愛犬のために死刑囚になった男、小泉毅に聞いた! 犬の大量遺棄問題
【不思議サイトトカナより】
画像は、小泉氏が拘禁されている東京拘置所
先月末、栃木・鬼怒川の河川敷で大量の犬の死骸が見つかったのを皮切りに、犬の不法投棄が疑われる事例が全国各地で次々に発覚している。この痛ましいニュースが話題になる中、筆者は以前取材した1人の死刑囚のことを思い出していた。この事件について、小泉毅(52)なら、なんと言うだろうか…、と。
■愛犬チロの仇討ち 3人を殺傷した男
2008年11月、小泉は埼玉と東京で元厚生事務次官宅を相次いで襲撃し、計3人を刃物で殺傷した。事件後ほどなく自首すると、「子どもの頃、保健所で誤って殺処分にされた愛犬チロの仇討ちをした」と意外すぎる犯行動機を告白。裁判でも「私が殺したのは人間ではなく、マモノだ」という前代未聞の論理で無罪を主張するなど、事件後の言動でも世間を驚かせた。