「映画」の記事一覧(23 / 42ページ)

沢尻エリカの「インスタグラム開設」に疑問の声! “普通の人”イメージに対する焦りと願望か?

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沢尻エリカ公式インスタグラム

 女優の沢尻エリカが1日、自身の公式インスタグラムを開始した。アカウント名は「horoyoi_erika」で、沢尻初のSNS開設となった。

 沢尻は「いろいろあってインスタはじめました」などのハッシュタグとともに、3枚の自撮り画像をアップ。美貌に関してはもともと文句のつけようがなく、絶賛のコメントが殺到。当然だがこのインスタ開設は瞬く間に話題となった。

 元夫であるハイパーメディアクリエイター・高城剛氏との離婚による一連のゴタゴタの際は、顔にくっきりと“ほうれい線”が見えたものだが、最近の沢尻はかつての輝きを取り戻している様子。元気で何より、といったところだが……。

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戦争で失った家族の誇り……名画に隠された秘話とは!?『黄金のアデーレ 名画の帰還』

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(C)THE WEINSTEIN COMPANY / BRITISH BROADCASTING CORPORATION / ORIGIN PICTURES (WOMAN IN GOLD) LIMITED 2015

 今週取り上げる最新映画は、アカデミー賞女優ヘレン・ミレン主演の実話ドラマと、残酷ホラーの名手イーライ・ロスによる6年ぶりの監督作。華麗な絵画をめぐる物語を美しい映像で描く前者と、強烈な食人シーンと文明風刺が印象に残る後者、それぞれマニア以外にも支持される魅力に満ちた話題作だ。

 『黄金のアデーレ 名画の帰還』(11月27日公開)は、クリムトの名画「黄金のアデーレ」をめぐり実際に起きた裁判を描くヒューマンドラマ。オーストリアのユダヤ名家に生まれ育つが、第2次大戦時にアメリカへ亡命し、今や82歳になったマリア。彼女は新米弁護士ランディとともに、かつて伯母アデーレをクリムトが描いた肖像画の返還をオーストリア政府に求める。その絵は、ユダヤ人迫害を強めていたナチスドイツに奪われたが、終戦後母国に寄贈されたことになっていた。膨大な資料を調べたマリアとランディは、わずかな可能性に望みをかけ、同国政府を相手取って裁判を起こす。

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安楽死マシンを発明したジイサンに注文が殺到! 尊厳死コメディ『ハッピーエンドの選び方』

<p> 人間の一生は長い長い、ひと幕ものの即興劇だ。喜劇にしろ悲劇にしろ、多くの共演者やスタッフに支えられることで充実した舞台となる。千秋楽を迎えた主演俳優なら誰しも思うだろう。できれば共演者やスタッフにさりげなく感謝の意を示し、自分にふさわしい幕引きにしたいと。イスラエル映画『ハッピーエンドの選び方』は人生のフィナーレを病院の決まり事や法律に縛られることなく、自分たち自身の手で決めることを願うおじいちゃんおばあちゃんたちの奮闘を描いたもの。尊厳死や安楽死という身体がピンピンしている間は考えることが少ない題材に、ユーモアを交えてマジメに向き合った作品となっている。</p>

まさか!? なんでここが都心の幼稚園なんだろう? カメラマンに泥水をかけてくる園児たちを追った『子どもは風をえがく』

<p> 長編ドキュメンタリー映画とは、膨大な取材量によってはじめて価値を生むものである。</p>

<p> どんなに美しく、力強い映像を幾度となく撮影しようとも、その背後にやむなくカットされた大量のフィルムがなければ、薄っぺらさは透けて見えてしまうのではないだろうか?</p>

<p> ラピュタ阿佐ヶ谷での封切り公開を先月好評の中で終え、現在も全国で巡回上映中の『子どもは風をえがく』(監督:筒井勝彦)は、これでもかという映像取材の成果が強靭に焼き付けられた作品である。</p>

『劇場版 MOZU』ヒットは“喫煙シーン騒動”のおかげ? 試写会で起こった嫌煙騒動の顛末

<p> 喫煙シーンの多さが物議を醸している西島秀俊主演映画『劇場版 MOZU』が、動員12万人突破し、2週連続の興行収益トップとなった。動員10万人強の生田斗真主演『グラスホッパー』、動員9万人弱のガイ・リッチー監督の洋画『コードネームU.N.C.L.E.』を上回った形だが、映画関係者からは「喫煙問題が宣伝になったからじゃないの?」という意地悪な声も聞かれる。</p>

人気シリーズついに完結! カットニスたちの運命は……『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』

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Photo Credit Murray Close/TM&(C)2015 LIONS GATE FILMS INC.ALL RIGHTS RESERVED.

 今週取り上げる最新映画は、世界同時公開されるメガヒットシリーズの完結編と、世界初のロボット演劇を映画化した意欲作。どちらも近未来の世界を舞台にしながら、革命の最終決戦をスペクタクル満載で描くハリウッド製アクション大作と、人間存在の内側を見つめる静かなタッチの邦画、好対照な2作品だ。

 『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』(11月20日公開)は、人気ヤングアダルト小説を原作にジェニファー・ローレンス主演で映画化した『ハンガー・ゲーム』(2012)シリーズの4作目となる完結編。独裁国家パネムに抵抗する反乱軍は、コイン首相らの思惑通り、カットニス(ローレンス)が革命の象徴となって勢力を増す。大勢の命を奪う戦争を終わらせるため、カットニスは冷酷な独裁者・スノー大統領の暗殺を決意し、ゲイル、ピータらとともに首都進攻を開始。だが、待ち受ける政府軍と無数の罠により、カットニスは一人また一人と仲間を失っていく。

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フジテレビ顔面蒼白! 三谷幸喜『ギャラクシー街道』酷評の裏に、小林聡美との離婚アリ!?

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parco-mitanikoki.comより

「製作のフジテレビ担当者は、本当に頭を抱えていますよ。先日も局で見かけたときは、顔面蒼白状態でしたね。三谷さんの作品はもともと賛否両論が多いのですが、今回は“否”ばかりが目立っている状況です」(フジ関係者)

 三谷幸喜監督の6作目となる映画『ギャラクシー街道』に、酷評の嵐が吹き荒れている。

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食人族にカルト狂団!! 阿鼻共感のイーライ・ロス祭り『グリーン・インフェルノ』『サクラメント』

<p> あまりにもおぞましい地獄絵図は、観る者の身の毛を逆立たせるだけでなく、同時にトラウマ級の感動も与えてくれる。超絶ゴーモン映画『ホステル』(05)で知られるイーライ・ロス監督の『ホステル2』(07)以来となる監督作『グリーン・インフェルノ』は、まさに極彩色の地獄エンターテイメント。自然保護を訴える意識高い系の大学生たちがジャングルに足を踏み入れ、言葉の通じない人喰い族に生きたまま手足を千切られて食べられてしまうという超ブラックな内容だ。悪趣味もここまで極まれば、お見事というしかない。さらに同日公開されるのが、イーライ監督が製作&共同脚本を手掛けた『サクラメント 死の楽園』。1978年に南米ガイアナで起きたカルト教団集団自死事件を再現したドキュメンタリー仕立ての作品で、教祖の指示によって信者914人が服毒死を遂げたというリアルな狂気にさぶいぼが立つ。イーライ監督がスカイプで寄せてくれたメッセージを交えながら、とんでも映画2本を紹介しよう。</p>

織田裕二が「余命6カ月」!? 映画『ボクの妻と結婚してください。』ハマらなすぎの主演を受けた切ない理由

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超元気そう

 俳優の織田裕二が、樋口卓治氏の小説を三宅喜重監督のメガホンで映画化する『ボクの妻と結婚してください。』に主演することが明らかになった。

 同作品は2014年に舞台化、15年にはNHKのBSプレミアムでドラマ化され、ともに主演をウッチャンナンチャンの内村光良が演じた。余命6カ月を宣告された主人公が、遺される家族を支える人を探すというヒューマンドラマである。

 織田は同作品に関し「ようやく自分のやるべき作品と役柄に出会うことができた」と熱っぽく語っている。だが、世間の反応はなんとも微妙なようで……。

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渡辺謙と同格!? “演技派”広末涼子がハワイ映画祭で「キャリア功労賞」受賞の違和感

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名女優?

 女優の広末涼子が、米ハワイ・ホノルルで開催中の『第35回ハワイ国際映画祭』で、「キャリア功労賞」を受賞した。役所広司や渡辺謙、海外ならサミュエル・L・ジャクソンなども同賞を受賞しており、日本人女優としては初の快挙ということになる。

 10代の頃から女優として活動してきたキャリアが評価されての今回の受賞ということだが、「それなら他にもいるのでは?」という意見も多く、役所広司や渡辺謙の隣に並べると、違和感を拭いきれないのは気のせいだろうか。

「日本人からすれば『ハワイ国際映画祭』自体の知名度がないですからね。『快挙なの?』というのが大方の印象ではないでしょうか。広末が出演した『おくりびと』(2008)が同映画祭で観客賞を受賞し、最終的にはアカデミー賞の外国語映画賞を獲得したことで、現地の人からはインパクトが大きかったということでしょう。正直、『おくりびと』の広末は、演技派の出演者の中で、目に見えて“棒演技”だったと思いますが……(笑)」(芸能記者)

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