カン・ドンウォン&金城武の共演もあり!? 人気俳優が音楽系事務所に入る理由
カン・ドンウォン、YGエンターテインメントに入りましたね! 1月18日、俳優カン・ドンウォンの誕生日にあわせて、YGが彼と新たに専属契約を結んだと発表し、話題を集めました。
前所属事務所との契約が昨年11月に切れることで、その後の去就が注目されていましたが、BIGBANGや2NE1、iKONらを育てたYGのヤン・ヒョンソク代表とじかに話し、アジア市場戦略などに共感できたことが決め手だったようです。
音楽系事務所の印象が強いYGですが、ここ数年、積極的に俳優のマネジメントを手がけており、公式サイトを見ると、大物のチェ・ジウやチャ・スンウォンをはじめ、子役から中堅ベテラン、モデル出身までいるわいるわ……ここにカン・ドンウォンも名を連ねることになるわけですね。
◎中国市場を狙っての布石か
こうした動きはYGに限ったことでなく、東方神起やEXOを擁するSMエンターテインメントも俳優やお笑い芸人を抱えていますし、FTISLANDやCNBLUEのFNCエンターテインメントにはイ・ダヘやイ・ドンゴン、また最強なのはJYJのいるCjeSで、チェ・ミンシク、ソル・ギョング、ソン・イルグク、キム・ソナ、ムン・ソリなどのビッグネームがずらり、といった具合です。
K-POPで世界に名を知らしめても、やはり音楽だけで定収入を得るのは難しいのかなという気がします。ドラマや映画、バラエティで確実に稼いでくれる俳優陣がいてこそ、会社経営が安定して成り立つのかもしれません。それに、いまはどの事務所も日本市場ではなく中国市場に目を向けています。中国圏のドラマや映画にキャスティングされたりCMに起用されたりすると、出演料のケタがひとつかふたつ違うなんて話も聞きますしね。
となると、アジア市場を狙う(おそらくメインは中国と思われる)カン・ドンウォンが金城武と夢の競演!なんて日も近いのかしら、とワクワクする一方で、映画のプロモーションでわざわざ来日することはもはやないのかもな~(だったら中国行くでしょ)とさみしく思うのですが、来日したらしたで、宣伝マン泣かせだという噂をかつて聞いたことがあります。
彼が日本に来たときに必ずご指名する某有名スタイリストがいるのですが、そのスタイリング費用だけで約100万円! 日本通のファッショニスタだけに、なかなかのお値段です。加えてインタビューを受ける媒体を厳しくセレクトし、ある映画のときは新聞1紙とファッション誌ひとつだけしか取材を受けなかったとか。
せっかく映画を広く宣伝するために招聘したのに「これじゃ採算が合いませんよ~」と宣伝マンが嘆いていたそうです。インタビュー嫌いで、自分なりのこだわりが強いカン・ドンウォンらしい逸話ではありますが、こだわり系事務所のYGに所属することで、さらに磨きがかかるかも?(笑)
今週の当番=風田チヌ
映画をメインに活躍中のドンウォンですが、マイベストワンは10年以上前のラブコメドラマ「1%の奇跡」。恋愛ものが好きじゃない彼には黒歴史なのかしら。