「東アジアニュース」の記事一覧(18 / 147ページ)
2016年12月3日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 最新芸能ニュース, 東アジアニュース, 社会, 韓国]
イメージ画像(Thinkstockより)
崔順実ゲート事件に揺れる韓国だが、ある意味ではより深刻ともいえる騒動が起こっている。韓国の「建国年」について、モメにモメているのだ。
事の発端は、歴史教科書が「国定」になったこと。そして最も注目を集めたのが、韓国の建国年に関する記述だ。これまでの韓国の歴史教科書は、1948年を「大韓民国“政府”樹立」の年と表記して、建国の年とは区別してきた。しかし、11月28日に公開された国定歴史教科書の検討本は、1948年を「大韓民国樹立」と表記したのだ。
日本人の感覚では、いったい何をモメているのか疑問に思うかもしれないが、韓国では1919年を建国年と見る傾向が強い。1919年は上海に大韓民国臨時政府が樹立された年で、それこそが大韓民国の建国を意味するという理屈だ。
実際に、国定歴史教科書が「1948年建国」と定めたことに対する反発は強い。ネット民たちは「国定教科書はすべて破棄してしまえ!」「この内容が推進されれば、臨時政府を否定することになる。話にならない」「歴史を勝手に変えようとするな」「子どもたちが韓国に対する自負心をなくしてしまう」などと、不満をあらわにしている。
ちなみに歴史的に見れば、1919年当時は日韓併合時代であり、韓国という国は存在していない。「1948年建国」を決定した韓国教育部は、ソウル大学教授の言葉を借りながら「国家論に立脚して実質的に建国を認定するとすれば、領土、国民、主権の要件が満たされなければならない。しかし、1919年の臨時政府は、そのいずれも備えていない」と指摘している。至極まともな意見だろう。
歴史的に火を見るよりも明らかな「1948年建国」だが、なぜ「1919年建国」派は怒り狂っているのだろうか? 韓国で「進歩勢力」と呼ばれる彼らは、1919年を建国年と見なさなければ、反日独立運動の歴史も否定することになると訴えている。確かに、国家がない状態で国家を独立させる運動をしていたということであれば、何を独立させようとしているのかもわからない、意味不明の運動となってしまうわけだ。
振り返れば、朴大統領が今年8月15日の「光復節」演説で「今日は建国68周年を迎えた歴史的な日です」などと「1948年建国」を強調したときは、野党議員らが「大統領の歴史観には問題がある」などと強く反発していた。「1919年建国」を主張する教授は、「グローバルスタンダートで見た場合も、植民地から独立を宣言した日を建国と見るのが正しい。アメリカの建国記念日(1776年7月4日)も独立記念日だ」と付け加えている。
何よりもネット上では、「親日派が自分たちの正当性を求めて歴史を修正している」という指摘が尽きない。1948年に韓国が建国されたとなれば、それ以前の植民地時代、いくら親日的な活動をしていた人物たちも、自分の国がないのだから“売国奴”にはならないという話だ。
いずれせよ、国定の歴史教科書が「1948年建国」と定めたことで、国家の歴史が根底から揺らいでしまっている韓国。現在も「1919年建国」派が多いだけに、当分は事態が沈静化しそうにない。
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2016年12月3日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 中国, 最新芸能ニュース, 東アジアニュース, 社会]
<p> 工業製品からアニメ番組まで世界中からなんでもパクり、「辞書に“知的財産権”という言葉はない」といっても過言ではない中国。今度は堂々と芸術作品までパクったというから、もはやあきれる以外にない。</p>
<p> イギリスのメディアが報じたところによると、ロンドンの観光名所のひとつであるタワーブリッジの近くに「Timepiece」という芸術作品が置かれているのだが、それとうり二つなものが、上海中心部を流れる黄浦江の川辺の公園にあるのだという。<br />
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2016年12月2日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 動物虐待, 最新芸能ニュース, 東アジアニュース, 社会, 韓国]
イメージ画像(足成より)
福岡県北九州市のテーマパーク、スペースワールドは11月27日、スケートリンクで開催していた企画「アイススケート フリージングポート~氷の水族館~」を中止すると公式サイトで発表した。このスケートリンクの下には氷漬けにされた約5,000匹の魚が埋め込まれており、「悪趣味だ」「残酷すぎる」といったクレームが多数寄せられていた。
このニュースは韓国メディアでも早速取り上げられたのだが、ネット民は「日帝時代から変わらない……」「どこのド低能日本猿のアイデアだよ?」「やっぱり日本人には、骨の髄まで残酷性が染み付いている」などと、批判の声を上げている。
生命に対する冒涜ともとれる今回の騒動に怒り心頭の韓国人だが、動物に対する残酷さでは日本人を非難できる立場にない。
最近でも、全羅南道・麗水(チョルラナムド・ヨス)地域で、猫の連続殺害事件が起きているのだ。しかも、その殺害方法はさらしものとしか思えない残忍なもので、周辺住民たちの怒りも尋常ではない。最初に事件が発覚したのは10月26日。首と片足を木に縛られている猫の死体が発見された。第一発見者によると、死後硬直で目も口も閉じられない状態だったという。
それからたったひと月の間に、この地域では惨殺された猫の死体発見が相次いだ。動物愛護団体の通報を受けた韓国警察は現在、全力で調査に乗り出しているが、猫の死体はすべて監視カメラの死角に遺棄されていたこと、さらに、通報があった時点ですでに地域住人の手によって死体が埋葬されていたことから、捜査は困難を極めている。
一方、問題なのは連続猫殺害事件だけではない。よりタチが悪いのは、インターネット動画配信者たちによる、動物虐待放送だ。韓国版ニコニコ動画といわれる「アフリカTV」では、動物に虐待行為を行う配信者が後を絶たない。
こうした配信者たちは、運営元から厳重な注意を受けるが、これまで特別な制裁が加えられたケースはない。現在も、再生回数を稼ぐだけのために、多くの動物が危険にさらされているのだ。
抵抗できない動物に対する理不尽な虐待行為は、決して許されるものではない。早急な対策が求められる。
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2016年12月2日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 中国, 整形, 最新芸能ニュース, 東アジアニュース, 社会]
<p> 中国では、貧乳に悩んで豊胸手術を受ける女性が増えている。やや古いデータになるが、2012年の資料によると、豊胸手術を受ける女性の数は年間10万人にも及び、アメリカ、ブラジルに次いで世界第3位の豊胸整形大国になっているというのだ。</p>
<p>だが、そこはやはりチャイナクオリティ。本家本元の偽物グッズと同様、品質のほうはかなり劣るようだ。</p>
<p> 遼寧省大連市に住む王さんは、16年前に豊胸手術を受け、その後、なんの問題もなく過ごしていた。</p>
「これぞ、チャイナクオリティ……16年前に豊胸手術を受けた女性のおっぱいが腹部に移動!?」の続きを読む
2016年12月1日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, コラム, チャイナめった斬り, トランプ, 中国, 孫向文, 最新芸能ニュース, 東アジアニュース]
<p> こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。<br />
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11月25日、キューバの前国家評議会議長フィデル・カストロ氏が死去したニュースは、世界中に衝撃を与えました。</p>
<p> カストロ氏の死去を受け、世界中の指導者からメッセージが寄せられました。アメリカのオバマ大統領は「カストロ氏に追</p>
「“キューバ独立の父”は一面にすぎない!? カストロ死去から見る、共産主義国家のプロパガンダ」の続きを読む
2016年12月1日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 中国, 卓球, 台湾, 最新芸能ニュース, 東アジアニュース, 福原愛, 芸能]
愛ちゃんの「微博」アカウントには、連日のようにこんな熱々の写真が
最近は、本業の卓球よりも熱々の新婚生活ぶりが注目されている、愛ちゃんこと福原愛。中国語が堪能な愛ちゃんは中国でも大人気で、中国版Twitter「微博」のフォロワー数は、なんと269万人を超えている。
このところの愛ちゃんのツイートといえば、夫の江宏傑(ジャン・ホンジェ)との甘い新婚生活のことばかり。まぁ、新婚2カ月ということで、中国のファンたちもそれを温かく見守っている。
現在、江はヨーロッパの卓球リーグに参戦するため、ドイツに拠点を構えている。愛ちゃんもそこで一緒に暮らし、新婚生活を送っているのだが、11月29日深夜のツイートには、江がペンギンの帽子をかぶった写真とともに、こんな言葉が。
くだんのツイート(現在は削除)
「今日の旦那さん。ペンギンの帽子をかぶって、口愛嗎? ドイツは今日0度以下よ」
そのあまりの衝撃的な言葉に、中国ネット民たちが愕然とした。この「口愛」という言葉、日本人が見ても意味が想像できるだろう。そう、オーラスセックスのことを指すのだ。
「口愛……変な意味を想像しちゃうのは、私が汚れているからなの?」
「愛ちゃんが夫と口愛……想像したくない」
「愛ちゃんは日本人なんだから、口愛も普通のことなんだよ」
いくら新婚さんでも、夜の夫婦生活のことまでツイートしてしまうとはあまりにも大胆だが、実はこの「口愛」には、別の意味があった。
江の故郷である台湾では、中国の標準語以外に台湾語も話されているが、台湾語では「可愛(かわいい)」の発音「コーアイ」が標準語の「口愛」の発音「コウアイ」と似ているため、ネット用語などでよくこの「口愛」が“かわいい”の意味で使われているのだ。
つまり、少しずつ台湾語もマスターしつつある愛ちゃんは、夫の帽子姿が「かわいい?」とつぶやいただけだったというわけだ。ちなみに、この騒ぎに気づいたのか、くだんのツイートは現在、削除されている。
以前は東北部の田舎っぽい訛りの中国語で人気を集めた愛ちゃんだが、最近はすっかり台湾化しており、大陸のネット民たちは悔しい思いをしているに違いない。
(文=佐久間賢三)
「福原愛が衝撃ツイート! 夫・江宏傑とのラブラブ写真を添えて「フェラチオします」!?」の続きを読む
2016年12月1日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 政治, 最新芸能ニュース, 朴槿恵, 東アジアニュース, 韓国]
<p> 韓国の朴槿恵大統領が3回目となる国民に向けた談話を発表し、事実上の辞任を表明した。朴大統領が辞任や退陣について言及したのは初めてとなるものの、果たして本当に辞任するのかと疑いの目が向けられている。というのも、今回発表した談話は、具体性がまったく乏しいのだ。</p>
<p> 朴大統領は「大統領職の任期短縮を含めた進退問題を、国会の決定に任せる」とし、「与野党が論議して国政の混乱と空白を最小化し、安定的に政権を移譲する法案を作ってくれれば、その日程と法手続きに従って、大統領職から退く」と話した。つまりは、事態の収拾を国会に“丸投げ”し、あくまで法律に則って、ということになる。</p>
「辞任表明も、実際には辞めさせられない!? 厚顔無恥な朴槿恵大統領に「どこまでも汚い!」の声」の続きを読む
2016年11月30日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, ASKA, 最新芸能ニュース, 東アジアニュース, 芸能, 覚せい剤, 韓国]
『僕にできること いま歌うシリーズ』(ユニバーサル シグマ)
「2000年。韓国でライブをやることになった。突然、韓国政府から招待されたのだ。日韓の音楽の架け橋になるアーティストをずっと探していたのだと言う。韓国側の関係者は、数年に渡り日本のいろんなミュージシャンのライブに足を運んでいた。私たちに白羽の矢が立ったのは、福岡のCOUNTDOWN LIVEだった。私たちは韓国政府に招かれ、大統領官邸『青瓦台』で大統領令夫人と会うことになる」
これは28日に再逮捕された歌手のASKA(本名・宮崎重明)容疑者が、今年1月に公開したブログ「700番」でつづった一文だ。全20章からなる「700番」の第5章は「韓国ライブ」とのタイトルがつけられており、00年8月26・27日の韓国ライブに至るまでの経緯や、プロモーションの難しさ、韓国中央情報部(KCIA/当時)の監視、またライブが大成功に終わったことなどが書かれていた。文章を読む限り、そしてYouTubeにアップされている、感極まって「On Your Mark」を歌えないASKAの姿(https://www.youtube.com/watch?v=jTv_nZR5138)を見ても、彼にとってこのライブは、アーティスト人生におけるハイライト的な出来事だったといっていいだろう。
何より、ASKAにとってだけでなく、韓国にとっても歴史に残る一大イベントだった。というのも、韓国では当時、日本の大衆文化が全面的に開放されておらず、日本のアーティストとして韓国で公演したのはCHAGE&ASKAが初だったのだ。まさに、韓国の音楽史にも残る功績を築いているわけだが、そんなASKAの再逮捕を韓国メディアも報じている。
「日本の人気デュオ“CHAGE&ASKA”のASKA、また覚せい剤取締法違反」と報じたのは「NEWS1」だ。「日本最高の男性デュオに選ばれるCHAGE&ASKAのASKAが、覚せい剤取締法違反の容疑で再び警察の捜査を受けると現地メディアが報道した」と始まる同記事は、ASKA再逮捕の事実とともに、彼がブログで「陽性反応は100%ない」などと否認したことについても詳細に触れている。
また、「XPORTSNEWS」は「日本の国民的歌手ASKA、2回目の覚せい剤容疑の“衝撃”…本人は否定」と見出しを打ち、「日本の歌手ASKAが覚せい剤取締法違反の嫌疑をかけられているが、本人はこれを否定しており、波紋が予想される」と伝えた。
「日本最高」「国民的歌手」といった修飾語がASKAの大物感を伝えているわけだが、どちらの記事も、2000年の韓国ライブについては不自然なほど触れていない。
もしかしたら、韓国政府が招待した歌手が覚せい剤で逮捕されたという“黒歴史”を隠したかったのかもしれないが、そもそも記事を書いた記者があの韓国ライブを知らなかったという可能性も否定できない。というのも、とある30代の韓国人女性は、「ASKAという歌手は知らないし、聞いたこともない。たぶん周りで知っている人は、ほとんどいない」と話す。韓国では、ほぼ知名度がないのが現実のようだ。
実際、再逮捕を報じる記事には、「パッと見、薬物をやっていそうな顔だ」「『アンセンギョヨ』(バラエティ番組の人気コーナー)の芸人だと思った」などというコメントくらいしか書き込まれていない。
「このライブには口にできない秘話がある。これは我々が活動を引退した時に話すこととしよう」――冒頭のASKAが書いた「韓国ライブ」の章は、こう締めくくられる。意味深だが、この話が明かされる日は来るのだろうか?
「ASKAがつづっていた、“日本人初”韓国ライブへの想い――再逮捕に、かの国には?」の続きを読む
2016年11月30日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, エロ, 中国, 最新芸能ニュース, 東アジアニュース]
一人の少女が、どれだけのコーヒー豆の皮をむけるのだろうか?
ベトナムやラオス、ミャンマーと国境を接している中国雲南省は、コーヒー豆の産地としても知られている。生産を始めてからまだ100年ほどで、生産量もそれほど多くないものの、世界的なコーヒーチェーン、スターバックスが生産拠点を持つなど、コーヒー業界では注目を集めている地域である。
そこで最近、ファーストキスの感覚が味わえると話題になっているコーヒー豆がある。その名も「初吻珈琲」、つまりは「ファーストキス・コーヒー」である。
木から摘み取ったコーヒー豆の皮を、少女が一つずつ口でむいたもので、それを焙煎して粉にしたコーヒーは、また格別な味がするのだという。そこで現地の人たちが「初吻珈琲」と命名したとか。
きっとこれは撮影用。絶対にこんな格好でコーヒー豆を摘んでいないはず
言い伝えによると、100年ほど前、一人の少女がケガ人を癒やすために山に登ってコーヒーの豆を摘み取り、自分の口で豆の皮をむいてコーヒーをいれ、それを飲ませたところ、たちまち回復したのだという。その製法が今に伝わり、あちこちのコーヒー農園で作られ、客人をもてなす際に出しているという。
一方、ネット民たちは懐疑的な目でこのコーヒー豆を見ているようだ。
「本当はオッサンが口でむいているに違いない」
「少女が口でむいているっていっても、本当に彼女たちのファーストキスなのか? 証明できなかったら、虚偽広告だぞ」
「どこかの国では、猫のフンに混じった豆で作ってたよな。それよりはマシかも」
食品不信広がる中国のこと。どうせなら、コーヒー豆を口でむいた少女の顔写真付きで売り出すべきかもしれない。ただし、それが本物かどうかはわからないが……。
(文=佐久間賢三)
「マニア垂涎!? 中国人少女がお口でむいた「ファーストキス・コーヒー」が話題沸騰中!」の続きを読む
2016年11月30日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 宗教, 最新芸能ニュース, 東アジアニュース, 河鐘基, 社会, 韓国]
SBSより
10月20日、カンボジアのシェムリアップで活動していた60代の韓国人牧師が、数年にわたり少女8人に性的暴行を加えていた疑いで逮捕された。被害者は牧師の教会で寝泊まりしていた少女たちで、事件当時、7歳だった子もおり、韓国社会に衝撃が走った。
カンボジア警察は、「少女たちは非常に幼く、牧師の罪は重い」とコメント。一方、牧師は「私は何もしていない」と容疑を否認、無実を訴えている。
事件について韓国メディアが独自取材を行ったところ、牧師は逮捕直後、一度は容疑を認めたという。その時の状況について、「『私は子どもたちに自転車を買い与え、家族に経済支援を約束した。子どもたちにはハグしかしていない』と話したのだが、『通訳は警察に、ただ“ヤッた”とだけ伝えた』」としている。この“自白”後、取り調べは淡々と進み、調書へのサインが済むと、容疑を認めたことになってしまったというのだ。
また牧師は、「少女たちが自分から財産を奪い取るために、事件を捏造した」とも主張している。カンボジアでは、外国人が土地を購入することができないので、彼は少女たちの名義で土地を買って教会を建てていた。そのため、牧師が刑務所に入れば、その土地は少女たちのものになる。牧師の財産は約1億ウォン(約1,000万円)で、平均月給が20万ウォン(約2万円)程度のカンボジアでは、かなりの大金だ。
一方で、被害を受けたという少女たちの証言は、多くの点で一致していた。例えば、「マッサージをしてくれ」と牧師に呼ばれた後、性的暴行を受けたこと、金を渡され、沈黙を強いられたことなどだ。また、少女たちの証言には、具体的かつ微妙な特徴もあった。専門家は、「口裏を合わせる場合、具体的な被害の特徴まで一致することは、あまりない」と証言の正当性を主張。さらに取材班は、牧師が過去にフィリピンでも未成年者に対する性的暴行で告発されたことがあるという事実を突き止めた。しかし、犯行を裏付ける物的証拠がなく、「事件は迷宮入り」としている。
韓国ではここ数年、たびたび宗教家による信者へのわいせつ行為が問題になっているが、海外でも彼らが悪行の限りを尽くしているのならば、一刻も早く一掃されるべきだろう。
(取材・文=河鐘基)
「今度はカンボジアで少女8人に性的暴行か? 韓国人宗教家によるわいせつ行為が止まらない!」の続きを読む