知度が高まっている。

 消防士たちにとっても、自慢の肉体をカレンダーとして残せるということで、悪い話ではない。

 なお同カレンダーは来年1月10日までの限定販売で、残りの収益もすべて寄付される予定だ。
(文=河鐘基)

ケージから飛び出した乗客の愛犬を射殺! 無慈悲な空港職員に非難殺到

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飼い主のFacebookより

 韓国・仁川空港で乗客の愛犬が射殺され、騒動になっている。

 12月19日、仁川からタイ・バンコクへ向かうタイ国際航空の貨物室に預けられた犬がケージを抜け出し、10~15分ほど駐機場を走り回った。一歩間違って滑走路に進入すれば飛行機の離着陸に支障を来すかもしれない状況だったため、空港内は一時パニックに陥った。

 空港関係者によると、「必死に捕まえようとしたが、犬が滑走路の近くまで接近し、事故の恐れがあると判断したため、現場に駆けつけた野生鳥獣管理チームが空港のマニュアルに従って射殺した」という。飼い主はタイ人だった。

 そもそも犬が駐機場を走り回ったのは、航空会社の職員がケージの鍵をきちんと閉めていなかったことが原因だった。しかし、何よりも射殺という極端な対応を取った空港職員に、批判の矢が向けられている。

 ネット民からは「飼い主には一生のトラウマだな」「麻酔銃とかあるだろ?」「機内で騒動を起こすボンボンには何にもできないくせに、犬は躊躇なく殺すのか」「猛獣でもないペットを射殺したことにドン引き」「捕まえるのが面倒だったんじゃないの? 韓国人なら十分ありえる」といったコメントが寄せられている。

 一方、一部の愛犬家たちは、「飼い主に協力してもらえれば、十分捕まえられたはず。無能すぎる」「動物の命をなんとも思わない韓国にうんざり」「そもそもペットの命を貨物室に預けるなんて法律からしておかしい」などと、非難の声を上げている。

 実は、2013年にも似たような騒動があった。仁川から釜山に向かう予定だった大韓航空の機体に犬を運び込む途中、壊れたケージを抜け出した犬が滑走路まで疾走。滑走路は閉鎖され、結局犬は射殺された。着陸予定だった飛行機がゴーアラウンドするなど、混乱が生じたのは言うまでもない。

 騒動を起こした大韓航空は、犬の飼い主に航空券の払い戻しと、1,000ドル(約12万円)の賠償金を支払った。

 いくら前例があるとはいえ、犬を射殺したことに対する世間の目は厳しい。人の都合によって尊いひとつの命が奪われたのだから、当然だろう。

使用済み輸血パックが日本の100均商品に!? 中国の医療廃棄物が「食器」「玩具」に生まれ変わるまで

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男のアジトから押収された輸血パック。内部には、まだ血液が残る

 カネのためなら、安全性などお構いなし。そんな拝金主義に毒された中国で、またしても身震いするような事件が発生した。

「中国新聞網」(12月20日付)によると、病院から医療廃棄物を回収し、プラスチックの加工材料として転売していた男と、取引のあった業者らが摘発された。
 
 警察は、男のアジトからは13.5トンに上る医療廃棄物を押収。男がこれまでに3,000トン以上の医療廃棄物を転売し、日本円換算で6億8,000万円以上を売り上げていたとみている。

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分類される前の医療廃棄物。注射針や薬剤の瓶も混ざっている
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医療廃棄物から作られたとみられる食品用トレー

 男は2012年以降、江蘇省南京市の複数の病院から、毎月1万5,000円前後の格安料金で医療廃棄物の処分を引き受けていた。記事によると、正規の回収業者に処分を依頼した場合、1トン当たり7万3,000円以上の処分費用を支払わなければならないといい、コストを削減したい各病院から、男は重宝されていたようだ。

 しかし、男が格安で処分を引き受けることができた裏側には、とんでもないカラクリがあった。男は、引き取った医療廃棄物の中から、使用済み輸血パックなどのプラスチック製品を選別。1トン当たり3万4,000~4万2,500円で別の業者に転売していたのだ。そしてこの業者は、1割ほどの利益を乗せた上で、プラスチック加工業者に転売。加工業者はそれらをプラスチック顆粒にし、同省宿遷市などのプラスチック成形業者に1トン当たり約10万円で転売していたのだ。

 こうした汚れた大河のようなサプライチェーンを経て、使用済みの輸血パックは最終的に玩具や食器に生まれ変わり、販売されていたという。

 この一件は、日本人にとっても対岸の火事ではない。上海市在住の日本人駐在員は話す。

「宿遷市といえばプラスチック産業が盛んで、そこで作られた製品は日本にも輸出されているはず。100円均一ショップで売られている食品保存容器や使い捨て食器などに紛れている可能性もあるのでは?」

 使用済み輸血パックで作られた食器での食事など、想像しただけで吐き気がする……。

慰安婦を「売春婦」と表現したら懲役3年!? 露骨すぎる言論弾圧も、国民の大半は支持?

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イメージ画像(Thinkstockより)

 韓国で慰安婦を「売春婦」と表現したらどうなるのか――? ある大学教授が、厳しい立場に立たされている。

 渦中の人物は、世宗大学の朴裕河(パク・ユハ)教授。彼女は著書『帝国の慰安婦』で、従軍慰安婦は「自発的な売春婦」「強制連行はなかった」などと主張し、元慰安婦の名誉を傷つけたとして起訴されていた。検察側は12月20日の論告求刑公判で「歴史的事実を意図的に歪曲し、まったく反省していない」などとして、懲役3年を求刑している。

 検察は「朴教授は『朝鮮人慰安婦たちが売春を認知した状態で、お金を稼ぐ目的で自発的に慰安婦になった』と著書に書き、事実を意図的に歪曲し、慰安婦被害者たちの名誉を著しく毀損した」などと主張。「これは未必の故意ではなく、確定的な故意だ」と断定している。

 一方の朴教授はインタビューで「ほかの学者たちも、この件についてたくさん書いている。1992年度の韓国政府の報告書にも“売春”という単語が使われている」と反論した。法廷には元慰安婦も訪れており、子どもたちが正しい歴史教育を受けられるように朴教授を厳罰に処すべきだと訴えている。
 
 周知の通り、韓国における慰安婦問題は非常にセンシティブなものだ。そんな慰安婦を「自発的」「売春婦」などと表現すれば、猛烈に叩かれるのは必至だろう。にもかかわらず、なぜ朴教授は『帝国の慰安婦』などという書籍を出したのだろうか? その意図について、次のように語っている。

「これまで20余年間、(慰安婦)支援団体らは日本政府に“法的賠償と公式謝罪”を主張してきた。しかし、私が会った元慰安婦の大部分は、法的賠償が何かも知らなかった。私は、多くの当事者が排除されたまま進行している支援団体のやり方に疑問を覚え、書籍を通じて、ほかの元慰安婦たちの声を伝えたかっただけ」

 そもそも一人の学者が自らの見解を述べただけで、名誉毀損で起訴され、懲役3年を求刑されるという状況は、異常としか言いようがない。「言論の自由」が侵害されていることに韓国ネット民もさぞ悲観しているのかと思いきや、どうやら違うようだ。

「こんな女は一度、性暴力を受けてみたらいい。それでも売春と言えるのか?」「こんな人間が、教授という立場で学生たちに教えているのか……」「求刑が3年では足らない。5年は必要だろう」「日本から金でももらっているのか? 教授という人間が歴史も知らないなんて」などと、朴教授を非難する声ばかりがあふれている。

 ちなみに、朴教授の最終学歴は早稲田大学・大学院卒。『反日ナショナリズムを超えて』『誰が日本を歪曲しているか』といった著書があり、“知日派”の学者といえるかもしれない。

 いずれにせよ、韓国で総スカンを食らっている朴教授。判決公判は来年1月25日に開かれるが、彼女が涙ながらに訴えた次の言葉は切実だ。

「他の意見に対する暴力と弾圧、苦痛は私一人で十分です。裁判所が賢明な判断を下すことをお願いしたい」

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