「07その他」の記事一覧

『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』がまたBPOに苦情を寄せられる!?(約1年5カ月ぶり2度目)

「BPO」公式サイトより  放送における言論・表現の自由を確保しつつ、視聴者の基本的人権を擁護するため、放送への苦情や放送倫理の問題に対応する、第三者の機関・BPO(放送倫理・番組…

ドーーン!! 現在放送中の『笑ゥせぇるすまんNEW』は、なぜ復活したのか!? シンエイ動画・荒木元道PDインタビュー!

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「ガイナックスのコンテンツならなんでも使える」と豪語!? 渦中の「神戸アニメストリート」岸建介氏の手口と次の寄生先も発見!

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フフフ……ヤツは四天王最弱。いや、最弱は魔王のほうだった。遠田マリモ『魔王遭難中!!!~愉快な仲間達を添えて~』

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『魔王遭難中!!!~愉快な仲間達を添えて~(1)』(講談社)

 もしも、魔王が魔法を使えなくなってしまったら。そんな魔王には、存在価値などあるはずもない。それまでの力による統治の反動で、瞬く間に血祭りに上げられてしまうのではないだろうか。

 遠田マリモ『魔王遭難中!!!~愉快な仲間達を添えて~』(講談社)は、そんなもしもを描いた作品である。

 物語の舞台は、無人島。そこに体操座りで呆然とする魔王の姿から始まる。

 なぜ魔王が無人島の主となってしまったか。それは、別の時空で繰り広げられた天使との戦いゆえであった。

 魔王城に迫る天使たちを火炎魔法で撃退していた魔王であったが、限界を感じていた。というのも、天使王との戦いの魔力を失い始めていたからである。それを気づかれる前に、魔王は新たな手を打つ。密かに開発させていた転送装置を使い、人間界に向かうこと。そこで、人間たちを殺し魂を吸収することで魔力を回復させようというのだ。

 魔界の10秒が人間界の1日という時間のズレがあるのは、わかっている。だから、わずかな間に魔力を回復させて戻ってくることができるはず。そのために、魔王は四天王を率いて人間界へと旅立った。

 だが、そこには大きな計算違いがあった。魔界の者たちは人間界に無知だったのである。海という存在を知らず、海から塩が取れることすら知らない程度まで無知だった。

 しかも、装置は調整途中だったために、たどり着いたのは人間界の無人島。極めつけに、人間界では魔力を使えない。すなわち、戻ることすら叶わないということが、後からわかってしまったのである。

 そして、魔王の下僕として活躍するはずの四天王も、役に立ちそうになかった。知恵者のはずのバルディアは人間界の知識が皆無で、火の起こし方さえわからない。豪傑のゼシールは、そのバルディアのせいでロリっ娘にされていて、筋力も皆無の役立たず。召喚師のサイスも、何も召喚できるはずもなく単なるエロい格好をしたネーチャン(処女)というだけ。ただ、四天王最弱のはずだったクリアだけが獣人だったので、その腕力と生活の知恵でなんとか生き延びることができるかという具合。

 もはや、みんな役立たず。それに、魔王も存在価値のない無人島暮らし。諦念して欝っぽくなってしまう魔王だが、それでも四天王は忠誠を誓っていた。というのは魔王の統治によって種族間の争いはなくなり、実力次第で誰でも出世できるシステムをつくったことへの感謝は確かに存在していたからである。

 この作品、ありがちな出オチ系かと思いきや、けっこう練り込まれた物語の様子。単なるサバイバルマンガでもなく、登場人物(人じゃないけど)たちの成長譚として描かれていくようである。

 ラフな絵柄のギャグマンガでは終わらない深さに期待したいところだ。
(文=是枝了以)

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『おそ松さん』応援ある限り新作は作られる!? やっぱり放送は深夜帯か?

『おそ松さん』応援ある限り新作は作られる!? やっぱり放送は深夜帯か?の画像1
『おそ松さん』公式Twitter(@osomatsu_PR)より。

 2015年10月から16年3月まで放送され、爆発的な人気を獲得したTVアニメ『おそ松さん』。

 放送終了から約1年が経っても積極的に企業やキャラクターとコラボ企画を展開、今でも6つ子たちの姿を目にする機会も多いなか、今月6日にはTVアニメ第2期の制作が発表。ネット上でも「おそ松さん2期楽しみ」「夢みたい」「また松に癒されて生きれる」など、歓喜のコメントが溢れかえる騒ぎに。

 そんなTVアニメ第2期制作の発表から3日後となる9日、現在劇場公開されている『おそ松さん 春の全国大センバツ上映祭』の舞台挨拶に、第1期に続いて第2期でも監督を務める藤田陽一が登壇。今後の展開などへの思いを語っていたという。

「藤田監督は2期へ向けて『1期と同じで、赤塚不二夫というのが広がっていけば』と、『おそ松くん』の作者・赤塚さんの名前を広めることを意識されていました。続けて『あいかわらず自分が深夜帰ってくだらねえなと思って見れるものを……と、思っています』と。放送時間帯は1期と変わらず、いろいろ好き勝手やれそうな深夜帯になりそうでしたね」(イベントに参加した20代女性)

 さらに、藤田監督はこんな発言もしていたそうで……。

「『応援してくれる限り、松野家のくだらない日常を描ければと思っています』と仰っていて。『おそ松さん』の人気が続けばTVアニメ2期に加えて、まだまだ続編なり新作映像を作る意欲があるようなコメントに、客席も盛り上がっていました」(前出の20代女性)

 また、会場には藤田監督のほかにもおそ松、カラ松、チョロ松、一松、十四松、トド松の6つ子とイヤミの着ぐるみが来ていたというのだが、こちらも意外と好評だったのだとか。

「6つ子の着ぐるみが3、3に分かれて入り口でお出迎えしてくれたり、出口でハイタッチしてくれたりして、テンションがアガりました! しゃべったりはしないんですけど、6つ子の性格を反映したような行動をそれぞれとってくれていて。一松が隅っこで体育座りをしてたり、カラ松がナルシストな感じを出してくれてクオリティーが高かったです! お客さんも記念撮影可能の時間があったんですけど、写真をすごい勢いで撮っている人もいたりして、熱狂ぶりがすごかったです(笑)」(前出の20代女性)

 果たして、2期を心待ちにしているファンが再び満足するような仕上がりになるのか? 続報が楽しみなところだろう。

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