「テレビ」の記事一覧(13 / 18ページ)
2015年9月3日 [00芸能, 011テレビ, ウッチャンナンチャン, テレビ, 内村光良, 最新芸能ニュース, 芸能]

『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)
今のテレビ界を支配しているのは、もはやこの男で異論はないだろう。お笑いコンビ・ウッチャンナンチャンの内村光良だ。
フジテレビの10月改編会見が3日、東京都内のホテルで行われたが、その中で内村が昨年から続く『痛快TVスカッとジャパン』(月曜後8・00)に加え、新たに『優しい人なら解けるクイズ!!(仮)』(スタート日未定、火曜後7・57)と2夜連続でフジのゴールデンの司会を務めることが発表された。
先日、現在放送中の『そうだ旅(どっか)に行こう。』(テレビ東京系)が9月で打ち切られ、『笑神様は突然に…』(日本テレビ系)も同じく終了と、内村の司会番組が一気に2本消えることが判明したばかり。『笑神様は突然に…』の視聴率は関東で10%前後を推移しており、決して悪い数字ではない中での打ち切りに疑問の声も上がっていた。内村が「レギュラー番組を7本も持っているから、少し減らしたい」と意向を示したという情報もあったが、新番組に向けての準備というのが真相だったようだ。
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「テレビは内村光良の時代!?レギュラー番組減らず「タモリの後継者」の声も」の続きを読む
2015年9月2日 [00芸能, 011テレビ, テレビ, フジテレビ, 最新芸能ニュース, 森高千里, 水曜歌謡祭, 芸能]

『水曜歌謡祭』(フジテレビ)公式サイト
「え、そうなの?」というのが、視聴者の反応に違いない。
生放送の音楽バラエティ番組『水曜歌謡祭』(フジテレビ系/毎週水曜19時57分~20時54分)が、2日の放送をもってひっそりと最終回を迎えることとなった。
同番組は、「日本音楽史に残る名曲を、素晴らしい歌声でお届けするエンタテインメント番組」をコンセプトとして今年4月にスタートし、毎週生放送で豪華アーティストを迎えてきたが、最後まで視聴率には結びつかなかったようだ。
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「告知もなしに最終回!『水曜歌謡祭』の“大迷走”ぶりがもはや悲しい……」の続きを読む
2015年9月2日 [00芸能, 011テレビ, テレビ, 最新芸能ニュース, 織田裕二, 芸能]

『織田裕二 写真集「COLORS」』(ぴあ)
北京で開催された『世界陸上2015』が8月30日に閉幕。ウサイン・ボルト(ジャマイカ)の2大会連続3冠達成、16歳の新星サニブラウン・ハキームの登場などで大いに盛り上がり、視聴率は連日2桁を記録した。放送局であるTBSも胸を撫で下ろしたことだろう。
ただ今大会、視聴者にとってはある意味「一番アツい」はずのポイントが、信じがたいほど冷え切っていたことが話題となった。
そのポイントとは、世界陸上をTBSの“名物番組”たらしめているメインキャスターの織田裕二。例年「たかがオリンピックですから。世界陸上が真の実力ですから」「事件はパリで起きてます!」などの暴言・迷言を連発し、同じくキャスターを務める中井美穂がなんとか火消しにかかろうとする様は、もはや“伝統芸”だ。賞賛と罵倒を一身に浴び続ける織田の勇姿目当ての視聴者も少なくない。そんな織田のハイテンションMCがなりをひそめたことで「なんか元気ない」「最近ドラマ出てないからかな」などネット上でも心配の声が上がっていた。
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「織田裕二ナシじゃありえない!『世界陸上』MCに対する陸連の圧力に非難殺到」の続きを読む
2015年8月31日 [00芸能, ど根性ガエル, スナオなドラマ考, テレビ, ドラマ, 最新芸能ニュース]
<p>『ど根性ガエル』の第7話は、8月29日に放送された。学生にとっては夏休み最後の土曜日だ。子どもは自分が子どもであることを、大人は自分が大人であることを、それぞれ意識する季節でもある。そしてこの日の『ど根性ガエル』はおそらくこの時期に合わせて、大人になると</p>

「ひろしが大人にならないことで、何を伝えているのか?『ど根性ガエル』第7話」の続きを読む
2015年8月18日 [00芸能, ど根性ガエル, スナオなドラマ考, テレビ, ドラマ, 最新芸能ニュース]
<p> 『ど根性ガエル』の第6話の放送日は、8月15日だった。日本人にとっては特別な夏の日付である。そして『ど根性ガエル』でも、少しだけ特別な事件が起こる。主人公、ひろし(松山ケンイチ)たちが住む町で、先の大戦で落とされた不発弾が発見されるのだった。こうしてこの作品は、戦後70年という節目の夏に放送されるドラマ作品として、戦争を描くことになる。</p>
<p> これは別段唐突なことではなく、『ど根性ガエル』のプロデューサー・河野英裕と脚本家・岡田恵和は、2013年1月クールのドラマ『泣くな、はらちゃん』で虚構の世界を生きる登場人物に現実の世界の悲惨さや鮮烈さを伝える場面において、かつての戦争や東日本大震災の映像を流したこともある。この手法には視聴者からの賛否両論が集まり、DVD化の際にも修正が加わったそうだが、『ど根性ガエル』にもそういった作り手としての矜持は息づいているし、より洗練された形で現代社会をドラマの中に組み込んだといえるだろう。</p>

「『ど根性ガエル』第6話は、8月15日に戦争をどう描いたか?」の続きを読む
2015年8月14日 [06連載, 33テレビ裏ガイド, てれびのスキマ, テレビ, テレビ裏ガイド, フジテレビ, 日本テレビ, 最新芸能ニュース]
<p>「テレビは終わった」</p>
<p> などと語られる時、その「テレビ」は「フジテレビ」的なものを指すことが多いのではないでしょうか。なぜなら80年代以降、フジテレビこそがテレビの主役であり、象徴であり続けたからです。本当にテレビは、フジテレビは終わってしまったのでしょうか?</p>
<p> 視聴率はわずか1%でも、30~40万人が見ているといわれています。インターネットをはじめ、あらゆるエンタテインメント業界で、その人数を集めるのは至難の業です。しかし、テレビにおいては、わずか視聴率1%でそれだけの人が見ている計算になるのです。その影響力は、今もとてつもなく大きいことは間違いありません。<br />
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「てれびのスキマが見た【日本テレビ】と【フジテレビ】──「平成テレビの完成形」と「元祖テレビの王様」の現在地」の続きを読む
2015年8月13日 [06連載, 33テレビ裏ガイド, TBS, てれびのスキマ, テレビ, テレビ朝日, テレビ裏ガイド, 最新芸能ニュース]
<p>「今のテレビではできない」</p>
<p> これは、よく聞くフレーズです。確かに、コンプライアンス重視の昨今の風潮もあり、簡単にはできないこともあると思います。けれど、「今のテレビではできない」と言いつつ、「過去の名番組」というエクスキューズをつけるだけで、現在の基準では絶対にダメとされる映像も、普通に「懐かし映像」として流れている場面は多々あります。本当に「今のテレビではできない」のならば、その映像すら流してはいけないはずです。そのことからも、「今のテレビではできない」の大半は自粛であり、萎縮、もっと嫌な言い方をすればただの言い訳だといえるでしょう。</p>
<p> 「テレビ裏ガイド」連載100回記念の第2回は、「今のテレビではできない」に果敢に立ち向かっているTBSとテレビ朝日を取り上げたいと思います。</p>

「てれびのスキマが見た【TBS】と【テレビ朝日】──「今のテレビではできないこと」と、どう向き合うか」の続きを読む
2015年8月12日 [06連載, 33テレビ裏ガイド, NHK, てれびのスキマ, テレビ, テレビ東京, テレビ裏ガイド, 最新芸能ニュース]
<p> 2012年6月から始まったこの連載「テレビ裏ガイド」。「面白いテレビ番組を真正面から面白いと紹介する」というコンセプトで毎月2~3本のペースで更新し続け、今回でなんと100回目を迎えます!</p>
<p> 面白いテレビ番組だけを取り上げているので、よく直接お会いした人から訊かれることがあります。「ネタは尽きないですか?」と。けれど、3年あまり連載してきて、一度もネタで困ったことはありません。もちろん、自分の書き手としての能力的な問題で、この面白さをどう文章で伝えられるのかと、書くのに困ってしまうことは多々ありますが、取り上げる候補が何も思い浮かばないということはこれまで皆無でした。それだけ「テレビは今も面白い!」と、胸を張って言うことができます。<br />
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「てれびのスキマが見た【NHK】と【テレビ東京】──テレビ局にとっての“らしさ”とは?」の続きを読む
2015年8月10日 [00芸能, 012ドラマ, ど根性ガエル, スナオなドラマ考, テレビ, ドラマ, 最新芸能ニュース]
<p> 『ど根性ガエル』の第5話のテーマは「ないものねだり」である。いつものように始まる朝食の場面。主人公のひろし(松山ケンイチ)は家の外で遊ぶ子どもたちの声を聞き、今が夏休みであることに気付く。当時を思い出してひろしは、毎日のようにクワガタを採りに行っていたあのころ、クワガタが採れなくても楽しかった日々を思い出している。クワガタを採る、という行為そのものが「ないものねだり」の象徴にもなっているが、その懐かしい日々をうらやむひろしの心もまた「ないものねだり」だといえるだろう。</p>

「登場人物はなぜ、誰もが魅力的なのか?『ど根性ガエル』第6話」の続きを読む
2015年8月3日 [00芸能, ど根性ガエル, スナオなドラマ考, テレビ, ドラマ, 最新芸能ニュース]
<p>『ど根性ガエル』の第4話のストーリーの主軸となるのは、花火大会だ。ヒロイン・京子ちゃん(前田敦子)に一緒に行こうと声をかけてフラれる主人公のひろし(松山ケンイチ)、というお約束の展開もあるが、この花火大会はひろしにとって意味がある。子どもの頃、まだ記憶もないうちに父を亡くしたひろし。いつも頭にかけているサングラスは、父の形見らしい。幼いひろしにそのサングラスを渡した母ちゃん(薬師丸ひろ子)は、こう声をかける。</p>
<p>「ずっとつけてな、これを。いいかい。今日は花火大会だ。空の上から、父ちゃん見てんだよ」<br />
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ひろしがつけているサングラスは、亡き父から見つけてもらうためのものだったということがここで明かされる。とても“いい話”だ。さらにいうと、親の死というのはひろしに限ったことではなく、主要な登場人物である京子ちゃん、ゴリライモ(新井浩文)、五郎(勝地涼)もそれぞれ親を亡くしている。だからこの第4話は、全員にとって“いい話”になっていい。感動して、誰もが涙するような“いい話”にすることはたやすいだろう。</p>

「ひろしはなぜ“いい話”になるのを嫌がるのか?『ど根性ガエル』第4話」の続きを読む