マツコ・デラックスは昔、もっと過激だった! 朝日新聞に「闘う意志がない」と説教も
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】
ナチュラルエイト公式サイトより
「数字がとれない」と嘆くテレビ業界にあって、いま「救世主」と呼ばれているのが、ご存じ、マツコ・デラックスだ。先日も自身にとってゴールデンタイム初の冠番組『マツコの知らない世界』(TBS系)で、2月17日放送分が最高視聴率となる14.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)に『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)、『アウト×デラックス』(フジテレビ系)とレギュラー番組すべてが好調という不動の人気ぶりを見せつけ、4月からは新たに『マツコとマツコ』が日テレでスタートする。
人気の秘密は、もちろんその毒舌、鋭いツッコミにある。最近では「脳内マツコ」という、自分の脳内に架空のマツコを準備し、ことあるごとに叱咤激励してもらう人まで急増しているらしい。もはやテレビも視聴者も、マツコなしでは考えられない──そんな愛されぶりだ。
だが、人気を獲得していくにつれ、マツコ自身の毒っ気は弱まっている。というよりも、ほんの少し前までは、いまよりもっとシャープで、ずっと精彩を放っていた。