不妊治療6年間600万円の末たどり着いた「里親」という選択 漫画家・古泉智浩さん
<p> 晩婚化にともない不妊症の患者数が増加している。平成23年に国立社会保障・人口問題研究所が取りまとめた「第14回出生動向基本調査」では、不妊の検査や治療を経験したことがある夫婦は16.4%にのぼると公表。しかし、全ての人が成功するわけではなく、成功率は治療開始が35歳から39歳で40%、40歳では10%にも満たないともいわれている。いつか子どもを持ちたい――その漠然とした願いが成就する確率は、年齢とともに低下するのが現実だ。</p>