ももクロに“黒人差別パフォーマンス”疑惑が浮上! 黒塗りは差別か、表現狩りか
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】
『「ももクロChan」Presents ももいろクローバーZ 試練の七番勝負2012』(太田出版)
現在、初主演の映画『幕が上がる』が公開中のももいろクローバーZ。だが、大きな節目となりそうなこのタイミングで、穏やかではない問題が勃発してしまった。ご存じの人も多いかと思うが、ラッツ&スターとともに披露した“黒塗り”が「黒人差別」ではないかと物議を醸したのだ。
騒動のきっかけは、ラッツ&スターの佐藤善雄がTwitterで公開した写真だった。この写真は『ミュージックフェア』(フジテレビ系)でももクロと共演した際に撮った一枚だったが、ももクロはラッツと同じように顔を黒色に塗っていたのだ。これが黒人差別ではないかとネット上で議論を呼び、この騒動を受けてか、2月23日に日本外国特派員協会で予定されていた映画試写会および記者会見は中止に。当の『ミュージックフェア』でも、ラッツ&スターとももクロのコラボは放送されることはなかった。
しかし、ネット上の意見を見てみると、「顔を黒く塗って何がダメなの?」「黒塗りでもかわいいけどな」「ラッツ&スターだってそれで活動してきたのに、いまさら?」と疑問をもっている人も少なくない。だが、これがアメリカならば大問題に発展していたことは間違いない。というのも、顔を黒く塗り、パフォーマンスするという行為には、黒人差別の歴史のなかでとくべつな意味があるからだ。