声を捨てても言葉がある…つんく♂の歌詞の凄さを作家の朝井リョウが大絶賛!
【本と雑誌のニュースサイトリテラより】
「いちばん大事にしてきた声を捨て、生きる道を選びました」──。つんく♂が公表した声帯摘出のニュースは、世間に大きな衝撃を与えた。喉頭がん治療のためとはいえ、つんく♂はボーカリスト。2009年に逝去した忌野清志郎は同じく喉頭がんを患いながらも、声帯摘出手術を選ばず、声を残すことを選んだ。つんく♂にとっても非常に重大な決断だったと思われるが、そんな彼の発表に、小室哲哉をはじめとするミュージシャン仲間やハロプロメンバーとそのOG、そして数多くのリスナーからエールが贈られている。『HELLO! PROJECT COMPLETE ALBUM BOOK』(音楽出版社)
そんななか、ぜひ多くの人に読んでほしいのが、つんく♂のアイドルプロデューサーとしての偉業がまとめられた『HELLO! PROJECT COMPLETE ALBUM BOOK』(音楽出版社)だ。ライター陣の並々ならぬ熱量が感じられる一冊だが、ひときわ、つんく♂への愛とリスペクトに溢れているのが、ふたりの人気小説家による、つんく♂の歌詞をめぐる対談である。