「てれびのスキマ」の記事一覧(2 / 6ページ)
2016年10月17日 [06連載, 33テレビ裏ガイド, TBS, てれびのスキマ, クイズ☆スター名鑑, テレビ裏ガイド, 最新芸能ニュース, 藤井健太郎]
<p> いよいよ“日7戦争”が始まった。</p>
<p> 今秋から、日曜午後7時台のテレビは、かつてないほどの激戦区となる。</p>
<p> これまで視聴率的に“絶対王者”に君臨していたのは、日本テレビ系の『ザ!鉄腕!DASH!!』。『笑点』から始まり、『世界の果てまでイッテQ!』『行列のできる法律相談所』へと連なる鉄壁のラインナップは、視聴率を支えるファミリー層に絶大な強さを誇る。</p>
<p> その強力な相手に、単独で応戦してきたのが、テレビ東京系の伊藤隆行による『モヤモヤさまぁ~ず2』だ。</p>
<p> そして、10月からテレビ朝日系では、加地倫三の『アメトーーク!』がゴールデンと深夜の2本立てになって登場。さらに、TBS系では、藤井健太郎による『クイズ☆タレント名鑑』が『クイズ☆スター名鑑』と名前を変えて奇跡の復活。<br />
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「「日7戦争」勃発! “負け戦”必至のTBS『クイズ☆スター名鑑』の戦い方」の続きを読む
2016年10月6日 [00芸能, 21インタビュー, てれびのスキマ, インタビュー, テレビ, 最新芸能ニュース]
<p> 日テレ『スッキリ!!』加藤浩次、フジ『ノンストップ!』設楽統、あるいは、日テレ『Going! Sports&News』上田晋也など、いまや芸人が情報番組やスポーツ番組の“顔”を務めることは珍しくなくなった。テレビだけではない。政治、文学、芸術などの分野においても、どこもかしこも芸人、芸人、芸人だらけ。でも、一体いつからこんなことになったんだっけ?</p>
<p> そんな芸人“最強”時代を、『中居正広という生き方』(青弓社)の著者である社会学者・太田省一氏が、戦後の日本人の深層心理と芸能史からひもとく『芸人最強社会ニッポン』(朝日新聞出版社)を上梓した。高度経済成長とともに育まれたテレビ文化と芸人の、切っても切れない関係に、テレビっ子ライター・てれびのスキマが迫る!</p>
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2016年9月23日 [06連載, 33テレビ裏ガイド, TBS, てれびのスキマ, テレビ裏ガイド, 最新芸能ニュース, 水曜日のダウンタウン, 藤井健太郎]
<p>「若林は、歌ヘタくそやもんね」<br />
「そうなんですよ、すごい透明感あるなと思って。隣に“奇跡の歌声”いますからね」</p>
<p> そうオードリー若林正恭が振ると、すかさずハリセンボン近藤春菜がお決まりのフレーズを言う。</p>
<p>「いや、スーザン・ボイルじゃねーわ!」</p>
<p> さらに、宮川大輔が「あれ、ギターは?」と追随。<br />
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2016年9月16日 [06連載, 33テレビ裏ガイド, NHK, お笑い, てれびのスキマ, テレビ裏ガイド, 最新芸能ニュース]
<p> マッチョな美容師が、客にポイントカードを渡す。が、そのカードがめちゃくちゃ重い。そんなボケを駆使した若手コンビ「あがすけ」のコントを見た時、千原ジュニアはこう評した。</p>
<p>「最後にポイントカードを彼(美容師役のタツキ)がまあまあ重そうに出したとき、そこでネタ作ってるのはこっち(客役の吉村)なんやってわかりました。あそこは、普通に出したほうがいい」</p>
<p> 確かによく見ると、タツキは若干だが、重そうにポイントカードを差し出した。重いはずのないものがめちゃくちゃ重いというボケなのだから、そこは一瞬でもそんなそぶりを見せると、ボケが台無しになってしまう。</p>
「千原ジュニア、ロバートが自らのネタを種明かし! 過酷な芸人サバイバル『笑けずり』が“けずる”もの」の続きを読む
2016年8月29日 [00芸能, 011テレビ, 06連載, 24時間テレビ, 33テレビ裏ガイド, NHK, てれびのスキマ, テレビ裏ガイド, バリバラ, 最新芸能ニュース]
<p> 画面に大きく「24」という文字。黄色い背景に地球が描かれたロゴが大写しになって、番組が始まった。</p>
<p> 日本テレビの『24時間テレビ』ではない。NHK・Eテレの『バリバラ』である。「笑いは地球を救う」と書かれた、黄色いTシャツを着た出演者たちが今回テーマにしたのは「検証!<障害者×感動>の方程式」。障害者を感動的に扱うことの多い『24時間テレビ』の真裏でこのテーマを生放送でやるという、かなり挑発的な企画だ。</p>
<p>『バリバラ』は、出演者のほとんどが、なんらかの障害を持った人たち。これまでも『バリバラ』は挑戦的ともいえる放送を行ってきた。たとえば、7月26日未明に起きた相模原障害者殺傷事件を受け、いち早く「緊急企画 障害者殺傷事件を考える」を放送。当事者である彼らが意見をぶつけ合った。こうした社会的な問題を扱う一方、同じ熱量で「SHOW-1グランプリ」といった企画も行う。「マイノリティーのお笑い日本一を決める」というコンセプトを掲げ、障害者たちがお笑いのネタで競うのだ(これは、6年前の2010年から続いている人気企画だ)。ちなみに今回の放送で、なんの説明もなくカッパ姿で後方に見切れていたのは、「SHOW-1グランプリ」出場者でもある「あそどっぐ」だ。<br />
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「感動は障害者を救えない? NHK『バリバラ』の挑戦」の続きを読む
2016年8月23日 [06連載, 33テレビ裏ガイド, TBS, てれびのスキマ, テレビ裏ガイド, 最新芸能ニュース, 芸人キャノンボール]
<p>「TBSってクレイジーな局になってきたよね」</p>
<p> これは『クレイジージャーニー』(TBS系)の中で、最近のTBSのバラエティ番組について、松本人志が言った言葉である。<br />
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「「面白い」が正義! 狂ったTBSに『芸人キャノンボール』再び」の続きを読む
2016年8月22日 [06連載, 33テレビ裏ガイド, NHK, てれびのスキマ, テレビ裏ガイド, ドキュメンタリー, 最新芸能ニュース]
<p> 年齢を重ねるにつれ、見たこともない未知の映像をテレビで見ることはほとんどなくなった。</p>
<p> そして、その中から、心の底から「恐怖」を感じることもあまりない。</p>
<p> けれど、そのふたつをまざまざと見せてくれたのが『NHKスペシャル』で放送されたシリーズ『大アマゾン 最後の秘境』(NHK総合)だ。<br />
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「いよいよ一挙再放送!『大アマゾン 最後の秘境』の「わからない」という恐怖」の続きを読む
2016年8月4日 [00芸能, 011テレビ, 06連載, 33テレビ裏ガイド, てれびのスキマ, スカパー!, テレビ裏ガイド, ロンドンブーツ1号2号, 最新芸能ニュース, 田中聖, 田村淳]
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「高知(東生)さんのせいだよぉ~、なんで覚せい剤なんかやるんだよー」</p>
<p> ロンドンブーツ1号2号の田村淳はそんなふうに嘆きながら、衆人環視の中、ズボンを下ろし、オマルにおしっこをし始めた。</p>
<p> これは『田村淳の地上波ではダメ!絶対!』(BSスカパー!)で行われた、淳への抜き打ち尿検査である。</p>
<p> すでに淳は、週刊誌やネット上などで覚せい剤疑惑があったことからスタッフが企画し、抜き打ちで尿検査を実施していた。それも3回。「勘の鋭い」淳が察知し、覚せい剤を“抜いて”いる可能性があるからだ。</p>
<p> 専門家立ち会いのもと、実際におしっこをする場面も目視。その一部始終がノーカットで放送された。</p>
「元ジャニーズアイドルに仕掛けられた『田村淳の地上波ではダメ!絶対!』のドッキリ最高峰」の続きを読む
2016年7月29日 [00芸能, 012ドラマ, 06連載, 33テレビ裏ガイド, てれびのスキマ, テレビ裏ガイド, ドラマ, 時をかける少女, 最新芸能ニュース]
<p> 筒井康隆の青春SF小説の金字塔『時をかける少女』は、これまで何度も映像化されてきた。代表的なものでいえば、1983年に公開された大林宣彦監督による原田知世主演の実写映画版と、2006年に公開された細田守監督によるアニメ映画版だろう。</p>
<p> そして16年7月より、全5話の連続ドラマとして黒島結菜主演で始まったのが、日本テレビ版の『時をかける少女』だ。</p>
<p> このドラマ版の製作が発表されると、一部でアニメ版が原作だと思っている人がいると話題になったりするほど、各世代によってイメージする“原作”が異なる稀有な作品である。それは、本当の原作である小説版はもちろん、その後に製作された実写映画もアニメ映画も、見る者の心に強く残る傑作だったことの証左だろう。</p>
「「失敗のない青春に価値はない!」日テレ版『時をかける少女』が描く、青春のトキメキ」の続きを読む
2016年7月19日 [00芸能, 011テレビ, 06連載, 33テレビ裏ガイド, お笑い, くりいむしちゅー, てれびのスキマ, テレビ裏ガイド, ネプチューン, 堀内健, 最新芸能ニュース, 有田哲平]
<p>「わかんないよなぁ……わかんないんだよ」</p>
<p> スタッフから「OKでーす!」という本番終了を告げる声がかかると、ネプチューン堀内健は疲れ果てた様子でつぶやいた。</p>
<p> その言葉に、それまで笑いをこらえていた、くりいむしちゅー有田哲平をはじめとする出演者たちが、ドッと笑った。</p>
<p> これは『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系)の本編終了後、数秒流れるシーンだ。この番組は、有田が「アリタ哲平」としてキャスターを務める“報道”番組である。報道番組らしく、経済学者の岸博幸、アルピニスト・野口健、犯罪心理学者の出口保行といった3人の「解説員」が並び、ゲストと対峙する。<br />
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「“壊し屋”ホリケンも白旗! 『全力!脱力タイムズ』がぶっ壊す、バラエティ番組のルール」の続きを読む