「男性に喜んでもらうという点では風俗嬢も同じ」収入のために吉原に足を踏み入れたアイドルの誓い
【オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より】
東京都は吉原、道ですれ違うのは散歩をしている老人と、ボーイが時々エサをあげている猫だけです。1日に2000人もの女性が働いているなんてとても思えない静けさの中で、私は彼女と会いました。彼女もまた、2000人の女性の中のひとりで、「地下アイドルです、一応……」と、自己紹介する私を懐かしそうな目で見つめていました。お金は大事ですよね。
私は図々しく5年も地下アイドルを自称しておいて、なお自己紹介をするのが恥ずかしいのです。つい言い訳がましく、「一応」と付け加える癖が抜けません。
一方で、彼女のアイドル生活は順調そのものでした。知名度が右肩上がりの勢いあるアイドルグループに所属し、CDをリリースすれば20位以内には必ずチャートインしていました。「このまま行けば有名アイドル間違いなし」と思われた彼女の人生を変えたのは、“収入”だったそうです。