スティーブ・ジョブズ伝記映画を巡り、ティム・クックとアーロン・ソーキンが舌戦
【リアルサウンドより】
ダニー・ボイル監督のスティーブ・ジョブズ伝記映画『Steve Jobs』について、アップルCEOのティム・クックが批判的な態度を見せていることに対し、劇作家・脚本家のアーロン・ソーキンがコメントした。『Hollywood Reporter』など 、米各メディアが報じている。(参考:Aaron Sorkin Rips Apple's Tim Cook Over 'Steve Jobs' Critique: "You've Got a Lot of Nerve")
ティム・クックは先日出演した「ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア」で、スティーブ・ジョブズ伝記映画について問われ、ジョブズの自伝やドキュメンタリー作品『Steve Jobs: The Man In The Machine』(原題)などは読んだり、観たりしていないとしつつ、「多くの人々が彼を利用しようとしていて、私はそれが本当に嫌です」とコメントしていた。
アーロン・ソーキンはこれに対し「誰もこの映画で儲けようとは考えていない」とコメントしつつ、「ティム・クック氏は、内容を決めつける前に、ちゃんと映画を観るべきである」と続けた。
さらに、「もし、あなた(ティム・クック)が中国の電話組み立て工場で1時間17セントで子供たちを雇っていたのなら、“映画監督らが(ジョブス)を利用しようとしている”などとは言えないはずだ」と皮肉った。
映画『Steve Jobs』は、10月9日に米国で公開される。
(文=編集部)