W杯へ向けてG大阪・パトリックが帰化へ! しかし「無駄に終わりそう」と不安の声も……
ガンバ大阪オフィシャルサイトよりガンバ大阪のFWパトリックが、カタールW杯2018を目指して日本への帰化を希望していることを明かした。パトリックは、189cmの長身を活かしたヘディングと、当たり負けしないフィジカルによるポストプレー、さらにはズバ抜けたスピードを武器にするブラジル出身の28歳で、日本人には見当たらないタイプのFWだ。昨シーズン、今シーズンとガンバ大阪の躍進に大きく貢献したパトリックが、日本代表に加入してくれたら心強いことこの上ない。しかし、この喜ばしいニュース対し、一部からは懸念の声が上がっているという。
「少し前に、当時川崎フロンターレに所属していたジュニーニョが帰化を希望したのですが、日本語の読み書きの審査で落とされています。常用漢字のテストなんかもあり、これがけっこう難しいらしいんですよ。少なくとも今のパトリックじゃ、確実に落とされるでしょうね。さらに、日本に5年以上住んでいることが帰化の条件のひとつなんですが、パトリックが来日して、まだ3年しかたっていません。2年後に帰化申請を出すにしても、そこから審査やなんやと何カ月も待たされるんです。もしW杯に間に合ったとしても、召集はぶっつけ本番になります。なのでハリルホジッチがその賭けに乗るかと言われると、可能性はかなり低そうですね。ガンバサポーターからも『すごく見たいけど、無駄に終わりそう』『そこら辺なんも考えてなさそう』と、悲観的な声が聞こえてきます」(スポーツライター)