炎上した“鼻血シーン”はどう変わった? 修正された『美味しんぼ』最新単行本を読む
【オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より】
2014年4~5月にかけ、事故後の福島第一原発を取材で訪れた主人公たちが“鼻血”を出す描写などで話題となったグルメマンガ『美味しんぼ』(小学館)。それに加えて「今の福島に住んではいけない」といったセリフの数々が問題視され、メディアはこぞって報道。閣僚までも『美味しんぼ』に言及するという異例の展開を見せてから半年あまりが経過し、ついにそのエピソードを収録した単行本111巻――「福島の真実編(下)」が12月10日に発売となった。『美味しんぼ』第111巻(小学館)
今回は雑誌掲載時とどのように描写が変わったかを中心に、この『美味しんぼ』最新巻をレビューしてみたい。