若手アイドルに理不尽な説教!老害・和田アキ子に「何様のつもりだ」
25日に放送された『アッコにおまかせ!』(TBS系)に、元NMB48の山田菜々(23)が出演。彼女に対する同番組MCの和田アキ子(65)の言動が注目を集めている。ここ数年、以前にも増して暴君ぶりが際立ち、トンチンカンな受け答えで周囲を困惑させることの増えた和田アキ子だが、今回は一体何をしたのか?
この日の放送では、同番組の企画「おまかせ!トピックス!ランキングクイズ」にて出演者たちが「男女500人に聞いた『誰もが一度は言ったことのあるダジャレランキングベスト5』」を予想することに。山田はいち早く「本田さんの本だ!」とダジャレを発したのだが、和田は「何?」と不満げな表情で切り捨てたのだった。
和田の不快感表明に気付かなかったのか、気付いてもメゲないのか、その後も山田は「本田さんの本だ!」と繰り返す。すると和田は「あのさぁ、ものすごく本番中にイヤだけど、生放送ってわかってるよね?」と痛烈なダメ出し。“メジャーなダジャレを予想する”というコーナーであったために、山田のダジャレが「布団がフットンダ」級のドメジャーでなくややマイナーだったことが気に食わなかったのか、それとも他の出演者が先に答えを言うべきで新米ファミリーはおとなしくしていろ、という序列感覚が和田の中にはあったのだろうか。もし事前に打ち合わせしていたのに、それを忘れて山田が暴走したというのなら、和田のダメ出しもわからなくもないが、だとしても視聴者まで不愉快な気持ちにさせるあからさまなダメ出しはMC失格ではなかろうか。出演者をうまくさばけず、出演者に気を遣ってもらうことで成立しているMCなんて聞いたことがない。
これには視聴者からも「何が悪くて怒られたのかわからない」「何様のつもりだ」との反発が強く、特にアイドルファンでない層からも「あの子かわいそう」と山田を擁護する意見も多かった。
ちなみにこの日の『アッコにおまかせ!』では、紗栄子との交際を大々的に報じられたスタートトゥデイの代表取締役・前沢友作氏が独占取材に応じており、和田の印象について「ピュアな方だと思います。ワインを飲みながら朝まで語りたいです」とのコメントを出したことにアッコは上機嫌だった。
冒頭で記したように、このところの和田は同番組で「おや?」と思わせるおかしな言動が目立つ。もっともトンデモなかったのは、先日亡くなった女優の川島なお美(享年54)の訃報が番組内で紹介されても、和田をはじめとする出演者たちが完全スルーを決めた事件だ。和田と川島の不仲はかねてより有名だったが、いくらなんでも大人げない。「呆れる」「どうしようもないオバサン」と、和田を見放した視聴者の大合唱がネットに書き込まれた。
また、藤原紀香(44)との結婚準備のために片岡愛之助(43)が携帯電話の番号やアドレスを変更した……という至極どうでもいいニュースについても、和田は「報告されてない」と憤り、「もしも本当やったら、もう愛之助くんには電話しないよ」「普通、変える時は変わりましたとか、メルアド変えましたとか、何かに変えましたからよろしくとか、あるやんか」と番組内で批判。いやいや、もし本当だったら、「もう電話しない」も何も、和田から片岡に電話することが不可能になっているわけだが……なぜか常に上からアッコなのである。これを受けて片岡はブログで「アドレス帳のあいうえお順に新しい電話番号をメールで伝えている」と釈明。なるほど、和田は「わ行」だから最後になる。しかし翌週の放送で和田は、片岡から連絡があったことを明かしつつも、「『大事なこの人とこの人には(先に)教えとかんと』とかさぁ」と不満げで、またもや視聴者から「しつこ過ぎる」「いい加減嫌われてることを察しろよ」と呆れ声が続出していた。
ただ、こうして言動がネットニュースになり、「視聴者の声」が聞こえるうちはまだ良いのかもしれない。『アッコにおまかせ!』は10月で放送30周年を迎えた長寿番組であるが、すっかり視聴率は下がり一桁台常連。打ち切られてもおかしくないレベルである。ただ大手事務所ホリプロの重鎮と呼べる立場なだけに、テレビ局側も切るに切れない、邪険に扱うことが許されない“大御所タレント”であることは確かだ。以前から週刊誌などの「嫌いな女ランキング」で上位にランクインし、決して好感度が高いとは言えない和田が、なぜ日曜昼番組のMCを務め続けるのかは多くの視聴者が疑問に思っているところだろうが、もはや好感度など関係なしに、自由な振る舞いが許される立場なのだろう。
(シュガー乙子)