みのもんたは護憲派だった! “お友達”安倍首相の改憲の動きを真っ向批判!
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】
先日、リテラではみのもんたが自著『敗者の報道』(TAC出版刊)を出版し、その中で次男の窃盗未遂事件について“不当逮捕”を主張していることを報じた。『みのもんた十八番勝負 おもいッきり対談集』(日本テレビ放送網)
だが、この『敗者の報道』にはもうひとつ、みのが熱く主張していることがある。それは、平和憲法への思いだ。みのはこう語っている。
「素晴らしい条文ではありませんか。
この第9条を含む日本国憲法を他国からのお仕着せであり、真の自主憲法ではないかとする政治家の意見もあります。おかしな話です。事実、日本という国はこの第9条のおかげでこれまで数々の紛争に巻き込まれる事なく無事にこれたはず。
お仕着せ? けっこうじゃありませんか。いったいそれのどこに不都合があるのです? 集団的自衛権? あらたな憲法解釈? ナンセンス! もっと言えば特定秘密保護法など、まるで戦前への先祖返り以外のなにものでもないでしょう(略)。
僕たちが見つめているかぎり、政治の暴走はかならず食い止められます。二度と戦争をしない! 二度と国家の暴走を許さない! 信じましょう、自分たちの力を」
みのの口からこんな真っ当な護憲論が飛び出すとは……。しかも、集団的自衛権に特定秘密保護法と、安倍政権の戦争政策にも真っ向から異を唱えているのだ。いや、たんなる権力志向の強いオッサンかと思っていたが、なかなかいいところあるじゃないか、見直した!と感心しながら読んでいたのだが、次の瞬間、こんな事実を思い出した。
あれ? みのって、安倍首相とかなり親しくて、第一次政権の時は頻繁に安倍首相と会食していたんじゃなかったっけ?